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愚者を仰げ  作者: 柊 要
0章
1/50

プロローグ



皆さま、初めてまして。 柊 要です。

初心者で、あまりうまく書けないかもしれませんが、暖かく見守って頂けると嬉しいです。





炎が舞い上がり、肌を焦がしていく。


終わりの見えない広さの森林の中で、不自然に聳え立つ家が燃えていた。


街など見えず、人を呼ぶことすら出来ない。


そんな中、一人の少女が倒れていた。腹部から出血しており、血はどんどん溢れ出していく。



「止まれ、止まってくれ__________‼︎」



涙、汗顔は今までで見たことないくらいにぐしゃぐしゃだった。


ただただ腹部に強く手を押し当て、止血しようとする。


今は亡き母から貰った時計を握り締める。


この少女のためだ。仕方なかった。突如、激しい頭痛に襲われる。


それだけでなく、全身の筋肉が破裂してしまうような感覚に思わず意識が飛びそうになる。


何故だ?何故血が止まらない?そこで気づく、もう少女は息途絶えていた。


崩れ落ちる。どうしてこうも救いたい時に救えないのだろうか?女は言った。



「もし、妹を殺した私を憎むなら、強くなって私を殺しに来なさい」



胸ぐらを掴んで殴ってやりたかった。


でも動けなかった。


女は貫くような相貌で私を見据え、微笑するのであった。


いっそのこと、夢に浸ってしまいたい。でもそんなことは叶わない。


強く少女を抱きしめる。



「______絶対に、やり遂げて見せる。」



届くはずのない言葉を、力強く言い放つ。


少女の仇を打たなければならなかった。


私はそのためならなんだってする。


少女は強く硬い決意を瞳に宿らせた。



少し短いですが、ありがとうございました。

それではまた次回

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