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第百七十五の話 ありがとう

~ライター視点~



「………………」


闇に閉ざされた部屋。その部屋の中で、ボンヤリと光が浮かび上がる。


その光の中に映っていたのは、砂となって消えていく虎次の姿。それを見つめるのは、光の前に立つ黒い服を着た男。部屋が暗いため、黒い服を着たその男の顔までは認識できず、わかるのは長身であるということがわかる輪郭のみ。


「………結局散ったか。役立たずが…」


悪態をつき、男は光を消す。光が消えたことで、残されたのは完全な闇。もはや男の輪郭すら見えない。


「所詮は、力もない単なる人間。いかに強力な禁術を宿したといえど、限界があったか」


何も見えない空間に、男の声だけが響き渡る。忌々しそうに呟いていた男だったが、やがてそれは小さな笑い声へと変わっていった。


「まぁよい。おかげでいくつかわかったこともあったからな…だが」


男の足音なのか、硬い床を歩く時に聞こえる靴音が聞こえてくる。そして、炎が燃え上がるかのように、再び光が現れた。


「よもや、異世界・・・にあのような力を持つ人間がいたとはな………正直、誤算だった」


映っていたのは、龍二。虎次に怒涛の連続攻撃を加え、凄まじい力を見せ付けている光景。それを見て、男は興味深そうに呟いた。


「………アラキリュウジか………だが所詮は異世界の人間。どちらにせよ、私の計画の支障にはならないだろう」


光を消し、またも闇が全てを覆った。


「まだだ…まだ力が足りない…彼の者の復活には、まだまだ力が必要だ…」


ギィ、と軋む音がする。暗い部屋の中を、一筋の光が通る。その光の元、扉の前で男は立ち止まった。


「かならずや、蘇らせてやる………そのためにも、力を集めねばな」


扉を潜る男の、一瞬見せた横顔。




口の端を吊り上げて不敵に笑う男の顔が、そこにあった。










あれから、数日の時が経った。


「はい、氷イチゴお待ちどう様」

「あ、どうも」


気の良さそうな笑顔を浮かべる老女の店員から、ガラスの器に盛られたルビーのように輝く氷の山を花鈴は受け取った。

花鈴のカキ氷は最後に来たため、すでに何人かは食べ終えていたが、花鈴はそれには構わずにシロップのかかった氷をスプーンですくい、一口頬張る。キンキンに冷えた氷とシロップが絶妙にマッチし、暑い体が一気に冷却される気分になった。


「あぁ、やっぱ暑い中で食べるカキ氷ってたまらない…!」

「…同感」


その横で、リリアンがメロン氷ミルクがけを黙々とパクついていた。


「お嬢さん達、この辺じゃ見ない顔だねぇ? どっから来たんだい?」


盆を抱えた店員が、ほがらかに笑いながら聞く。それに気を悪くすることなく、花鈴の真正面に座っている香苗がプリン・ア・ラ・モードを食べながら答えた。


「私達、東京から来ました」

「東京? へぇ、そんな遠いところからわざわざ大変だったねぇ。旅行かい?」

「そんなところです」


店員は意外そうに言いながら、花鈴達が座っている場所とは違うテーブルの上を片付けていく。長い間店員として働いてきた経験からなのか、よそ見していても手際がよかった。


「でも東京っていったら、渋谷でこないだから騒がれているでしょう? あなた達は大丈夫だったの?」

「え、えぇ、まぁ…一応、渋谷から離れたとこに住んでたんで」


心配そうに聞く店員に、香苗はアハハーと誤魔化すように笑う。それを疑うことはせず、店員も笑った。


「ホホホ、東京は大変だけれど、ここは問題ないよ。いいところだし、ゆっくりしていってね」


そう言うと、店員は盆の上に幾つかのコップを乗せたままそこから去っていった。


ここは、ある町の喫茶店。それなりに広く、何人かのお客もチラホラと見える。大きめのテーブルには、龍二とアルス、フィフィとクルルを除いた全員が座っており、各々注文した物を食べていた。


