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第5話

 


「何で...?」


 私は何故か泣いていた


 痛みで泣いたとかではない


 多分自分の存在について泣いてしまった


 でも、詳しくはわからない


 悲しいから泣いたのか、嬉しいから泣いたのか


 私の存在についての記憶はない


 ただ、何故か泣いてしまった


 私は神片のことは後回しにして自分のことを真っ先に考えた


「私は誰?」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ・ クロ・ホールド (時空神)


 種族 魔族 神


 年齢 7歳


 神片 カード、世界儀


 身分 ホールド公爵家長女(第一継承権) 最高神 


 家族 父 ジャーマン・カジン 母 リサ・ホールド(故人)

 兄 シン・ホールド 保護者 アグニ・マーム


 リサがホールド家によって殺される間際、当時従者兼護衛のマームにシンと共に託された。また、記憶を失っているが時空神である。


 ・固有能力


 【時空神】 0%


 一部解析不能


 あらゆるものを再生できる


 【魔導】


 魔力増大


 神片を出さなくても魔法を使える


 魔法を設置できる


 魔法威力効果増大


 思考加速


 並立思考


 魔力節約


 ・メイドLv 10


 料理、裁縫、洗濯、掃除、収納が使える


 ・掃除


 掃除するときに汚れを認識して完璧にきれいにすることができる


 ・料理


 料理するが味と品質が上がる


 食べたり、覚えたり、作ったりすると自動でレシピとして記憶される


 前世の料理が作れる


 魔力を込めながら作ると特殊効果が付与される


 ・裁縫


 布または革でできたものを作成、修理する際品質に補正される


 ・洗濯


 何かを洗う際汚れを完璧に落とし、完璧な仕上がりになる


 体力補正(極大)


 速度補正(極大)


 家事に補正(極大)


 ・収納


 無制限に物を別空間にしまうことができる


 またその別空間の時を操作できる


 【思考伝達】 Lv 10


 パスを繋いだ人に思ったことを遠くからでも伝えたり、相手が思ったことを受け取る事ができる


 また、一方的にパスを繋いで相手が考えていることがわかる


 更に、パスを繋いだ人同士で伝達できる


 【鑑定】 Lv 10


 色々なものの情報がわかる


 ・未来予知 


 注いだ魔力に比例して未来の可能性を鮮明に見ることができる


 ・付与 Lv 10


 色んなものに魔法や魔力を付与して永続的に特殊効果をもたせることができる


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 丁度私が知りたかった情報が出てきた


 それに目を通すと私の存在について知れた


「私は時空神....神だったんだ」


 でも、そんなことなんてどうでもいい


 この涙について知りたい


 多分私が時空神のときの記憶が関わっているのだと思うけど、記憶を失っている...いやこの涙を流した原因が記憶を失う原因だったのかも知れない


 私は一つの可能性を考えた、だが合っているかもわからない


「いつかおもいだすかな?」


 私はいつか思い出すことを願うことにした


「..............ん?」


 私は改めて自分の情報を見ていると気になることが書かれていた


「公爵家長女?公爵家ってことは....貴族!!」


 他にも私のお母さんはホールド家に殺され、お母さんはマームに私達を託したなんて


「マームに聞かなきゃ」


 私はまたリビングに居るだろうマームに聞きに行った


「マーム!!」


 私はリビングに入るとマームに向かって叫んだ


 リビングではどうやらマームとお兄ちゃんが話していたらしい


「どうしたんだクロ?」


 お兄ちゃんは私を椅子に座らせた


 私は正面に居るマームに言葉を放った


「マーム、私達が貴族だっていうのは本当なの!?」


 何故かマムは天を仰いだあと、お兄ちゃんを睨んだ


 お兄ちゃんも何故か苦笑いをマームに返した


「お前もか」


 マームは呆れたように言った


「お前も」ってことはお兄ちゃんも気づいたんだ


「一応聞くがどうやって知ったんだ?」


 マームが何故か気づいた方法を聞いてきた


「え〜と、鑑定の私の情報に書いていた」


 マームが机に突っ伏した


「悪いんだが、その鑑定結果を見せてくれないか?」


 お兄ちゃんがマームの代わりに聞いてきた


「いいけど、どうやって?」


 私が了承するとお兄ちゃんが見せ方を教えてくれた


 私は教えてくれた通りの手にして唱えた


「”公開”」


 ....何も変わらない


「どんな感.....」


 お兄ちゃんの目が怖い


 熱心に鑑定結果を見ているのか目が見開いている


(できたのかしら?)


