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第七十一の話 五大天使親衛隊現る!

大層なサブタイの割に内容はそんな大したことないですよ?


〜龍二視点〜



「【ズズズズズズ〜】お代わりレッツラゴー。」

「リュウジさん、もうそれで何杯目ですか・・・。」

「軽く百は超えたわね・・・。」


ただ今食堂にて昼飯のラーメンを食っておりま。授業終わってすぐに食堂へと駆けつけたから普通に席に座れちゃってるぜ♪


・・・そういや朝のHR中に恭田が何か退院長引いたとか神楽さん言ってたな。面会謝絶だって言ってたし。何故だ?


「はいお待ちどう様龍二くん。」

「サンキュ。」


・・・まぁ気ニシナーイってことで、ラーメンをおばちゃんから受け取った。何故か並んでいた奴ら皆して俺に道を譲ってくれた。親切な奴らだ。


「ただいま〜っと。」

「よく食うなお前。」


席に戻ったら雅に言われた。


現在、共にメシを食っているのは俺、雅、久実、香苗、花鈴、アルス、クルルのメンバー。フィフィは俺の胸ポケットに。つーか俺以外全員食い終えてるし。


「そんなに食べて太らないの?」


竜田揚げ定食を食ってたお前に言われたくはない香苗。


「まぁ俺は基礎代謝はいいって言われてるがな?」

「それを女性であるあたし達の前で言うか?」

「言う。」

「即答!?」


女性だからなんだ久実。


「・・・つーかアンタよくそんな金があるわね。」

「大丈夫だ。一部はお前の金だ花鈴。」

「そ。なら安心ねってふざけんなあああああああ!!!!」


ガタン!っと音をたてて立ち上がる花鈴。最近ノリツッコミがブームなんだろうか?


「あ、あ、アンタ何してくれてんのおおおおおおお!!??」

「気ニシナーイ。」

「果てしなく気にしろおおおおおおお!!!!」

「か、カリンさん落ち着いて!」

「もち付いて!!」

「クルルうまい。」

「え、そお?・・・エヘ♪」

「和むなおもんないわあああああ!!!」

「こらー!食堂で暴れるなんて生徒会長として許さないわよー!」

「黙っとけサボり会長。」

「うぇーんリュウちゃんがいじめるー!」

「泣くな香苗!」

「何だこのグダグダは・・・。」


食堂は一気にほんわかした(!?)雰囲気となった。


ただそん中で、周りの連中の一部の奴らから刺すような視線が送られてる気がしたんだが気のせい?






〜屋上〜



さて、メシも食ったし、アルス達は香苗に捕まってるしっと。


「寝よ。」


【ゴロン】


ん〜・・・屋上で大の字に寝っ転がるのは最高じゃ〜。


しかも今日はちゃっかりMy枕を持参。ゆったり寝ようそうしよう。この静かな、そして風が森の香りを運んでくるこの平和な空間で・・・


俺詩的なこと言わなかったか?気のせいか。


「・・・んみゅ〜・・・。」


あ〜眠・・・・・・・・。












【ズガアアアアン!!!】


『荒木龍二いいいいいいい!!!』


・・・ん?


何かでかい音&呼ばれた気がして薄目で扉の方を見てみたら、何か結構な人数の男子がゾロゾロと屋上へと入ってきた。


「我々は・・・」

「我が学園の天使達を貴様の魔の手から救い出す為に誕生した・・・」




五大天使ごだいてんし親衛隊!!!!』




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「フフフ、怯えて声も出ないか。」

「無理もないだろう。何せ我々は斉藤様、立花様、高橋様、アルス様、クルル様五大天使のファンクラブ直属親衛隊連合軍なのだからな!!」

「今まで姿を隠していたのは、チャンスを窺っていたからなのだ!!」

「今日こそは貴様の手からあの方々を救い出してみせる!!」

「この数にはさすがの貴様を驚いただろう!!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「まぁ待てお前ら。ここは一応こいつに最後の言葉ぐらいは言わせてやろうではないか・・・さぁ、荒木龍二よ。今土下座して詫びるなら楽に消してやろう。それとも何か言い残すことはないか?」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・











「・・・スピー。」

(―w―)・;



『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』



「スュー・・・。」

(―w―)・;





『・・・・・・寝てんじゃねええええええええええええええええええええ!!!!(泣)』



【ババババッ!!】←一斉に襲い掛かる親衛隊







〜十分後〜



「・・・んむぅ。」


あ〜よう寝た・・・変な連中が飛び掛ってくる夢見ちまったぜ。せめて見るならラーメン伝説の夢見せろってんだ。








っておりょ?何か床に血みたいなのが広がってんな。


・・・・・・・・・?


「・・・まぁいいか。」


さて、そろそろ昼休みも終わるし、教室戻るか。



一瞬フェンスが変な風に凹んでいたのが見えたが気ニシナーイ。





〜教室〜



「ただいまー。」

「おっかえりー!」

【ベシャ】


家じゃねえっつーのに飛び掛ってきたクルルをいつも通り叩き落とす。


「リュウジさんおかえりなさい。」

「おかえりー。」

「お前また昼寝してきたのか?」

「おうよ。」

「飽きないわね〜。」

「まぁリュウちゃんらしいって言ったらリュウちゃんらしいよね。」

「だな。」

『あはははははは♪』



・・・笑い合いながらふと思った。







寝ながら何か殴ったような気がするんだけどなぁ・・・



気のせいか。









夜、ニュースで天高の男子生徒数十名が何故かお台場で重傷の状態で発見されたというのを龍二達は知ることとなる。


ま、知ったところでどないせえっちゅうんじゃって感じだったが。 byライター


言い忘れてましたが、香苗、久美、花鈴、アルス、クルルの五名は学校の中で五大天使と呼称されてます。

雅はまぁ・・・プリンスってとこですかね?

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