第二十四の話 勇者の底力
これはまぁ、感想コメントとかでえらい目に合わされたアルス救斉物語だと思ってください。
〜????視点〜
「そういやさぁ。」
「はい?」
昼食後、龍二達はリビングでのんべんだらりと満腹の余韻に浸っている時、龍二がふと思いついたような感じで言った。
「アルスって勇者だよな?」
「はい、そうですけど?」
「・・・。」
「どしたのリュウくん?」
考え込むように腕を組んだ龍二の顔を覗き込むクルル。一般男子ならK.Oなその愛くるしい上目遣いは龍二にとっては屁のカッパ。
「いやさぁ、思ったんだけどよ・・・。」
「うん。」
「お前さ、勇者っていう印象薄くね?」
「「「・・・・・・・・・・。」」」
いや〜んな沈黙が辺りを包み込む。
「・・・えっと・・・どうゆう意味ですか?」
「そのまんまの意味だが?」
「いえいえ、意味がよく・・・。」
「うん、まぁ平たく言えば勇者らしくないってこと。」
ストレートに投げました龍二の問題発言!アルスはどう反応するかぁ!?
「・・・えっと・・・それは・・・その・・・。」
バッターアウトー!いやぁ見事なストレートでしたねぇ。アルス選手反応できないくらいでしたねぇ(野球中継風にお送りいたしました♪)。
「そ・・・そんなこと無いです!絶対に!」
ムキになったアルスは思わず座った状態から身を乗り出す。
「いやでもさ、現実って厳しいぜ?」
「?どういう意味ですか?」
「まぁそれはこれから出てくる奴が話すさ。」
「へ?誰?」
疑問符を出すフィフィ。ついでに言うとテーブルの上で饅頭抱えたような感じで食ってます。微笑ましいですね。
「つーわけでぇ・・・お〜い。」
【ピシャン】←襖開けた音(先日修理しました)
呼んだ?
「「「誰!?」」」
三人娘が同時に叫ぶ。そりゃそうだよな。いきなり顔見たことない奴が和室から出てくれば軽くっつーかかなり不法侵入だよな。
「・・・あれ?あなたもしかして「世界の法則!!」はい?」
【ガシャアアアン!!】
「いったああああああ!?」
アルスの頭からタライを落とす。因みに金属製。
「よう。まぁとりあえず座れよ。」
お、サンキュ。
「ち、ちょっとリュウジ?誰よこいつ?」
「か、完璧黒い・・・。」
あ、俺の見た目はまぁ黒子みたいって言えばわかるかな?
「紹介する。こいつは・・・まぁ仮に『ライター』っていうとしよう。」
よろしく。
「?ライター?」
復活したアルスが聞く。
「あ、ついでにこいつ神な。」
「え、紙?」
世界の法則!!
【ガシャアアアン!!】
「みぎゃあああ!?」
クルル、古典的なボケは命取りだぞ。
「神様の方だ。」
龍二、お前はよくわかってる。
「まぁ紙みたいに薄っぺらいけどな色々。」
・・・やっぱわかってねぇだろオメェ。
「え、えぇっと・・・あの、もしかしてあなた作「世界の法則!!」また!?」
【ガシャアアアン!!】
「ピギュッ!?」
ペンギンかテメェ。
「いたたた・・・そ、それでライターさんがどうしてここに?」
まぁ、こいつとは会ったことあるしな。いろんなとこで。
「おお、お前さんの事で話があるってよ。」
「ボク?」
イエス。
え〜今日の感想・評価でのコメントにてありましたとあるお方の感想欄にて。
「は、はぁ。」
・・・お前勇者だって向こうわかってたのに爆弾的な物食らったろ。
「・・・。」
そんでその後返信コメントでお前龍二に踏まれてたよな?
「え、えぇ・・・まぁ。」
そんで別の感想とかあったけどよ・・・そこに出てきた人、すげぇぞ?勇者で不死身だぞ?そんでもって世界滅ぼしたことあるらしいぞ?
