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第3話

 


「どうかしたのか?」


 俺は正直に言ったはずなのにマームに驚かれた


 なぜだ?これは普通ではないのか?


「シン、悪いんだが「自分の情報」の鑑定結果を見せてくれないか」


「いいけど...これってどうやって見せるんだ?」


 そもそも見せられること自体知らんかったし


 俺はまだ視界にある鑑定結果をちらっと見る


「まず手を開いてくれ」


 マームが見せ方を教えてくる


 言われた通りに手をパーにした


「次は小指、薬指、中指をこんな風に曲げてくれ」


 マームがお手本を見せてくる


(これって無敵チョキとか、田舎チョキとかいう形だよな)


 そう思いながらもマームの通りに曲げる


「そしたら鑑定結果のほうに手を横に手のひらを鑑定結果に向けて、「”公開”」って言いながら反時計周りに自分に向けてくれ。そうすると自分にはわからないが鑑定結果が公開状態になる」


 俺は手のひらを鑑定結果に向けて反時計周りに自分に向けながら言った


「”公開”」


 何も変わらない


(そういえばマムは自分ではわからないって言っていたっけ?)


「マームどんな感...」


 マームの目が怖い


 熱心に鑑定結果を見ているのか目が見開いている


(まぁ、成功したのかな?)


「...シン」


 マームが鑑定結果を見ながら話しかけてきた


 いつもより低い声で


「な、何」


「お前、前世の記憶があるんだな」


「な....」


 マームが俺の鑑定結果の一部...俺が転生したという記述があるところを指差しながら聞いて来た


(やばい、鑑定に書かれてたの忘れてた...どうしよう)


 俺は、言い訳を考えているとマムはまた聞いてきた


「いつからだ?」


 隠しても無駄だと諦め話すことにした


「今日....神片を顕現したときに記憶が戻った」


「そっか、」


 マームは意外な反応を見せた


「驚かないのか?」


「ああ、お前は知らなかったんだな、たまにいるらしいぜ前世の記憶があるやつ。まぁ、俺は見たこともねぇし違う世界からの魂だとか聞いたことねぇけど」


 どうやらこの世界限定で前世の記憶があるやつはいるらしいが、違う世界の記憶を持つやつはいないらしい


「俺みたいのがいるのか」


「まぁ、そいつらは皆大罪を犯したから天国に行けずこの世を彷徨い人の子に入ったって言われているから大抵は隠している」


「俺は大罪を犯していない....多分」


「それはあとで話すとして、お前気づいていないみたいだから言うがこの固有技能とそのLv...あと神片、普通じゃないからな」


「なぬ..」


 普通じゃないだと


 ていうかなぜ神片も見られたんだ


「神片も見れたのたか?」


「ああ、言っていなかったけれど「公開」は自分が見ている鑑定結果を全部見せるからな。ていうか、なんで消さずにそのままにしてたんだ?」


「色々あった」


 実は消す前に家族のことがわかってマームに聞きに言ったんだよな


「ふーん、でだ...まずこの固有技能だが普通の人より少し多い、普通固有技能は鑑定以外にに1,2つあるぐらいだが...まぁ例がないわけでは無いからまぁいい。しかし、何だこの鑑定のLvと色々な固有技能をが入っている「暗殺術」はこんなの見たこともないぞ」


「そうなのか?」


「あぁ、鑑定が生まれつきLv2,3の奴はいるがLv10は一人しかいないぞ!!」


「いるんだ...」


 てっきり居ないんかと思った


 マームいわく固有技能のLvは普通1からでそこからその固有技能を使いまくってLvを上げるらしい


「あと、この「暗殺者」こんな感じに他の固有技能が入っている固有技能を持っている奴は一人しか居ないぞ!!」


「またかよ」


「ていうか、どっちもサラだがな」


 母かよ!!ていうか俺の母どんな人だったんだろう


「次にこの神片の...ていうかシンの神片、サラと同じなんだな」


 そういえば、マームの話で母はカードの技能「占い」と固有技能「未来予知」で自分の死を知った、そう言っていたな


 まぁ、俺の神片に「占い」なんて無いけどな


「話を戻すが...神片は普通ひとり一つだが...まぁ、サラも多分そうだったんだろう」


 まじで何なんだ母は


「まじで何なんだ母は!!」


 あっ、声に出してしまった


「まぁ、サラは守護者だからな」


「守護者ってなに」


 ていうか、母は守護者って呼ばれていたんだ


「まぁ、なんというか...一定の条件を満たして、二つ名をつけられたある意味規格外の集団だな。」


規格外...


「母は守護者として何をしていたんだ?何て呼ばれていたんだ?」


「サラは闇属性...時空を操る魔法が得意で、固有技能で未来を観ることができたからの{運命の守護者}って呼ばれて王都の結界を作って維持していたんだが....結婚して子を生むために遠く離れた離宮に移るとき王都の結界に数年間分の魔力を注いでいったんだ」


「でも、母は死んでしまった...結界はどうなるんだ?」


「そろそろ無くなるだろうな、魔力で作った結界は作った本人の魔力か、その魔力に似た作った本人の子供の魔力でしか維持できないからな」


「俺らの魔力は母と似ているのか?」


「普通は母と似る」


「なるほど」


「で、お前が転生者だという話をしようじゃないか」


 げっ、そこに戻るのか


 マームはニヤニヤしながら言葉を綴った


「まぁ、話してわかったがお前は記憶が戻る前と全然変わっていない。だから、霊がお前に入ったわけではないだろう」


「霊が入ると変わるのか?」


「ああ、大きく変わる。だから、お前は昔大罪を犯していないんだろう」


「良かった〜」


 このままだったら家追い出されたかもな


 俺が安堵していると廊下の方から騒がしい音が聞こえた


「マーム!!」


 クロが慌てた様子でマームを呼んだ


「どうしたんだクロ?」


 俺は慌てた様子のクロを席に座らすとクロはマームに言った


「マーム、私達が貴族だっていうのは本当なの!?」


 マームは天を仰いだあと、俺を睨んだ

 

 ”似たもの兄妹が”と聞こえてきそうだ

 俺は苦笑いを返すしかできなかった






















タイトルとあらすじを少し変更しました。

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