第百三十の話 人気投票結果発表〜!
ようやく集計が完了しました!
コ「うーややー!!コロコロです!!なんだかんだで第百三十の話です!すげぇなげぇ!もういっそ四桁いっとく?いやいやそこまで精神もたないかもしんないじゃんバカ言ってんじゃねえよこの野郎!!」
ア「な、何でボクに向かって!?」
コ「なーんとなくー。」
ア「なんとなく!?」
コ「さてさて、今回は第七十の話で人気投票を生意気にも開催し、これまで数多くの方からありがたき投票をいただいたので、そろそろ頃合かな?と思ったので、結果発表をしたいと思いまーす!」
ア「…………。」
コ「……おい、テンション上げろ。」
ア「!?ぼ、ボク一人で!?」
コ「お前以外誰がいる!他全員控え室にいんだよ!」
ア「……そもそも何でボクだけ」
コ「焼くぞ?」
ア「す、すいません、すいませんですからその手に集めた黒い電撃は放たないでください。」
コ「わかればよし。」
ア「……はぁ。」
コ「よし、それではまずはサブキャラ紹介!!」
ア「……い、行ってみよ〜……。」
滝川 絵里(16)
性別 女
外見 黒目二本三つ編み黒髪 顔は上の中
性格 大人しい
好物 ハンバーグ
備考
龍二の通う高校の一年生。大人しく自ら目立とうとしない性格だが、親友兼相棒である明に振り回され、いやでも目立つ存在に。ただ、運動神経に関しては本人の方が上であり、バドミントン部に所属している。なのにドジっ娘気質。ある日の晩に数人の暴漢に襲われそうになり、偶然通りかかった龍二が連中をフルボッコにしたのを境に好意とも憧れとも言える感情を抱くようになる。当然、相手は全然気付いていないばかりか、時々忘れる。
一言『時々忘れ去られる存在の私って……クスン。』
三田 明(16)
性別 女
外見 黒目シニョン黒髪 顔は上の下
性格 お転婆
好物 他人の弱m……フルーツタルト
備考
絵里と同じく高校一年生。つねに絵里とワンセットで行動してると言ってもおかしくない程二人は仲がいい。ただトラブルメーカーというのを絵に描いたかのようなお転婆ぶりで絵里を困らせる。運動神経は低く、部活はコンピューター部と案外地味ではあるが、他人の弱味等の情報を探るのが大好きで、一年生のうちに『怒らせてはいけない人間』の仲間入りとされた。その為、情報収集の時は普段の体力よりも遥かにレベルが上がる。また、一時龍二に弟子入りを断られたがまだ諦めてない様子。
一言『情報収集なら任せてください(主に弱味)!』
神楽 真弓(21)
性別 女
外見 黒目ロング黒髪 顔は上の上
性格 大雑把
好物 寿司
備考
龍二達のクラスの担任教師。吊りあがった目がポイントで、見た目通り気が強く、そしてそこら辺の男より男らしい女性であり、多くの生徒の憧れの的……他のクラス限定で。性格は大雑把とあるが、意外にも遅刻には厳しく、当然のように遅刻する龍二にはチョークを使った数々の必殺技を浴びせるが、今まで勝ったことはない。そのため、打倒龍二に執念を燃やす。ただ、ここまで厳しくする理由は、給料アップが目当てだとか。アルス達の転入に何の疑問も持たずにフレンドリーに接するという気さく(?)な部分もある。
一言『いつか龍二の額にチョークめり込ませてやる……。』
珠(?)
性別 女
外見 三毛 とってもラブリー(?)