「…それにしても、ここはいいところだな。それなりの設備は整ってはいるが、どちらかというと自然の方が多いし、昔ながらの風景といった感じだな」


久美がバニラアイスクリームをスプーンでつつきながら、窓の外を見る。小さな道路の向こうには、のどかな田園風景が広がっている。青く澄んだ空には、数羽の鳥が空を舞っていた。


「うん。龍二、ここで育ったんだね…」


花鈴がボンヤリと、久美と同じ窓の外を見ながら言った。


現在、花鈴達がいるこの町は、龍二がほんの僅かの間だけ暮らし、虎次と共にすごした場所。龍二の過去の話は、先日龍二の口から直接話され、何があったのか教えられたが、とてもそんなことが起こったなんて思えない町並みだった。

今回、傷が癒えた龍二はここに行くことを決めていたが、それに花鈴達が同行を願い、こうしてここにいるわけである。


「………そんにしてもさ、なんかしっくり来ないな」

「何がですか? …って、聞くまでもないか」


雅が宇治金時を食べながら呟いた言葉に、スティルが納得しながら頷いて紅茶の入ったカップをソーサーに置いた。


龍二達が戦った後、虎次が消えたことで渋谷全体に張られていた結界が解け、それに気付いたカルマ達が、人に見つかってはまずいと慌てて脱出を促し、フィフィの魔力と共有したことで魔法を使うことができたスティルの大規模浮遊魔法を使って全員を飛ばし、渋谷を後にした。

そしてその後、あの怪獣大決戦の如く荒廃した渋谷のことがニュースに大々的に公開された………のだが。



何故か、渋谷での大惨事は『大規模テロ』であるという風に広まっていった。



最初、渋谷での事件の真相を知っている皆が皆驚いた。どのニュースを見ても、龍二や虎次の姿は映っておらず、爆発して倒壊していくビル群や逃げ惑う人々のみヘリによる上空からの撮影で確認できた。

あれだけの事があったというのに、事件が別の物にすり替えられていた。確かにあの戦いはテロに似たような物ではあると思ってはいるが、テレビは本当のこと、虎次のこと、は一切触れていなかった。

テレビ局による陰謀なのか、とも思えたが、このことを偽装するメリットなどない。初めから、自分達はそこにはいなかったかのように、世間は認識していた。


「何ともまぁ、都合のいい話だな。面倒ごとに巻き込まれないことはありがたいっちゃぁありがたいけどさ」

「でも、何で記憶がすり替えられていたんでしょうか………目撃者は大勢いたはずなのに」


死傷者や行方不明者の数が放映されているというのに、その実体は誰も知らない。虎次を見ていた人間は大勢いたはず。だが、それすらも話題に上がろうとしなかった。


「…これも多分、禁術によるものじゃないかな?」

「本当にそうなのか…?」


苺の乗ったショートケーキを食べるケルマに、同じケーキを食べるカルマが首を捻る。そして、ケーキの苺を取ろうとしたケルマを渾身の力を込めて殴り飛ばし、吹っ飛んだ軌道上にいた恭田も巻き添えにして窓から飛び出して偶然通りかかった乗用車にはねられて二人仲良く悲鳴を上げながら空高く飛んでいったのを他所に、カルマは思考を巡らす。


果たして、人々の記憶がすり替わったのは本当に禁術によるものなのだろうか?

