表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/36

閑話 慰安旅行

今回は完全にライト回+番外編です。






 何処までも青く、地平線の彼方まで広がる海。

 そして、砂浜で戯れている美女3人組。

 それを優雅に眺めている僕。

 家に引き籠もっていた頃には思いもしない光景だろう。

 しかし、これは現実だ。


「タクヤ〜!私と一緒に遊ぶのだ!」


「いや、妾とだと決まっておるよな、タクヤ?」


「違う!タクヤは私と一緒に遊びたがってるんだよ!」


 なんて天国なんだ。

 普段は大人しいのに、水着にはその様子が全く現れていないレナ。

 胸部を大胆に見せる紫色のビキニである。

 体の凹凸が乏しいのに…。

 対して、アキネ達は…。

 アキネはまさかの赤色のワンピースの水着。

 彼女の華奢な体や幼い顔つきとマッチし、いい味を出している。

 シオンはと言うと、レナと同じく大胆にもビキニである。

 しかも、マイクロビキニ。

 まさか、と驚いた顔をしながら彼女達がいる方へと手をふる。


 それに気づいたのか、アキネとレナがこちらに手を振り返す。

 二人共、どうだ!と言わんばかりに無い胸を張り合っている。


 こういうのだよ。僕が異世界生活に望んでいたのは!

 

「分かったよぉ。今行くよ!」


 




 ………

 ……

 …





「タクヤ殿。貴殿の活躍によって我がアミーゼは危機を脱した。

 どうだ?一つ、礼の代わりに私がよく使うビーチに招待しようぞ。

 無論、無料だ。あそこは素晴らしい場所だ。別に断っても良いんだが…。」


 ん〜。

 行くべきなのか。それとも行かないべきなのか。

 正直、僕は全くと言っていい程泳げないし海はあまり好きではない。

 後ろの3人はめっちゃ目を輝かせているが…。


「いや、僕は別に…。」


 僕が王様に断ろうとした時、ふと脳裏にある情景がよぎった。

 青い海。白い砂浜。

 僕はパラソルの下で優雅にくつろいでいる。

 そして、浜辺で水着姿で遊んでいる美女3人の姿。

 僕の心の中で2つの葛藤が起こる。


 海に行くとなったら、水着姿の3人を拝める。

 が、その分僕もそこに行かないといけない訳で、泳がないといけないかもしれない。

 そうなってくると…。


 いや、もう答えは決まっている。


「是非、招待されたいです!よろしくお願いします。」


 そして、彼女達3人に再び笑顔が戻る。

 

《私としては、あまり行ってほしくないのですが…。まあ良いでしょう。》


 なんて上から目線なんだ〜!とは思うが気にしない。

 

(ありがとう、でもやっぱ人間欲には勝てないもんなんだ。)


 真面目な顔でエアさんにそう伝えるが、呆れたのかため息が聞こえる。

 うっ、もしかして怒らせちゃった?

 

「なぁ、タクヤ!私は()()()というものを持っていないのだ。

 だからタクヤと一緒に買いに行きたいのだが、来てくれるのか?」


「ずるいぞ!アキネ。妾も一緒に()()()を選びたいぞ。」


「私だって!ねぇ、タクヤ。私と一緒に来てくれるよね?」


 うっ。誰と行くって言っても殺されそうになる究極の選択…。

 ここはどうするべきなのか。

 しかも、彼女達は皆同じ日をご所望の様子。

 誰か一人と行くなら…、いやキメれん。

 何かいい案は…。


《私が一つ案を提案しましょう。………。どうでしょう。》


 ああその手があったか!

 そsて、エアさんに提案された案をそっくりそのまま彼女達に伝える。


「なら、4人一緒に水着を選びに行こう。それなら文句ないだろ?」


「確かに、それなら妾のも選んでもらえる。」


「うむ、それなら良いのだ!」


「え〜。なんで貴方達と一緒なの?

 …。まあ良いわ。タクヤと一緒に水着を選べるわけだし文句はないわ。」


 よかった〜。これで誰かが反対でもしたら…、

 まあ、もうそんな事はどうでもいい。

 とりあえずはこの場を凌げたしあとは買いに行くだけだ。


「それじゃ3日後に一緒に買いに行くぞ〜!」


「「「お〜!」」」







 ………

 ……

 …









 そして、今に至るというわけだ。

 彼女達の水着を見ているだけでお腹いっぱいだ。

 しかし、彼女達が一緒に遊びたそうにしている。

 ならば、仕方がない。うん、仕方がない。


「んで、何して遊ぶんだぁあ??」


 思わず変な声が出てしまった。

 眼の前で、レナの水着の紐が解け、胸部を隠していた布が波に攫われたのだ。

 思わず目を逸したが、それももう遅い。


「キャァアア!!」


 その瞬間、彼女の近くにいたアキネとシオンの手が僕の両頬に飛んでくる。

 

「「見るな〜!!」」


 その時、アキネ達の入れた力はとんでもなかったのか僕は一瞬で気を失う事となる。

 夢にまで見たラッキースケべとご対面出来たというのに…。




 ・・・・・・・・・・・・・・・




「タクヤ。タクヤ。ねえ起きて。」


 何やら声がする。

 聞きえ覚えのある優しい声。

 この声は、レナ?

 何やら後頭部に柔らかくて温かいものを感じる。

 

「おはよう。」


 僕が目を開けると下を除くようにレナがこちらを見ている。

 この体型は…、


「膝枕ぁあ〜〜?!」


 僕はあまりの状況に思わず飛び跳ねてしまう。

 その様子を見て、アキネとシオンはガッツポーズをしている。

 しかし、レナは少し悲しそうだ。


「じゃあ、あともう少しだけ遊ぼうか!」


 レナがそう言うと、皆それに賛成なのか海の方へと駆けてゆく。

 たまにはこういうのも悪くはないな。

 日々に疲れを癒やすとともに、あの悲惨な戦場の様子を忘れるいい機会。

 こんなのを与えてくれた王様には感謝しないとな。

 心の中でそう言うと、僕も海の方へと駆け出す。


「僕も遊ぶ〜!」





読んでいただきありがとうございます。

すいません。水着の表現が下手で…。

次回までに練習しておきます!

それでは次回からは新編開始となります!

よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