性格 お茶目
好物 焼き魚
備考
龍二邸に時々出入りしている三毛猫。普段はそこら辺をうろついたり、他の仲間達と一緒に行動したりしている。何してるかは謎。イタズラ好きであり、よく勝手に他人の家に忍び込んでは何か盗んだりしてる。今では何故か会話できる龍二と世間話(という名の漫談)したり、クルルをおちょくったり、時には龍二の頼みで猫同士のネットワークを通して情報交換を行っている。余談だが、珠というのは龍二が名づけたもので、前の名前はポチョムキンだった。
一言『ミ〜(こう見えて最近社会学に興味あるんですよ?官僚制の特徴と欠点とか)。』
日暮 亜沙子(18)
性別 女
外見 黒目ショート白髪 顔は上の上
性格 まじめ
好物 サバの煮付け
備考
古くから伝わる陰陽道を携わっている少女。普段は根暗な性格としてクラスの中に溶け込んでいるが、それは自らの正体を暴かれないためであり、本来はまじめで冷静な性格である。ただ毒舌。仕込み錫杖を持ち歩いており、いざという時は杖のままで撃退、物の怪と対峙した時は『飛燕抜刀流』免許皆伝の腕を見せ付ける。アルス達とは旧校舎の調査中に出会い、また龍二の中にある秘密を見破った数少ない人物。
一言『決して己の力に奢れるな。待つのは破滅のみじゃぞ?』
コ「はいサブキャラ紹介でした〜。」
ア「……あの、タマちゃんの言ってた社会学って?」
コ「気ニシナーイだアルス。あれは苦労するぞ?」
ア「え、それどういう」
コ「はいはいさっさと撤退せい!!」
ア「ちょ!?」
コ「はいアルスは控え室に帰らせましたので……
それでは始まります!『勇魔以上人気キャラ投票』結果発表〜!!」
【パッパパッパーヤッパーヤッパッパパッパッパーヤ!!】
コ「う〜ん、このリズム文字にすると結構難しい……
さてさて、第七十の話から第百の話の中間発表をえて、第百三十の話である今回、多くの方から投票をもらい、誠に感謝しており、この作者コロコロ、皆様方に感謝の意を評したいと思う所存でございm【カーン!】いてぇ!?な、何だこの空き缶?……手紙?」
『長ったらしい上に堅っ苦しい挨拶なんかいらねえんだよ燃やすぞコラ by龍二』
コ「…………え〜、ではなるべく短く……
投票してくださった多くの方々、ホントにありがとうございました!来なければ泣く予定でした!(ォィ
さて、それでは結果発表に行く前に一つ注意点がございます。
それは、投票したキャラがランクインされてないことを不快に思わないでいただきたいこと。こればかりは作者である俺ではどうにもできないので、どうかお許しを。
ではさっそく六位からいかせていただきたいと思います!何故六位からなのかはツッコミなしでお願いします!あ、言い忘れてましたが、ランクインしたキャラクターに来てもらってますので喋らせます。
ではでは〜………六位はこいつだぁ!!!」
【バッ!】←上から丸まっていた掛け軸が降りてくる。
コ「……佐久間 恭田!!」
恭「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!いぃぃぃぃやったあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!ありがとおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
コ「うっせぇウゼェ黙れ死ね消えろ塵と化せボケナスが太平洋のサメに食われろ。」
恭「ねぇひどくね!?ランクインしたのにその言い草ひどくね!?」
コ「今まで影薄、影薄太郎、影薄雑草太郎etcという愛称を付けられ続け、さらには自己再生能力という人外の力を手に入れてますますフルボッコにされてきた本作一哀れな愛すべきキャラクターが、堂々の第六位に選ばれました!!」
恭「無視かよ!?んでもってそれ愛称とは言わねえよ!?それと人外って言うな!!てか哀れなのか愛すべきなのかどっちなんだよオイ!?」
コ「また、感想欄で多くの方から的にされたり爆弾送られたりで、皆様からの彼に対する愛情を感じました!」
恭「感じるかあああああああ!!!」
コ「さて、そんなクソ野郎に。」
恭「まだ言うか!?」