以前はアランが禁術に侵されていたが、今度は異世界人である龍二の友人に取り憑いていた。そもそも、あれほどの結界を張る力が、禁術があったとはいえ魔力もない一般人であるはずの虎次にできるはずがない。

それと、アクアゲロッグ。禁術によって生み出された、水を媒介とした人工の魔物。あれの存在も解せない。

虎次が生み出したというならばまだわかる。だが、龍二が虎次の動きを止めている間、突然現れた連中。虎次が生み出した存在ではないということを暗に知らしめている。


結界が消えた次の日には、もう人々の記憶から禁術という存在はなくなっていたことを合わせ、考えられるのは………。



「…第三者がいる、ということか」



「カルマ、どうかした?」

「あぁ、いえ。何でもありませんよカナエさん」


自分達がいる異世界にしか存在しないはずの呪われた術。それがこの世界に介入してきたことで、この先起こりうる言い知れぬ不安を表に出さぬよう、つとめて明るく振舞った。


「………けど、リュウちゃん大丈夫かな…?」


香苗が何気なく放った一言で、全員が押し黙った。

今回の件で一番精神的にダメージを受けたのは、他でもない龍二だった。親友である虎次との死闘に、別れ。過去に起こった出来事が、龍二にとって自分達では想像もつかないほどの重石となっていたこともあって、ここに来るまでの龍二にはいつもの覇気がなかった。

現在、龍二はこの町のある場所へと赴いているという。アルス達は心配からなのか、龍二の後についていったため、今この場にはいない。


言い知れぬ不安が、一同を襲った。もしこのまま、龍二が塞ぎこむようなことがあれば…。



「…ま、大丈夫でしょ」



そんな不安を打ち消すように、花鈴が呆気らかんと言う。その顔には、不安など微塵も感じられなかった。


「何せあの龍二だし、きっとそのうちいつも通りに戻るって。あいつが落ち込むところとか、想像つかないし」


そう、龍二は絶対にこんなことではへこたれることはない。理不尽なまでに周囲を振り回す、そんな唯我独尊な龍二らしくない。

昔の龍二を知っている花鈴は、そんな自信に満ちていた。


「待ちましょ、あいつを。あいつにはあたしらがついてるってこと、わからせてやんないとね」

「………言えてるな、そりゃ」

「それでこそリュウちゃんだし、ね」

「リュウジも待ちたいけど僕は魔王様も待ちた」

「永遠に飛んでいろ」

「また吹っ飛ばされるのは予測していたああああああああああぁぁぁぁ―――!」

「戻ってきたばっかなのに何で俺までえええええええええぇぇぇぇ―――!」



例えどれだけのことがあったとしても、龍二はしっかりと前を向くことができる………皆はそれを、信じた。










「よう虎次。来てやったぞ」


雲ひとつない空から強い日差しを放つ太陽の下、龍二は佇んでいた。右手に持つのは、花。そして目の前にあるのは、墓石。その墓石には、稲神家と刻まれていた。


ここは、町の中にある墓地。虎次が眠っている墓がある場所。高台に位置しているため、吹き付ける風が心地いい。時たま近くを通りかかる車の音が遠くにいるかのように聞こえ、ここだけがまるで別世界のような錯覚を覚えた。


「…この町、昔っから変わってねぇな…ちょっとは都会化が進んだのかと思ったけど、そうでもねぇし。大した思い出もねぇけど、俺らが通ってたオンボロ中学、ちゃんとあったし…あの公園もそうだな。お前と俺が最初に会ったあの公園。近隣のガキんちょが遊んでるの見かけたぞ。お前が通ってたゲーセンも、さすがに機種は多少新しくなってたけど、昔のまんまだ…あ、唯一変わったと言えば、お前が住んでたあの家、取り壊されてたな。今じゃ空き地になってるし………それだけが、何かちょっと寂しかったか」


墓石に語りかけながら、龍二は一つ一つ、思い出していく。ここに来るまで、かつての自分達と関わりのあった場所を巡ってきた龍二。

通っていた学校。初めて顔を合わせた公園。一緒になって暴れたゲーセン。虎次の家………そして、あの交差点。


「…一応な、お前が飼ってたマンイーターだけど、さすがにあれ連れて電車に乗るのは無理だった。わりぃな」


虎次が溺愛していた花を連れてこれなかったことを謝罪する。駅に乗る前にバッグから飛び出したマンイーターが駅員の頭にかじりつこうとしてしまい、取り押さえられかけるも、その場にいた全員の記憶を物理的に消した後にマンイーターを家に置いていかざるをえなかった龍二は苦笑した。


