27話 恥ずかしがり屋のメイド
更新遅れてすいません。
「そろそろだな。はぁ、心臓がバクバクする。」
周りの皆は大丈夫大丈夫と言ってくれるが正直、ヤバい。
久しぶりに彼女に会うのだ。
一体どんな顔して会えば良いのやら…、
《我が主はそのままで大丈夫かと思います。》
マジで?
《マジです。》
エアさんの優しい声を聞き少し安心する。
でもやっぱり緊張する。
でも、なんで僕こんなに緊張してるんだ?
前までは普通に喋り、一緒に冒険をした大事な仲間。
なんだろう、このモヤモヤする気持ちは…、
「タクヤ、どうしてレナと会いたいのだ?私がいるから寂しくないのではないのか?」
その真紅の瞳でこちらを見上げながらアキネはとんでもないことを言う。
なんか、最近アキネが距離近いような気もしなくもない。
それに最近、レナやシオンへのあたりが強くなっていると感じる。
ホント、面倒くさい奴だな。
そう思うが、嫌いではない。
自分の思ったことをズバズバ言ってくれるので何がしたくて何をやりたくないなんてすぐに分かる。でもたまに、面倒くさくて塩対応してしまうとすぐ涙目になってしまう。
それでも、大切な仲間なのには変わりない。
「タクヤ様、面会の時間となりました。こちらへどうぞ。」
仮面を被り、とても華奢な体のメイド服を着た女の人だ。
思わず見とれてしまうが、後ろからの殺気に気づくとすぐ我に返る。
「こんにちは、面会時間はどのくらいあるんですか?」
「恐らく、10分程かと。申し訳ないです、規則なもので。」
僕は、「こちらです。」と言われた方へと歩き出す。
待機させられていた場所からはそう離れていない場所についた。
すると、一枚の扉が目の前に現れる。
メイドさんはその時を待ってたと言わんばかりのタイミングで喋りだす。
「ここから先は、タクヤ様のみ通行可となっております。
なので、付き添いの方はここまでしか来られません。」
そう言われると、アキネやシオンから抗議の声が上がったがメイドさん尽く彼女達を論破し僕の方を見て、淡々と「では、参りましょう。」と言うと再び歩き出す。
………
……
…
壁に靴音が反響し聞こえてくる。
しかし、聞こえてくるのは一人分だけ。
それは、メイドさんは全く靴音を立てずに歩いているからだ。
彼女は、明らかに音がなるだろ、と思える程厚底の靴を履いていた。
にも関わらず、全く靴音を立てずに歩いているのは正直不気味。
「タクヤ様、そろそろ着きます。」
その言葉を聞けてめっちゃ安心した。
何気に、アキネ達と別れてから5分間ずっと階段を降りっぱなしだったのだ。
一体いつまで続くんだ?とか
この階段、無限に続いてるんじゃね?とか
実は僕を殺すために…、とか
色んな分野にまたがる妄想を繰り広げ、結構怖かったのだが…、
「そういえばタクヤ様、私の格好どう思いますか?」
「どうって…、」
いきなり何言い出すんだよ、コノ人。
どうって、どう…?
ほら、そのなんか、可愛いとか…?似合ってるとか…?
そういうこと言えばいいのかな。
正直、女の人にこういう事言われたのは初めてで戸惑ってしまう。
「ん〜と、なんて言うんだろう、その…、似合ってる、と思うよ…。」
ヤバい!めっちゃ恥ずかしい。
この時ばかりはめっちゃ恥ずかしくて死にたくなった。
聞いてきた当の本人はというと…、
「えっちょっと、大丈夫?」
そこには顔を茹でダコの様に真っ赤に染めたメイドさんがしゃがみこんでいた。
僕は咄嗟に、手を差し伸べてしまったがかえって状況を悪化させることとなる。
僕が手を差し伸べた瞬間、彼女は言葉にならない言葉を放ち始める。
「え、あ、はぇええ?え、あの、はぁへぇええ?」
随時、小説の文章を編集してより良いものにしてるので良かったら読み返してみてください!!
それでは、次回もよろしくお願いします。




