八話
【博麗神社変②】
視点:博麗の巫女
「まったく、、、騒がしいわねなにかしら?」
「巫女様!人里の上を大きな影が高速で飛んで行ったんだ!」
「その風圧のせいで家が何件も崩れた!」「きっと妖怪だ!倒してくだせえ」
「!!分かったわ、今すぐ向かう探し始める」
「おお!」「さすが巫女様!」
いつも参拝に来ないくせにこんなとこだけ私に頼るのよね、、、
ほんとめんどくさいわ。
「おお!此処が博麗神社か!」「知っている通りの姿だな!」
「貴方、、誰かしら?」
こんな島で来るなんて、、でもこいつが多分異変の首謀者よね
さっさと仕留めて寝たいわ。はぁめんどくさい
視点:地霊
「貴方、、誰かしら?」
「俺か?この島の持ち主であり鬼!風見地霊だ!」「お前は?」
「私?私は第3代目博麗の巫女、博麗 夢陽よ」
「そうか!俺はお前の力を確かめるためこの島で空を飛んできたんだ」
「それより人里の家が吹っ飛んだのは貴方のせい?」
「おお!地面が見えるよう低空飛行してたら風圧が地面にまで行ってしまったのか!」
「それはすまない。故意ではないんだ」
「まあ直すのを手伝うなら許すわ」
「そのくらいならいくらでもやるぞ!」
「それよりお前が妖怪との共存を構想しているというのは本当か?」
「ええ、戦うのもめんどくさいのよ。だからね」
「そんなことか」「まあそんなことよりも、、、」
「でもケジメは付けないとね」
「「戦おうか(いましょう)」」
「貴方たちこの境内から逃げて人里にいなさい」「巻き込むわよ」
「わ、わかりました」「頑張ってください巫女様」
「慕われてんじゃん」
「賽銭はくれないけどね」
「さて、と、じゃあいくわよ?」
「おう!」
そして、、後に幻想郷最初の異変と呼ばれる戦いが始まった