コ「キャラクターに対するメッセージも募集した結果、多くの方から応援メッセージをいただいたぞ。」
恭「ま、マジ!?おおおお!俺ってやっぱイケてんじゃね?」
コ「え〜、『影の薄さに笑いました。』『くたばれ影薄!!』『影が薄くてもやれることはある。』『やられっぷりに笑いました。』『同情で入れてあげる。』『これからもいじられ続けろ。』『死んで♪』『どうでもいい。』『誰だっけ?』etc……。」
恭「待て待て待て待て待て待て!?前半ひでぇし後半なんてすでに応援でもメッセージでも何でもねぇよ!?」
コ「安心しろって。『頑張ってください。』とか、『影薄代表として頑張れ!』とか、『狂人』とかあるから♪」
恭「狂人て何だよ!?」
コ「さて、そんじゃ次。」
恭「おいまた無視!?」
コ「え〜、恭田くんに質問がございます。
『龍二と恭田はどうして友達になったのか?』
という質問だけど?」
恭「あ?あ、あ〜………それか。」
コ「歯切れ悪いなぁ?」
恭「……俺こう見えて結構悪だったんだ。」
コ「知ってた。」
恭「……そんでまぁ、いろいろゴチャゴチャになってさ……隣町の連中にリンチされてたんだよ。」
コ「ほぉ?」
恭「そこに龍二が現れてさ、連中病院送り。」
コ「うわお。」
恭「……それから俺はあいつとつるむようになって、悪いこともやめた。」
コ「タバコ吸うこととか?」
恭「ああ。」
コ「ふむ……いつかサイドストーリーとして書くか。」
恭「おい!?」
コ「さて最後に!最近付けられたキャラクターの設定を発表します!」
恭「え、そんなんあんのか?つか俺のは不死身って奴じゃ?」
コ「それとは違う奴。では、恭田に付けられた設定は……これです!!」
『一話攻撃されると、その回の間ず〜っとアフロ。』
恭「………は?」
コ「では、第六位でした〜♪」
恭「ちょと待てこれ意味がわからな」
コ「うっせぇ帰れ『ダークネスクラウド』!」
恭「ぎゃばら!!??」
コ「さて、次々行きます!第五位はぁ〜……こいつだ!!」
【バッ!!】
コ「……フィレイド・フィアラこと、フィフィー!!」
フ「ぃやったー!!」
コ「多くの方が同じ意見で、『可愛い』とのこと。羽をパタパタさせるのがポイントの妖精フィフィが、第五位!!」
フ「ま、当然よね♪」
コ「そんな彼女にメッセージ!『お姉さんぶってるのが可愛い。』『マスコットみたい。』『寝姿かわえ〜。』『一家に一匹欲しい。』『味どんなんかな?』等など。」
フ「ふんふん………!?ちょ、待ちなさいよ!最後の何!?味って!?」
コ「さぁね〜?じゃ次は質問。」
フ「……深く追求しない方が身のためかしら…。」
コ「え〜、彼女に対する質問はこれです。
『フィフィの体のサイズは?後生活用品はどうしてるんですか?』
とのこと。」
フ「あ〜……体の大きさはトップシークレットだから言えな」
コ「彼女の体長は15.6センチ。掌サイズです。」
フ「ちょっとおおおおおお!!??」
コ「ほら生活用品言え。」
フ「……いつか殺す!……え〜、生活用品はね、カナエの家にあるドールハウスっていう人間のオモチャにある物をリュウジが改造してくれて使ってるの。ヘアブラシとか歯ブラシとか。」
コ「ほぉほぉ、龍二にかかりゃそんなのお手の物ってか?」
フ「小さいから結構苦労してたわよ?」
コ「なるへそ。質問の答えありがとうございました。さて次は最近付けられた設定発表!」
フ「ワクワク……!」
コ「……これだぁ!!」
『踏まれても死なない。』
フ「…………は?」
コ「それでは第四位GO!」
フ「ちょっと待ちなさいよおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ……」
【フィフィ、突風により退場】
コ「ではでは第四位!……なのですが、実は四人います。スロットだと大フィーバーです。
ともかく、第四位は……こいつらだ!!」
【バッ!】
コ「……クルル・バスティ!!」
ク「わーい!ありがとー!」
コ「リリアン・ヴェルバー!!」
リ「…………。」
コ「そして、エルフィアン!!」
エ『ふん。』
コ「いやぁ見事に出揃いましたね〜♪」
エ『まったくだな。』
ク「皆仲良しー♪」
