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14話 竜の少女

更新遅れてすいません。

ブクマが最近増えて来てとっても嬉しいです。

是非登録していってくださいね〜!

 



 

 「私の名は、アキネなのだ!よろしくなタクヤ!」


 えっ?竜の姿ではなく人間…?

 おそらく人化しているのであろう。しかしその姿は美と言っても過言ではない程だ。

 腰まで届きそうな程長い赤髪。その髪に似合う深紅の瞳。

 身長は150cmくらいの小さな女の子だ。

 思わず見とれてしまう程の容姿。

 その顔はとても整っているが幼さも兼ね揃えておりなお可愛い。

 

 「君が、アキネなの?その、初めまして。ヴェルグルードさんに頼まれてきたんだけど…。

  一体どういう状況なのか聞かせてほしい。攫われたって聞いてたのに。」

 「そんなことならいくらでも話すのだ!私は囚われていたのではないぞ?

  もしや、そこを勘違いしておったのか?」


 ん?囚われていたわけではないとはどういう意味だ。それに、勘違い?

 訳がわからない。僕はしっかりと攫われ封印されたと聞かされてたのに…。

 しかし、嘘を言っているようにも見えないのでとりあえず話を聞くことにした。


 「私が攫われるわけなかろう。馬鹿者。

  ましてや結構強いって言われてる私の種族だぞ?

  そんな化け物いるわけないだろうに。それに竜種の中で1番強いのは私だ。

  ランクはS。一番上なのだ!」


 おいおい、得意げにランクSとか言っちゃってるけどそれってヤバくない?

 1体で一国滅ぼせる者がここにいるとかフザケてるにも程がある。

 どうやら、その力は本物らしい。

 この世界の悪魔は自分よりも強いものにしか従順しないと言われている。

 なのに、上位悪魔(アークデーモン)計7体がアキネに対して平伏しているのだ。

 目の前には更に驚くような光景が広がっていた。

 なんと、この洞窟の主、セラフィスまでもが平伏しているというのだ。

 流石にこの状況を見せられると信じざるをえない。


 「アキネ…、でいいんだよな。とりあえずヴェルグルードさんのところへ戻ろうよ。

  みんな心配しているし、事情を説明するのに僕達2人じゃ荷が重すぎる…。」

 「分かったのだ。タクヤは私の友だからな!」


 いつから友になったのかはよくわからないがとりあえず結果オーライ。

 その後も、わがままを連発するアキネだった。ホント、面倒くさい奴。

 そんな奴に文句も言わず従う悪魔達。この世界も弱肉強食なんだなと思う。

 


 しばらく歩くと洞窟の入り口に着いた。

 空は黄昏色で雲一つないきれいな景色だ。

 そんな時、ふと思ったことを聞いてみた。


 「なんか、この洞窟にいたことをまだ聞いてないような…。

  なあ、アキネ。なんでこんな洞窟にいたんだ?攫われたわけでもないのに…。」

 

 僕がそう聞くと、セラフィスとアキネが僕達から目を逸らす。

 アヤシイ。

 その怪しさに気付いていたのは僕だけではなかった。

 

 「ねえアキネちゃん。どうしてこんなところにいたの?

  みんな心配してたんだよ。私も心配だった。もちろん教えてくれるよね?」

 「うぅぅ…。分かったのだ、だからその目はやめるのだ!」


 レナの笑顔の圧にはさすがのアキネも耐えれなかったようだ。

 もし僕が同じ立場だったら絶対に耐えられない。

 その後アキネは無事に洗いザラい吐いてくれた。

 急に住んでいた洞窟にセラフィスが現れて彼女にこう言ったそうだ。

 「そんなところにいてつまらなくないか?もしそうなら私について来い。」と。

 その頃の生活が面白くないと思っていたアキネはもちろんついていく。

 しかし、そう簡単には洞窟から出られなかった。他の(ドラゴン)の仲間のせいである。

 追手を追い払うために全力であたったのが悪かったのか皆逃げてしまったそう。

 そして今に至るということだ。


 大体は想像できた。

 只々捕まりたくなかったアキネは仲間をぶっ飛ばしてしまう。

 それをセラフィスがやったと仲間は勘違いをし誤報告してしまった。

 とりあえず、彼女は無事なようだし問題はないはず。


 僕達はヴェルグルード達に報告する内容を合わせながら彼等(ドラゴン)のもとに戻る。

 でも、最近冒険者達が行方不明になっている理由にはなっていない。

 僕達は何か重大な勘違いをしているのか?

 いや、考えすぎか。

 ここんところ立て込んでたからきっと疲れてるのだろう。

 

 少しの不安がありながらも無事洞窟にたどり着いた。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






 帰ってすぐ、ヴェルグルード達には状況を説明する。

 予想通り彼等は怒っていた。いや、想像を超える程だ。

 アキネは涙目になって仲間達に謝っている。

 その小さな背中を何回も折り曲げながら。

 そして、一波超えたところで本題に入る。


 「なあ、ヴェルグルードさん。アキネと一緒に旅をしてもいいだよね?

  僕が彼女を連れ戻す見返りとして、そういう条件だったはずだけど。

  (ドラゴン)なら約束、破らないよね?」


 (なっ!我らが炎之竜(ファイヤードラゴン)がそんな愚行をするとでも。

  しかし、正直なところ娘をお前さんたちに預けるのは心配だ。

  約束を破るなんてみっともない。

  よしっ。分かった。一緒に旅をするのは認めよう。

  しかし、定期的にここに帰ってくるのという条件付きでな。)


 「そんな条件つけるなんてひどいぞ!」


 (我らはこれでも妥協の末なんだ。お願いだ。頼む。)


 こうも言われたら調子が狂う。

 でも、定期的に戻って来るだけで僕らのPT(パーティー)の火力不足を補える。

 結構オトクなのでは?

 そう考えてしまったら、もう止められない。

 

 「あぁー。もういいよ、分かった分かった。定期的にここに来る。それでいい。」


 (あぁ、ありがとう。冒険者よ。そなたに託して後期はしない。娘をよろしく頼むぞ。)


 こうして、僕達に新しい仲間が加わった。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






 冒険者:タクヤ


 Lv.16


 体力:258 力:98 敏捷:174 


 知力:189 魔力:238


 魔法:火の爆弾ファイヤボム:火の玉の爆弾を打ち出す。


 スキル:なし


 特殊能力(ユニークスキル):創造者



    

破滅の洞窟編終了しました。

なんか句切れ悪いかもしれないですがすいません。

次回からもよろしくおねがいします。

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