「クロ.....」


 お兄ちゃんがいつもより真剣な顔でわたしを見て私を呼んだ


「な、何?」


「時空神....」


「あっ....」


「えっ....」


 お兄ちゃんが鑑定結果の私の名前のところを指差した


 そういえば神だったんだ


 やばい


 マームもシンの言葉に驚いたのか、机から顔を上げて鑑定結果を見た


「ふっ.......」


 マームが私の鑑定結果を見たあと倒れた


「「マーム!!」」


 私達は倒れたマームをマームの部屋へ運んでベットに載せて毛布を掛けた


 その後お兄ちゃんは心労が原因だろうといって部屋から出た


 その後私達はさっきのテーブルの椅子に座り、話の続きをした


「マームに変わって言うが最初は俺達の生まれについてだ....」


 お兄ちゃんは私が気になっていた生まれについて話してくれるようだ


 そして、お兄ちゃんの口から出たのはマームの過去


 まとめると、お母さんは私達を生んだあと自分が死ぬのをわかっていて、私達を巻き込まないようにマームに託した


「そうなんだ....」


「ああ、俺もさっき知った。あと、これもさっき知ったことなんだが...」


 どうやら、私の固有能力は普通じゃないらしい


 まず、数。普通は2,3個らしい。次に色々な固有能力が入っている「メイド」これも持っている人が少ないらしい。最後に固有能力のLv、たまに「鑑定」が生まれつき2,3の人は居るらしいがLv10は少ないらしい、しかも私の場合Lvがついているものは全部Lv10だし、普通はその固有スキルを使いまくってLvを上げるらしい


「そういえばお兄ちゃんの固有能力は?」


 お兄ちゃんが知っているということはもしかしてお兄ちゃんも....


「俺か?俺は...「”公開”」」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・ シン・ホールド


 種族 魔族


 年齢 10歳


 神片 カード、ナイフ


 身分 ホールド公爵家 楔(死)


 家族 父 ジャーマン・カジン 母 リサ・ホールド(故人)

 妹 クロ・ホールド 保護者 アグニ・マーム


 サラがホールド家によって殺される間際、当時従者兼護衛のマームにクロと共に託された。また、一部知識神に封印されているが前世の記憶がある。死を司る楔の一人。


 ・固有技能


 本人の個人的な能力


 意識することで発動する

 中には自動又は常に発動するものがある


 【無慈悲】 0%


 一部効果不明


 殺しをためらわない


 殺しをしても心が傷まない


 情けをかけようと思わない


 【守護】(自動発動)


 自分が守りたいと思っている人を守っているとき、その人に敵対している人と戦うとき、その人を守るために戦うときに効果が発動する


 効果は、身体能力向上、魔力増大


 【暗殺者】 Lv10


 暗殺に対して若干補正が働く

 また、探知、隠密、暗視、俊足、跳躍、が使える

 それらのLvは「暗殺術」のレベルが1上がるごとに1上がる


 ・探知


 目的の物、生物がどこにあるのかわかる


 ・隠密 


 存在を認知されなくなる


 触れているものにも効果がある


 ・暗視


 暗闇でも鮮明見える


 ・俊足


 物凄い速さで行動できる


 思考も加速できる


 体力補正(極大)


 ・跳躍


 一瞬で縦や横に跳躍できる



 【鑑定】 Lv 10


 色んなものの情報がわかる


 


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「......」


 やっぱりだった


 しかもお兄ちゃんにも昔の記憶がある


「お兄ちゃん...記憶」


「ああ、まぁな。一応前世の記憶があるらしい」


 なんかずるい、私は記憶がないのに


「私は、自分が神だったことはわかるけど記憶がない」


 お兄ちゃんは「はっ」とした顔で俯いた


 ちょっと悪い事したかな


「俺にも、一部記憶が無いんだ」


「えっ」


「鑑定結果にもあるだろう?知識神に記憶が封印されたって。封印されたのは俺の死の記憶に関わるもの全て、そのせいで前の名前や大切な人のことを忘れた」


「大切な人....彼女とか?」


「わからない。家族の誰かだったかも知れないし、友人だったかも知れない」


「そっか...」


 お兄ちゃんも記憶が一部無くて苦しんでいるんだ


「そういえば「知識神」っていったけど、神に会ったことがあるの?」


 もし私も知識神に会えるのだったらなにかわかるかも知れない


「俺が死んだあと、あの世で「創造神」「知識神」「破壊神」の声を聞いて、この世界の転生してある人を探して欲しいって頼まれた」


 つまり、死なないと会えない


 でも、3人とも会ったことがあるような気がする


「誰を?」


 私は続きが気になったので聞いてみた


「さぁ?聞く前にここに飛ばされたから」


 私は椅子の上で転けそうになった


「何しているのよ...知識神も破壊神も止めなさいよ」


 何故かそう口からこぼれた


「思い出したのか?」


 お兄ちゃんが聞いてくる


「いいや、でも多分3人共私と会ってるそして...2人は友人だった」


「そっか」


 もしかしたら私の記憶がいつか蘇るかも知れない。


 少しずつ、少しずつ


 そして、また


「「会いたいな」」


 何故かお兄ちゃんと言葉が重なった


 私達はお互いに微笑みあった













































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