リ「…………。」
コ「さて、彼女らが選ばれたのは、やっぱり可愛いとのこと。クルルは魔王という設定からかけ離れた無邪気さにより、票を入れてくれた方が多く、リリアンはその無口ながら恥ずかしがり屋、でもちょっとお茶目という性格がツボを刺激された方が続出したらしく、このような結果になりました!そしてエルは!」
エ『…………。』
コ「………何か哀れだから、とのことで。」
エ『……票入れた奴、そんなに私の雷撃を食らいたいか?』
コ「待て待て待て!何も全員がそんな理由で入れたわけじゃねえよ!性格が可愛いって人もいたんだから!」
エ『む?……そ、そうか?』
コ「そうそう!(ふぅ、落ち着いた)……では、クルルからメッセージを。
『クルルちゃん可愛い。』『毎日が明るくなりそう。』『クルルたん萌え〜。』『結婚してくれ!!』『魔王なのにあの可愛さは反則、うちにもあんな魔王が欲しい。』だってさ。」
ク「?モエってなぁに?」
エ『知らない方がよい。』
ク「??」
コ「見た瞬間、“たん”ってアァタ…って思いました。すんません。
さて、リリアンには『リリアン好きだー!』『無口なのがまたいい。』『リリアンサイコー!』
『リリアンに一票!』『リリアンのキャラ素敵。』等、どれもこれもリリアン高評価ね。」
リ「…………。」
コ「?どしたさっから俯いてるけど?」
リ「………照れる///////////」
コ「あ、ランクインしたこと?」
リ「【コクリ】///////////」
コ「はいはい、顔真っ赤にしない。
さぁて、そんでほうちょ……エルのメッセージは。」
エ『貴様今包丁と言いかけただろう。』
コ「気ニシナーイ。え〜、エルのメッセージ。『エルサイコー!』『包丁としてもがんばれ。』『哀れでした。』『包丁は包丁らしくしてろ。』『エルは立派な包丁だからどんだけ気にしても包丁だ。』だとさ。」
エ『そいつら全員殺す!!』
コ「まてい!!せっかくメッセージもらったんだから無礼なこと言うな!!それにもう一つのメッセージには、『愛してます、エル。え?どれくらい?そうですね〜地獄と天国の差くらいありますよ。それでもわからない?えぇっとですねー、龍二の戦闘力ぐらいあります。やっぱりわかりませんね。じゃあエルが包丁と呼ばれる確立ぐらいにしといてください。』ってあるんだぞ!!」
エ『長いわ!んで結局は包丁か!!』
コ「いいじゃん!褒めてくださったんだからさぁ!!」
エ『チッ!……まぁよい。だいぶ包丁の扱いにも慣れてきたことだ。』
コ「さいで……あ、それと。」
エ『?』
コ「お前、女だよな。」
エ『?何を今さら。当たり前だ。』
コ「……実はさ、俺の知り合いのほとんどが……お前のこと、オッサンだと思ってたらしいぞ?」
エ『ガーーーーン!!??』
コ「さ、次は新設定発表!まずクルル!」
ク「何かな何かなぁ?」
コ「……これだ!!」
『レベル、珠以下。』
ク「にゃ、にゃんじゃこりゃあああああ!!??」
コ「声までネコかよ。ま、いいか。エル。お前の設定。」
エ『私か……。』
コ「これだ!!」
『エルは切れ味が+1された!』
エ『……おい、何だこの地味な設定は。何の面白みもないではないか。しかも+1って』
コ「はい次リリアンね。」
エ『おい!?』
リ「……私?」
エ『……どうせろくな設定ではないのだろう?』
コ「……これだ!!」
『リリアンのバストUP!』
ク「い、いいな〜〜〜〜!!!」
リ「……ブイ。」
エ『……い、今のところ一番いい設定ではないか?』
コ「あ、それと〜。
いつかまた龍二とのデート話書く予定。」
ク「!!!???にゃにゃにゃ、にゃんですとおおおおおおお!!??」
リ「……ブイブイ。」
エ『ダブルピース!?』
ク「うわああああん!ずるいーーーー!!」
コ「はっはっは、まだ土台も出来てないけどおもしろくなりそうだ♪」
エ『まったく………?そういえば作者よ。』
コ「?」
エ『もう一人、四位がいるのではないか?私達合わせて三人しかいないぞ?』
リ「……そういえば。」
ク「そうなの?」
コ「あ……いや、その……。」
エ『?何だ?』
コ「……実はもう一人は……。」
ク・リ・エ「「『うん。』」」
コ「………ライター。」