「・・・。」
まぁ世界滅ぼすのはよくないけどさ・・・お前って勇者としての特徴何もない気がすると思うんだよね俺としては。
「あの、ひどくないですか?」
まぁ一部の人からは人気はあるようなんだけどなぁ。
「・・・慰めになってるようななってないような・・・。」
「ね、ねぇリュウジ?何の話かまったくわかんないんだけど?」
「まぁお前らもそのうちわかる。」
正論だ龍二。
「・・・ちょっと泣きたいです。」
・・・で、だ。今回は感想・評価二十件突破特別企画っつーことで!
「はい?」
アルスはホントに強いか、確かめよ〜!
「え?あの、え?」
「何?感想・評価って?」
「二十件突破?」
「気ニシナ〜イ。」
状況が飲み込めてない三人娘はほっといて、いざレッツラゴー!
「まぁとりあえず付いてこうや。」
「は、はぁ・・・。」
「でも何かおもしろそ〜♪」
「・・・変な問題増えないよね?」
増えへん増えへん♪
〜で、場所変わってグラウンド〜
小説の特権を利用してさっさと移動を完了させました♪
「それ言ったらダメなんじゃ・・・。」
「大丈夫だって。皆やってら。」
「皆?」
「小説って何のこと?」
だから気にするな。そのうちわかる。
さて、アルスこれを持て。
「あれ、これ・・・。」
そ。最近出番が無かったお前の剣。
「・・・何で持ってんですか。」
家から出る時持ってきた。
「い、いつの間に・・・。」
まぁ細かいことは気にするな。
さて、これからお前はちょっとした試験をやってもらう。
「試験?」
簡単簡単。これから俺はモンスターを出す。それをお前が普通に倒せばいい。そんだけ。
「どんだけ〜。」
黙っとけ龍二。
さて、と。早速だが、準備はいいか?
「え、えっと・・・よくわかんないですけど、ハイ。」
よし、じゃ早速・・・。
はいドロンパ。
「何その呪文!?」
アルス、ツッコミのスキルは段々高くなってきてるけどなぁ。
【ボォン!!】
グラウンドの中央に煙が湧き上がる。徐々に煙が晴れていき・・・
『グゥルルルルルルル・・・・。』
「「「・・・・・・・・。」」」
何と、出てきたのは体がダンプカー並にでかい真っ赤っかなドラゴン♪
「「「・・・・・・・・は?」」」
あまりのことでその一言しか発せない三人娘。
龍二は鼻をほじりながらドラゴンを眺めている。おい。
『グゥルアアアアアアアアアアア!!!!!』
おお。さすがドラゴン、ナイスな咆哮♪
「え・・・っと。」
「あれって・・・。」
「うん・・・ファイアドラゴン?」
はい説明します。
ファイアドラゴン。アルス達の世界に生息するドラゴン種の中でも中級のレベル。中級とは言え、RPGで言うとラスボスがいるダンジョンの序盤辺りに巣食うくらいのレベルっつー感じで、まぁぶっちゃけかなり強いのだ。因みにドラゴン種は全モンスターの中では知性が高く最強と謳われている。
まぁ性格は名は体を現すって言った感じで凶暴。火属性の体を持っている。当然弱いのは水。あ、ドラゴン特有のでっかい翼があるのもお忘れなく。
はい説明終わり。
「軽くないですか!?」
うん、軽いよ?
「あっさり言わないでください!これボク一人で!?」
簡単だろ?魔王城まで辿り着いたくらいのレベルなんだから。
「ま、まぁそうですけど・・・いくらなんでもドラゴンってきゃああああ!!??」
【ゴオオオオオオ!!】
いきなり火を吹いてきたドラゴン。とっさに避ける俺達。アルスは横へと側転して避ける。
つーわけで、レディ!ゴー!!