「…考えてみりゃ、あれから結構経ってんだよな………」


龍二にとって、この町ですごした期間はそんなに長くはない。中学二年になって半ば頃、虎次が死に、すぐに転校………そこから、雅達と出会い、今に至るまでの時間がつい最近の出来事のように感じた。


龍二にとって、苦しかった四年間。虎次が死んでから、燻り続けてきた後悔の念。


「………なぁ虎次よぉ。やっぱお前、バカだわ。最後の最後までお人よしな性格、消えなかったしな」


あの時、禁術を消し去る瞬間にだけ交わした、最後の会話。虎次は、龍二に苦しんで欲しくないと言った。

虎次は、龍二の中にあった後悔の念を理解していた。だからこそ、虎次も苦しかったのかもしれない。あの時、龍二は謝罪しようとしたが、謝らなくてよかったと今なら思える。


だから、龍二ができることは一つだけだった。


「なぁんか、これからもうじうじ悩んでたらお前化けて出てきそうだからな………もう、お前のことで後悔し続けるのはやめるわ。俺もしんどいしな」


もしまだ悩み続けていたら、そのうち霊体となって出てきて「何悩んどんじゃー!」と言って出てきそうな気がした…ありえないような話ではないのが不思議だった。


それが、虎次らしいと言えばらしいのかもしれないが。


「とりあえず、俺の周りにゃお前みたいな連中がいることだし、今はそいつらの手綱でも握っておくとしますかねぇ………ったく、お前との縁がまだ繋がってるみたいな感じで腹いてぇよ」


頭を掻き、面倒くさそうに龍二は愚痴る。


そこから、しばらく沈黙が続いた。龍二はただ墓石を見つめ、物言わぬ墓石もまた龍二を見返すかのようにそこに佇む。


「………じゃ、そろそろ行くわ。ツレ、待たせてるしな」


手に持った花を墓石の前に置き、踵を返して龍二は墓石に背を向けた。だが、すぐに動かず、小さな声で言う。


「………………最後に、もっかいだけ言っとくぞ」


小さく振り返り、墓石を見やる。そして、龍二はその言葉を口にする。


虎次と死に別れる前のバカ話。その最中に言おうとした、しかし照れくさくなって言うのを躊躇った結果、言えずに終わった言葉。

先日の虎次と最後の言葉を交わした時、同じ思いを同時に言った言葉。

それを今、ここで龍二は再び言った。




「ありがとな」




友達となって、かけがえのない時間をくれた虎次に向けたその言葉は、静かにそよぐ風の中へと消えていく。返答がないことはわかりきっている龍二は、今度こそ振り返ることはせずにその場を立ち去っていく。


風によってざわめく木から聞こえる、葉っぱが擦れ合う音。その音がなんとなく、虎次が反応したかのように聞こえた。





石段を降り、墓地の入り口まで戻ってきた龍二。そのすぐ傍に置かれているベンチの上を見て、龍二はふと立ち止まった。


ベンチの上には、アルスとクルルがじっと龍二を待っていた。クルルの肩にはフィフィが座り、アルスの手にはエルが入っているスポーツバッグが握られている。

全員、龍二の後に何も言わずについてきた。龍二も何も言わず、同行を許した。ただ歩き回り、一言二言言葉を交わしただけで、会話らしい会話はなかった。そして今、暑い中をただじっと座って龍二が帰ってくるのを待っている。