ク・リ・エ「「『……。』」」
コ「で、でもでも!ライターって言ったって俺のことじゃないぞ!?あくまで登場人物の一人としてのキャラクターのライターに皆さん投票してくださって…」
リ「……『これからも頑張ってください。』『ライターさんに一票。理由はいつも楽しい話を書いてくださるから。』……というメッセージがあるけど……?」
コ「だああああああ!!勝手に原稿を読むな!!」
エ『やっぱ貴様ではないk』
コ「世界の法則!!」
【ガシャーン!!】
エ『ぐはぁ!?』
コ「さ、さぁ続いて三位行こうー!!」
コ「コホン…では、第三位はぁ……こいつだ!!」
【バッ!】
コ「……アルス・フィート!!」
ア「ど……どうも……。」
コ「んだよぉ何おずおずと出てきてんだよ?」
ア「だ、だって…ボクなんかが三位って…いいんですか?」
コ「いんだよ、お前を選んでくださったのは他でもない、読者の皆様だぞ?自信持ちなさい。」
ア「は、はぁ。」
コ「さて、龍二の家で居候してる中で一番苦労してる勇者少女アルスさん、本名アリス。その大人しい性格と見た目は中性的で中身は可愛らしい女の子な一面により、堂々の三位。やっぱり皆さん曰く、可愛いとのこと。一部萌えるとのこと。」
ア「あの、褒めてるんですかそれ?」
コ「で、メッセージの方は……『アルス可愛い。』『アルスサイコー!』『アルスちゃん頑張れ。』『まぁほどほどに頑張れ。』『アルスみたいな娘には頑張って欲しいものです。』『勇者よ、君は身近に感じて仕方ない。頑張ってくれと言っておこう。』etc……一杯あります!」
ア「……ほとんどが頑張ってくれと言ってる気がします……。」
コ「じゃ頑張れや。では、質問が二つあります。」
ア「え、ボクに?
コ「え〜とまず一つ目。
『アルスとクルルの最強技発動時のセリフについて。』
これは外国語を使ってるのか、造語かってことだね。これは俺が答えるよ。
アルス達のは、ズバリ造語です。マイワードです。どういう言葉かはアルス本人から伝えます。はいアルス。」
【マイク渡す】
ア「え!?え、え〜と………ぼ、ボクの最終奥義の『リスティル・オム』はその、古来より神々が使っていたとされる最強の力が込められているボクの愛剣を完全開放させて、相手を一刀両断する技なんです。で、言葉自体は古くから伝わる古代語で、使えるのはボクを含めた一握りの人達だけなんです。でもフィフィ達妖精族は子供の頃から古代語を教わるらしいです。ボクは…まぁ、その、勇者になった時にある人から付きっ切りで教わったんで、はい。」
コ「はい長い説明ありがとー。」
ア「…き、緊張しました。」
コ「あ、それとクルルの使ってる『ガレス・シェバンツァ』は俺が解説します。
あれもアルスと同じ古代語です。クルルの使ってる剣もアルス同様、神の力が宿っています。まぁクルルのは暗黒神ですけど。で、これを開放させて異界の扉を開き、その穴から発射される紅蓮の業火が魂もろとも焼き尽くすわけです。因みにアルスの『リスティル・オム』の意味は『光』、クルルの『ガレス・シェバンツァ』は『闇』という意味で、対をなす存在なんです。
…こんなもんかな?」
ア「……ボクより作者さんが説明した方が早かったんじゃ…。」
コ「はい無視しても一つ質問。
『アルスがクルルのことを魔王と呼んでるのは、まだわだかまりがあるからなんですか?』
という質問です。で?結局どうなんよアルス?」
ア「……え〜と……その。」
コ「うんうん。」
ア「……正直に言うと、何とも思ってないんです。」
コ「…は?」
ア「えと、今まで一緒に暮らしてきたせいか魔王には何の感情も抱いていないし……でも口で名前を言ってもまた魔王って言って戻ってしまうんですよね……つまり、もう魔王というのは呼称になってしまってるわけでして…。」
コ「……ん〜……つまり、一種の仇名みたいな感じかぁ……じゃあさ、例えば今が朝として起こす時にクルルのこと、魔王、じゃなくてちゃんと名前で呼びながら起こす真似してみてよ。」
ア「あ、はい。
………クルル、もう朝ですよ。」
コ「……。」
ア「……。」
コ「…違和感ありまくりな上に、旦那起こす嫁みたいだな。」
ア「…はい。」
コ「じゃ次行こう!
