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アルコールを拒むよ

作者: 秋灯
掲載日:2026/10/01

アルコールを拒むのは、俺の我儘です。


知らない間に切れた肌が

赤い糸を引いていた


絆創膏はデカすぎる

この細くちっさな傷口は

放っておけばいつかは止まる

この細くちっさな傷口から

滲んだ色は広いけど

絆創膏は大袈裟だろう


アルコールは拒むよ

これは我儘

痛いのは嫌いなんだ

俺は痛いのは避けたいんだ


こんなんだから病んでんだろうよ

傷口が思ったよりも深かった…

こちとら貧血でふらふらさ!

でもはたから見たら軽傷だろうよ

自分でもそうだと思ってた



アルコールを拒むよ

また痛いだろうよ

こんなのは誉傷にもなんねぇさ

傷みを味わい続けるよ

これが最高の贅沢さ

だから俺はアルコールを拒むよ








 心の傷を誉傷にするのは、自分だけなのでしょうね。その傷を誰かが肯定してくれても、その傷は自分にしか見ることが出来ないものです。その分、自分でえぐって菌を入れることも簡単です。私は処置が下手くそなのでよく抉ります。


それと、たまには俺で書いてみようと。ちょっとした気分です。私はよく俺を使ってもむしろ私より俺の方がしっくりくるって言われる事が多々あります。でも普段は私っていうようにしてます。




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― 新着の感想 ―
 消毒のアルコールと、麻酔として飲むアルコール(お酒)。  どっちで読んでも、解釈できるのかなって思いました。  秋灯先生の意図したところではないかもしれませんが、そういった幅が残るのが、詩の面白いと…
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