「え、ちょっと!?」
『ゴアアアアアアアアア!!!』
「!〜〜〜〜〜〜わかりました!やりますよ!!」
【シャリン】
幾分かムキになりつつも鞘から剣を抜いて構えるアルス。何だ結構様になってるじゃん。
あ、実況俺ことライターでよろしくお願いします。
『ゴアアア!!』
「はっ!」
ドラゴンから繰り出される前足の鉤爪攻撃を剣で弾くアルス。続けて左からの第二波も弾き、カウンターで突きを繰り出す。ドラゴンの弱点はやわらかい腹。背中とかは鱗でビッシリと覆われているため、傷つけられません。
【シュ!】
『!?ゴアアア!!』
ドラゴンにとっては運よく掠った程度で済んだが、それでもキズついたに変わりはない。痛みで思わず咆哮を上げた。
「よっ!」
【ズドン!】
反撃を恐れて、バック転をしながら大きく距離をとるアルス。間一髪、先ほどいた場所がドラゴンの後ろ足による踏み付け攻撃によって大きく窪んだ。すかさず体勢を直し、剣の刃を横向きにして仁王立ちする。
『氷よ、かの者を貫け!』
【ヒィン シュシュシュシュシュ!】
ドラゴンの周囲に鋭いツララが数個発生し、ドラゴン目掛けて飛んでゆく。氷属性の魔法は火属性には効果が薄いはずなんだけど?
【ジュウウウウウ ザバアアアア!】
『グギャアアアアアアアア!?』
あ、なるほどね。ファイアドラゴンって怒った時に体の周囲に膨大な熱を短時間発生させるんだっけ。ツララは直接ドラゴンに向かわず、その頭上目掛けて飛んでったわけで、当然氷は解けて火に強い水になり、雨の如くドラゴンに降り注ぐ。知能が高いドラゴンは、自分に効果が薄い魔法だと思って高を括ってたらしいが、それが急に水になるもんだから無防備だったわけよ。う〜ん、そこまで考えてたんだなアルスは。
『グルアアアア!!』
【ドン!ドン!ドン!】
怒ったドラゴンは今度は口から三つの火球を飛ばす。一つ目はしゃがんで回避し、二つ目は前転回避。
「はあ!」
【ザン!】
三つ目は膝をついたまま気合と共に薙ぎ払う。そのまま素早くドラゴンの懐に潜り込む。
「せい!」
【ドガ!】
「せや!」
【バキ!】
「てぃりゃあああ!!」
【ズガン!】
不意を突いた隙に、ドラゴンの急所、つまり腹に素早いかつ、強烈な右アッパーから左ストレート、最後に飛び上がりながらの蹴りを繰り出す。剣よりも格闘技を使うのに最適な距離だったための判断だが、効果はあったようで蹴りを食らって大きくよろめくドラゴン。見た感じ苦しそうだ。
『グルルルルル!』
「すぅぅぅ・・・はぁぁぁ・・・。」
呻くドラゴンに対し、剣を構えて大きく息を吸って大きく吐くアルス。これで気合を高める。
「か、かっこい〜!アルスかっこい〜!」
「行け〜!アルス〜!」
「頑張れよ〜。」
危険じゃない範囲まで離れた傍観者達はそれぞれ声援を送る。え?俺の位置?それはご想像で。
『グガアアアアアアアア!!』
「そりゃああああああ!!」
剣を振り上げて駆け出すアルス。迎え撃つため、息を吸うドラゴン。
だが、ドラゴンが火を吹く前にアルスは高く跳躍。アルスの真下に火が通り過ぎる。
「はあああ!!」
気合と共に剣を振り下ろすアルス。先ほども述べた通り、ドラゴンの鱗は硬いが・・・。
【ザシュ!】
『!?ガアアアアアア!!!』
それを無視するかのようにドラゴンの背中に深く突き刺さるアルスの剣。
説明しておくと、アルスの剣は俗に言う伝説の剣であり、ドラゴンの鱗ですら単なる紙っぺらのようになってしまう。
「てりゃああああ!!」
【ザシュウウウ!!】
そして勢い良く振り上げるように剣を引き抜くアルス。当然、相手にとってはかなりの痛手。
『グギャアアアアアアアアア!!』
痛みで激しく暴れるドラゴン。剣を引き抜くと同時に高くジャンプして地面へと華麗に降り立つアルス。
体の至る所を傷つけられ、満身創痍な状態のドラゴン。対するアルスは鉤爪攻撃による頬の掠りキズだけである。
息も絶え絶えなドラゴン。アルスはおもむろに剣を眼前に掲げ、目を閉じる。
『我が聖剣ライトブリンガーに宿りし神々の力よ。今その力を解き放ち、邪なる者を討つための聖なる加護の力を我に与え給え・・・。』
小さな声で呪文らしきものを唱えると、剣改めライトブリンガーが淡く輝きだす。
『リスティル・オム(光よ)!!!』
大きく叫び、剣を高く天に向けて突き上げる。すると剣が眩い光を放ち、ドラゴン並の長さを持つ巨大な光り輝く剣へと姿を変えた。
その光は、まさに神々による光の加護の如く強大な物。
そして刃を返し、大きく振りかぶる。
「でいやあああああああああああああああああああああ!!!!!」
今までで一番大きな声と共に、巨大化したライトブリンガーをドラゴンに向けて叩きつける!
【ズドオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!】
『グゲアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!』
巨大な閃光が目をくらまし、耳をつんざかんとばかりのドラゴンの咆哮と爆風が辺りを覆う。
「きゃあ!?」
「ぴぇ!?」
「おっと。」
クルルは眩しさのあまり腕で顔を抑え、フィフィが爆風で飛ばされそうになり、それをうまいことキャッチする龍二。
やがて光が止み、爆風も収まった頃。
視界が今度は砂煙で遮られ、辺りがよく見えない。
さらに時間が経つと、剣を鞘に収めようとしてるアルスがグラウンドの中央で視認できた。因みに剣は元のサイズに戻っている。
【チン】
剣を収め、ゆっくりと龍二達の方へ振り向くアルス。フィフィとアルスは呆然とし、龍二は【ヒュー】と口笛を吹く。
「・・・倒しました。」
そしてその少年のような綺麗な顔が微笑むと、フィフィは龍二の手から離れて一直線にアルスの元へと向かった。
「アルスー!」
そしてアルスの眼前に来て止まると、親指を突き立ててニカっと笑った。
「やったね!」
「へへ・・・。」
照れくさそうに頭をかくアルス。やがて駆け寄ってきたクルルもアルスに抱きつく。
「アルス〜!すっごくかっこよかったよ〜!」
「う、うわぁ!ちょっと!?」
顔を赤くしながら慌てるアルス。
「よ〜。かなりかっこよかったじゃねぇの?」
「り、リュウジさんまで・・・。」
龍二に言われて、さらに顔を真っ赤に染めたまま視線を逸らすかのように俯くアルス。先ほどまで戦場だったグラウンドは、和やかな空気に包まれた・・・。
『グルルルルルルルルルルル・・・・・・。』
「「「「・・・・・は?」」」」
・・・と思ったんだけど・・・何かすぐ傍からすっごい低い唸り声が聞こえてきた。
「「「「・・・・・・・・。」」」」
恐る恐る四人が唸り声の方を向くと・・・
砂煙が晴れて、はっきりと確認できるようになった無傷のファイアドラゴンさんが起き上がっておりました♪
「「「「うええええええええええええええ!!???」」」」
はっはっは、いい雰囲気台無しだね♪
「ちょ、ちょっと!?ボクさっき倒したよね!?しかも最強の技も使ったのに!?って今までボクがつけたキズ無くなってるじゃない!!」
あ〜、そういや言い忘れてたわ。
「へ?」
そいつね、今回のためにどっかのRPGのラスボスより生命力高くしといたから♪
「「「はああああああああ!!!???」」」
いやいや声でかいよ君達?
「じゃ何!?あれ不死身!?」
いや、首やれば生命活動停止するけど?
「「「先に言ええええええええええ!!!」」」
いやだから声でかいって・・・あ。
「「「え?」」」
あ〜、思いっきり俺達踏み潰す気だね〜。
・・・ってヤッベェ!!