最近アルスに付けられた設定は!!」
ア「……嫌な予感がします。」
コ「ね、ネガティブ……コホン……これだ!!」
『最近髪伸びた。』
ア「普通じゃないですかああああ!!」
コ「ははは、嘘嘘。ちゃんとした設定があるって。
コホン……では再び……これだ!!」
『若干剣の腕を取り戻してきた。』
ア「………少し嬉しいです。」
コ「さいですか。
では、三位のアルスでしたー!」
ア「え、えっとありがとうございましたボクなんかに。」
コ「それではでは、いよいよ二位の発表です!……こいつだぁ!!」
【バッ!】
コ「……楠田 雅!!」
雅「お、俺か?……ありがとう。」
コ「この小説の中では第二の主人公と言っても過言ではない雅。その主人公の親友兼ツッコミ役というポジションとイケメンヘタレ野郎という称号により、見事名誉ある第二位を勝ち取りました!」
雅「…スマン、明らか罵倒みたいな言葉が混じっていた気がするんだけど?」
コ「そしてメッセージには『雅かっこいい!』『やる時はやる男だ雅は!』『雅くんLOVE』『ヘタレー♪』『ご愁傷様です。』『ツッコミがおもしろい。』『さすがツッコミ役』という名誉あるメッセージが。」
雅「名誉のかけらもない気がする。」
コ「さて、そんな雅に質問です。
『雅と久美は何故お金持ち?』
はい答え。」
雅「あ、ああ……うちの爺ちゃんが名のある資産家だったんだよ。今はもう死んでしまったけど、遺産を全部姉さんに譲ったんだ。元々姉さんはそういうのが大嫌いだったから最初は拒否したんだけど、爺ちゃんに生きていくために必要だし、何より俺達に使って欲しい、って言って聞かなかったから渋々遺産相続したんだよ。」
コ「複雑だ!!」
雅「…親戚とかどれだけ遺産狙ってたか…俺らも当初は肩身の狭い思いもしてきたもんだよ。」
コ「でも今は丸く収まったんだろ?」
雅「ああ。」
コ「あ、そうだ久美の家の事情は……う〜ん、これはまぁ、いつか話すとするか。」
雅「…いいのか?」
コ「いいと思う。
さて、雅に最近付けられた設定は……これだ!!」
雅「…嫌な予感。」
『涼子の料理を食べ過ぎてタフな体に。』
雅「いいのか最悪なのかわかんねぇ!?」
コ「いいじゃん。タフなんだよタフ?」
雅「……まさか夏休み中……。」
コ「食わせるよ♪」
雅「うそおおおおおおおおおおおお!!??」
コ「はいはいクールキャラが台無しだからさっさと控え室へGOGO。
さぁてさてさて………今から一位の発表…の前に、少し意外な人に票が入っています。その人を上げてみます。
立花・エリザ・アンドリュー。
……ランクインはしなくとも、まさか出番がないこの人にまで票が入っていたのは驚きでした。」
エ「まぁ、これもひとえに和食を食べ続けてきたおかげね♪」
コ「って出てきてるし!?コラコラ、勝手に出てきちゃダメですよエリザさん。」
エ「え〜?せっかく夏にオススメの和食のレシピを公開しようと思ったのにぃ。」
コ「ご近所の方々を集めてやっててくださいそういうのは。
さて、少し余談が入ったところで……いよいよ!いよいよいよいよいよおおお!!