それでも、ついてきた。それが当たり前かのように。


「………フッ」


恐れていた自分が立ち上がるキッカケとなった二人。恐れていた自分を励まして最後まで付き合った相棒の剣。自分がいない間、花鈴達を必死になって守っていた妖精。


そんな三人と一本が、どうしようもなく大切に思えてならなかった。


「………バカだよなぁ…俺含めて、皆」


歩き出し、アルスとクルルの傍まで行く。龍二に気付いた二人は、ベンチから立ち上がった。


「リュウジさん…」

「………」


アルスの声に反応することなく、通り過ぎる龍二。アルスから見て、龍二の表情を窺い知ることはできなかった。


「リュウ、くん…」


やがりショックが抜けきれていないのかと思ったクルルは、なんて言葉をかけたらいいのかわからず、たたらを踏む。二人して、龍二の背中を見つめてるしかなかった。




そんな二人に、龍二は振り返ってキョトンとした顔を見せた。




「何やってんだお前ら。今からラーメン食いに行くんだからさっさと来い」

「「…!」」


気だるげな顔に、ぶっきらぼうな口調。いつもの龍二の顔と声に、アルスとクルルは思わず破顔した。


「…ま、待ってくださいよリュウジさん!」

「置いてかないでよ!」

「うっせぇバカ。お前らがボサっとしてっからだろうが」

「そう言いながら歩く速度を早くするアンタは何なのよ」

「気ニシナーイ」

「ちょ、ホント、待って、早い、早いですって本当に!」

「こうなったら浮遊魔法を使って…!」

『やめんか馬鹿者。見られたらどう誤魔化す気だ』

「え、えっと、イリュージョン!」

「いっそ意識すらもイリュージョンさせてやろうか」

「ごめんなさいやっぱ歩きます!!」

「…ところでアンタ、お金もってんの?」

「財布ならある。雅と久美という名の財布がな」

「「「『鬼! 悪魔ぁぁぁぁぁ!!』」」」





澄み切った青空の下で、四つの声が響き渡る。その空は、かつての二人が一緒に見上げたものと、同じ青空だった。





ゴオオオオオオオル!! やったあああああああああああ!!!! そして卒論終わったあああああああああああああああああああ!!!!!




とゆー感じで、龍二の大長編が終わりました! 長かった!

…ふと見て気付いたんですが、この長編書き始めたのって2009年でした。どんだけ放置してたんでしょうね…。

それで、今回の反省点ですが、数え上げたらきりがありません。なので、大きな点を三つ上げます。


一つは、プロットちゃんと練ってませんでした。


二つは、モチベーションを上げようにも展開が思いつかず途中で挫折。


三つは、書く時期を間違えました。


書き始めた時、私は自動車教習所でてんやわんやでした。言い訳でしかならないのですが、モチベーションもがりがり削られて、ごらんの有様です。プロットもない状態でしたので、結果としてこうなってしまいました。


そのせいで、多くの読者の方々には大変な迷惑をかけてしまいました。感想コメントを見ると、何名かの方がもう一度読み直してくださる等、気長に待っていてくださった方々が予想以上に多くいたことに、本当に申し訳なく思っています。何話かのあとがきで言いましたが、言わせてください。



誠に、申し訳ありませんでした。



そして一つ連絡を。私は来年社会人。時間もさらに限られていきます。なので、大長編をやるときはキチンとプロットを練ってから、時間がある時に執筆して投稿するという方針で、万全の準備を整えていきたいと思います。これ以上読者の方々に迷惑をかけるわけにはいきません。


なろうは今のところやめるつもりはありません。なんだかんだで書くのは楽しいですし、読んでいただけるというのは嬉しいですから。


今回、急ピッチで仕上げて長編を完結させましたが、何分急ピッチであるということで誤字脱字があると思います。文章の方もボロボロなところがあるはずです。なので、今は少し難しいですが、近いうちに見直して修正していきます。


では皆様、私のようなサボリ魔が書いた小説を待っていてくださり、感謝してもしきれません。本当に、長い間ごめんなさい。


そして、ありがとうございました!

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