第4話
(いやだ...失いたくない。どうして、血は止まらないの?どうして、傷は癒えないの?どうして.....目を覚まさないの? いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいや..................................................................................................................................もう何も失いたくなかったのに)
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私は頭痛とひどい悪夢で目を覚ました
「うぅ...朝からひどい悪夢と頭痛で起きるなんて...今日は厄日かな?でも何か忘れているような...あっ!」
私は今日は何の日なのかを思い出した
「今日は神片の託授の日だった」
前言撤回今日は幸運な日だ
私は自分の髪を整え、髪留めを付けたあとにマームに会いにリビングに向かった
「マーム使い方教えて!!」
私はそう叫びながらリビングに居るマームに話しかけた
そこにはもうひとり銀髪の髪を肩まで伸ばし後ろで一つにまとめ、灰色とは少し違う銀色の目を持った私のお兄ちゃんがいた
お兄ちゃんもマームに聞きに来たんだろう
「まずは、挨拶だろ?クロ」
マームはいつもと変わらず男口調で話しかけてきた
「あっ、ごめんない。あと、おはよう、マームとお兄ちゃん」
私はマームとお兄ちゃんに挨拶をした
「全く、似たもの兄妹だな」
「ははは...」
「???」
マームとお兄ちゃんの会話が理解できなくて私は首を傾けるだけだった
「さっきもシンに言ったけど、神片の発現と使い方は朝食のあとでな」
なるほど私が来る前もお兄ちゃんが私と同じやり取りをマームとしたのか
「はーい」
私もちゃんと返事をした
「さて、早速準備しようかな。二人はそこに座ってまっていてくれ」
私たちはリビングに設置された卓上テーブルにある椅子に座った
「お兄ちゃんは、どんな形がいいの?」
私は朝食が来るまで暇だったのでお兄ちゃんに神片の形を聞いてみた
お兄ちゃんは
「できたら、攻撃もできて防御ができるやつがいいな〜」
っと返してきた
「扇とか?」
私は記憶にある攻守共にできというマームの神片で聞いてみた
「いいや、できたら遠近こなせる武器がいいな〜」
お兄ちゃんはそんな欲張りなことを言ってきた
確かに扇は近距離武器だけど
攻守ができて遠近ともにこなせる武器なんて私は知らない
「いいや、わからないぞ。ていうかお前は?」
逆に聞き返された
「私は、攻撃なんてできなくてもいいけど、皆に役立つような形と技能がいい」
「盾とか?」
確かに盾は皆を守れるけど、守りに行こうとして逆に守られる未来が見える
「それじゃ、私は皆の役に立てない。むしろ、足を引っ張る」
「そうか?でもそっちのほうが無くないか?」
「確かに」
「はは...」
「フフ...」
などと話している間に朝食が来た
はい、召し上がれ」
「「いただきます」」
私たちはマームの作った朝食に手をつけた
今日の朝食はスクランブルエッグに、ハム、サラダ、パンとバターだね。
「「ごちそうさまでした」」
「お粗末さまでした」
ふぅ〜今日のスクランブルエッグは最高だった
私たちが少し休憩している最中にマームは朝食を片付けたのかこっちにやってきて俺たちに両手を差し出してきた
「二人とも片方ずつ握れ」
俺たちはマムの手を握った
すると体温とは違う暖かさがやってきた
「これが魔力さ、この魔力を手に集めて”顕現”って唱えれば発現できる。そして、使い方は発現したまま魔力を手に集めて”鑑定”って唱えれば武器が使い方を教えてくれる」
なるほど、マームが教えるのでは無く神片が教えるのね
「「ありがとう」」
「初めは慣れないから、自分の部屋で集中してこい。あと、攻撃魔法は使うな」
「「はーい」」
私は自分の部屋に駆け込みベットの上で神片の発現を試みた
(さっきの熱を手に集めるように)
さっきので普段自分が感じているこの熱が魔力だとわかったが、操作がむずい
(魔力の流れをイメージして手に流すようにすれば)
するとどうだろうさっきまで少ししか集まらなかったのに今度はかなり集まった
(これなららいけるかな?)
私は、試しに唱えてみることにした
「”顕現”」
するとさっきの熱が少し失われ同時に私の手に四角い薄い板と様々な色をした空中に浮いている小さな7個の球体が出てきた
「何かしらこれ?」
球体には赤色のと水色の、緑と黄色が混ざった色のがあり3つの球体が中心で接し合っておりその周りを3つの黒い球体が周っていて、残る1つは灰色で他の球体とは離れている
板の方は試しに板に力を加えても曲がったり折れたりせずそのままの形を保っていた
「使い方をしろうかな」
よくわからなかったので私は使い方を知ることにした
(さっきみたいに魔力をあつめて)
「”鑑定”」
その瞬間、私の頭の中に激しい痛みと共にこの神片の情報と使い方そして、私の存在についての情報が入ってきた
どうやら今日は厄日らしい