「「「きゃあああああああ!!???」」」
思わず防御体勢に入る俺達。うっわ〜自分で考え付いた企画に俺、ジ・エンド!?
【ズドゴスバゴンドオオオオオオオオオオオン!!!!】
・・・・・・・・・・・・・・・・あ?何今の効果音?踏み潰すだけでこの音って?
「「「・・・・・・・・?」」」
いつまで経っても攻撃が来ないから疑問に思った三人娘も恐る恐るドラゴンの方を見てみると、何でか砂煙がたってる・・・。
で、煙が晴れると・・・。
「「「「・・・。」」」」←俺含む
龍二が・・・ドラゴンの頭踏みつけてました。
しかも何かドラゴン頭埋まっちゃってるし。
ついでに痙攣してるし。
「お〜い、こいつ倒したぞ〜。」
何とも思ってない様子で言いながらダルそうに髪をかき上げる龍二。
えっと・・・。
「な、何・・・何なの?」
「ふぇぇぇ?」
「え・・・・・・・っと・・・。」
俺含めた四人揃って全員目が点。何が起こったのか当然“?”である。
あ、そうだ。ここにスロービデオがあるからその瞬間をちょっと見てみよう。
〜再生〜
俺らが今にも踏み潰されようとしている。
っと、ここで龍二が画面に入ってきた。因みに俺達もうギリギリ。
一瞬にしてドラゴンの腹に蹴り上げを打ち込む龍二。
【ズド!!】←一個目の効果音
衝撃で吹っ飛ぶドラゴン。
宙高く浮いたドラゴンを追うように飛び上がる龍二。
そしてドラゴンに追いつくと、体を前方に宙返りさせる。
【ゴス!!】←二個目の効果音
空中回転踵落としが決まり、地面へと落とされるドラゴン。
【バゴン!!】←三個目の効果音
で、見事に地面へと叩きつけられたドラゴン。
空中で龍二は両足を揃えてドラゴンの頭にロックオン。
そしてそのまま時速百キロの落下スピード最高でドラゴンの頭へと落下。
【ドオオオオオオオオオオオン!!!!】←最後の効果音
で、見事に追い討ち成功。ドラゴン頭埋まる。
〜再生終了〜
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
・・・。
「?どしたぁ?」
いえ・・・何でもないです。
「・・・。」
【ゴ〜ン・・・・・・・】
「!?きゃあ!アルスぅ!?」
「く、暗い!暗いよアルス!?」
うおあ!?アルスの周りだけ何か黒いぞオイ!?
「あ?アルスがどしたよ?」
いや、見りゃわかるだろ!?
「?・・・あ〜こりゃ黒いな。」
いやせめて何かマシなこと言えよ!?
「じゃ真っ黒?」
余計悪いわああああああああああ!!!!
〜その晩〜
「「「「・・・。」」」」←俺含む
【グツグツグツグツグツ・・・】
「ハフハフハフ・・・うんめぇなこの肉。」
「「「「・・・。」」」」←しつこいようですが、俺含む
【グツグツグツグツグツ・・・】
「?どしたぁ?食わないのか?」
「「「・・・いえ、少し遠慮しておきます。」」」
同じく・・・。
「え〜?この肉うめぇのに。」
いや、だってねぇ・・・。
倒した『ドラゴンの肉』使って『鍋』ってあんた・・・。
「じゃ、アタシも食べちゃおっと♪」
「おう、食え食え。いっぱいあるから。」
お隣さんの花鈴も誘って世にも珍しい鍋料理をパクつく龍二・・・。
やっぱ勇者以上魔王以上だわこいつ。タイトル通り。
そして夜は更けていく・・・。
作 い、いやぁ結局アルス龍二に負けたね。
ア ・・・やっぱりタイトル通りなんでしょうか。
作 で、でもかっこよかったぞお前!メシの後フィフィとクルルからも賞賛されたろ?
ア ・・・そうですけど・・・やっぱリュウジさん・・・ハァ・・・。
作 で、ではまたこの辺で!強いアルスに愛の手を!!