表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻想奇想郷  作者: ベルフェスティフ
二章 幻想郷一周
13/27

四話

【人里編③】

「さっさと買いに行こうか」

「はい!」

「他には買いたいものとか無いの?」

「うーん、、それなら肥料がほしいです!」

「わかった、家具屋で聞いてみよう」


「すいませーん」

「はーい今行きまーす」

ん?変な気配だ、妖怪とも人とも違う。多分付喪神かな?

「いらっしゃいませ!今日は何を買いに来たんですか?」

「うーんそれよりも君、付喪神?」

「っ!、、、店の奥に来てください」


「地霊さん、付喪神ってなんですか?」

「付喪神で俺が知っているのは生まれてから百年以上経ったものに

稀に生まれる存在。ということだけだな」

「はい、その通りです」「ですがなぜわかったんですか?」

「そんな警戒しなくても俺たちも妖怪だよ?」

「えっ!そんな、、妖怪の特徴は⁉」

「幽香は基から人に近い姿で、俺は鬼なんだけど角折ったから」

「角折るとかそんなバカなことしたんですか、、、」

「はい、、私も言われたときは同じ感情でした、、」

「何言ってるんだ?」「角なんかいらないだろう」

「はあ、そうですか」「話しているだけで疲れてきました」

「そんなことよりベットを二つ売ってほしいんだけど」

「分かりました」

「ベット二つならほんとは9120円ですが始めて会った妖怪さんなので

半額の4560円にします!」

「おお!ほんとか!実は持ち合わせが一万しかなくてな」

「店内をサラッと見たとき肥料用の金が足りないと思っていたんだ!」

「大丈夫です!元値は300から私が作ったものなので!」

「すごいですね!」


「俺は手が器用じゃないからあこがれるね」

「じゃあ肥料を買いに行きましょう」

その後残りの5000円で一番高い肥料を買って家に無事に帰れた。

次来るときは博麗にも会ってみたいね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