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非道中学校  作者: 月野 ひかり
14/26

異動

二年生が終わる頃に数名の教師が異動する事が決まる。

体罰顧問

犯人扱い教師

卓球部顧問女性

学年主任


全て一連の非道行為に関わった教師達。


こちらは学校に行けない状態であるから

異動で清々するのは教師達の方だ…。


本人に謝罪もないまま…

自分の非道な行為を認め改める事なく居なくなるのか。


余計に許せない気持ちが沸き上がってきた。


犯人扱いから…半年間心を閉ざしてしまい

詳しい内容をやっとの事で把握出来た!

つくづく非道さが感情にのし掛かる。


異動3ヶ月前に一連の学校の不祥事を時系列に纏め

体罰教師と犯人扱い教師に各々渡し話し合いを設定した。

内容の中に謝罪文を要求した。

直接会うことが困難な事と事実を認めた文書を残す為だ。


本人は…とてもじゃないが参加出来る状態ではないので

母親と祖父とで挑んだ。


校長

教頭

体罰教師

犯人扱い教師


6人が校長室に集まった。

祖父が初めて居る事に恐縮し二人の非道教師は…

祖父にばかり顔色をうかがいペコペコし母親の方は見ない。

犯人扱い教師は…3時間もの話し合いの中で

母親に目を向けたのは数回程度だった。


話し合いの最初に二人の教師は謝罪文を出し頭を下げた。

謝罪文は最後に貰う事にし、話を始めた。


ふと、犯人扱い教師の謝罪文の封筒が

かなりの厚みがある事に気付いた。

謝罪文にまさかの言い訳が長々と書いてあるのではないか?

ピンと来て。頭によぎる。

まぁ、後で分かるだろう。



先ずは体罰の話から…此方の作った資料にそって話を…

あれ?

二人の教師は、資料を…渡したはずの資料を持ってない。


二人で事前に相談でもして合わせてそうしたのだろう。

馬鹿にしてる…


構わず持参した時系列資料から話をしていき

体罰教師は…内容に間違いがない事を認めた。

しかし、ここからお得意の言い訳が出てきた。


「体罰は認めます!本人にも直接謝罪はしました」

「しかし、部活の活動において無断で休んだり本人にも全く非がなかった訳ではない事は分かって下さい!」


どうすれば教師の立場で生徒に暴力をした事の重大さが分かってもらえるのか?


余りの理不尽さに言葉も見つからない。


こんなのが教育者だなんて…世の中終わってる。


体罰後の話し合い時に…

本人が安心して学校生活が過ごせる様にお願いした。

これは、体罰教師だけに向けたものではない。

学校全体にクラス担任・吹奏楽部顧問にも向けたものだ。

この時に…「わかりました!」と約束したはず。


どんな理解で「わかりました!」と言ったのか?

暴力をしない環境だと思っていたのか?

それは当たり前の事であり…そんな事をお願いしたのではない。

この様な暴力を行った後の周りに理解が得られ

精神的に安心し本人が意欲を持って活動出来る様に…

という意味なのだが…

理解してもらえなかった様だ。



このあと、犯人扱いについての吹奏楽部の話に移るが

その間…自分には関係のない話だといった態度で

下を向き…ウトウトと眠そうにしていた。





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