だ・い・い・ち・い・の・発表です!!!!!!」
【ダララララララララララララララララララ………】
コ「今回、『勇魔以上人気キャラ投票』栄光の第一位に選ばれたラッキーキャラはあああああああああああああ……………!」
【ダダン!!!!】
コ「主人公!!!荒木 龍二!!!!!」
【ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!】
龍「んむ?」
コ「おめでとうございます、栄えある第一位です!!」
龍「あ、そ。」
コ「…………い、いや、あの、い、一位ですよ?第一位?トップですよ?最高ですよ?頂点ですよ?」
龍「別に俺ぁどっちゃでもよかったからなランキングなんて。」
コ「な、何てKYな奴なんだ……!!」
龍「?KY?」
コ「何じゃそら。違うわい。」
龍「あれま。」
コ「コホン……え〜、ともかく栄光の第一位を獲得したのは、この小説の主人公、荒木龍二。その主人公にあるまじき傍若無人ぶりと最強っぷりと鬼畜っぷりに多くの方から龍二サイコー!というお言葉をいただきました。またラーメンも数多くいただきました。」
龍「ネットの中だけな。うまかったぜ。」
コ「現実的なこと言うな。え〜、それでメッセージなんですが、『龍二サイコー!』『龍二は本当にいいキャラしている。』『勇者と魔王よりも強いなんてすごすぎます。』『時に強くて、時に優しい龍二が大好きです。』『龍二がかっこいいです。』『龍二の戦闘系が好きです。』『龍二すげぇ!!』……正直数え切れません。」
龍「多いなぁおい。」
コ「で、だ。質問も結構あるぞ?まず一つ目。
『気功術は誰でも使えるんですか?』
だって。どうなんよ?」
龍「知らん。」
コ「……いや答えてねぇし!?ちゃんと答えろよ!?」
龍「あ〜?…ん〜、何つーかあれだ。氣を操るには長い年月が必要なんだと。だがまぁ、それを短期間の間に可能にするにはやっぱり才能とかそういうのがないとダメなんだとか。これ、ジジイ情報。」
コ「……さいでっか。」
龍「ま、ようは誰でも簡単にゃ使えねえってこと。」
コ「……え〜、次の質問。
『龍一っていう人物はいるんですか?』
だって?」
龍「…………。」
コ「?どした?」
龍「え?ああ、わりい。ちとな。」
コ「?」
龍「……さ、次の質問だ。」
コ「はぁ?答えてねえじゃん?」
龍「質問だ。」
コ「いやだから答えて」
龍「しつもんだ。」
コ「……は、はい。
『龍二の倒し方及び弱点教えてください。』
………こ、これはさすがに……ねぇ?」
龍「あるぞ?俺だって人間だ。」
コ「!?あ、あるんかい!!どこだ!?どこにあるそれ!?」
龍「お前が必死んなってどうすんだ……まぁいいか。
簡単、急所をつけ。」
コ「お前体始終鋼みたいになってっから無理だろ。」
龍「アホか。鋼以上の硬さのある剣とかに貫かれたら死んでまうわ。」
コ「……龍鉄風かけた場合は?」
龍「…………。」
コ「…………。」
龍「…さ、次行くか。」
コ「スルーかクォラ。
コホン…では、最近龍二に付けられた設定です!」
龍「ふむ、どんなんやら。」
コ「……これだ!!」
『一日ごとに一レベルアップ。』
龍「?どういうこった?」
コ「他小説さまのキャラとお前の強さが被らないようにした結果がこれなわけ。一日ごとに全てのパラメータが少しずつアップしてってるんだよ。」
龍「ほほぉ?最大は?」
コ「……一年でレベル365くらい。さらに一年でレベル365上乗せされるわけだから………そのうち宇宙征服なんて小指で出来んじゃね?」
龍「んなこと言ったらまぁた俺に対抗しようとしてくる奴ら増えんじゃねえか?」
コ「あ、大丈夫大丈夫。力のコントロールならお前大得意だろ?」
龍「まぁな。」
コ「じゃ大丈夫だ。力さえコントロールできれば一般人の中に溶け込めるだろ。」
龍「…そうだな。」
コ「(深く追求しない奴で助かった…)ま、ともかく龍二。第一位になったんだから最後に何か言ってけよ?」
龍「はいはい。あー……
こんな奴に付き合ってくれた奴ら全員に伝える。サンキューな。」
コ「こんな奴は余計だバァロォが!!」
龍「じゃ俺今からラーメン食いに行ってくっから。」
コ「あ、こらおい!!……ちっ、マイペースな奴め……まいっか。
さて、これで人気投票は終了しましたが……またいつか第二部やりたいな〜……まぁあくまで願望ですけどね。今んとこ予定ないですけど。
そうそう、答えられなかった質問等は、いずれストーリーで明らかになりますのでご安心を。
にしても、ホント投票ありがとうございました……別の意味で泣きそうです(ォィ
さて、そろそろお開きに……の前に、ちょっと次回の宣伝。
次回、またもや大長編!それも……ほぼ、シリアス!!
……シリアスも大変だなぁ……でも時々書きたくなっちゃう俺です。
とゆーわけで、今後とも、長編含めてこの小説をよろしくお願いします!!作者、コロコロは読者の皆様に深く感謝します!!!
ありがとうございます!!!
ホント、票を入れてくださった皆様方、ありがとうございました!またこれからも読んでくれれば幸いです!
では次回、長編で!