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白狐のミソロジー  作者: ヴァイス
末裔の白狐
6/43

やりたいことをやり通す!

 いつもニコニコ皆さんの隣に走りよる狐人、リリ・クレハ。御呼びとあらば即参上!

 え? 呼んでない? そんなつれないこと言わなくてもいいじゃない。


 さて、この世界について調べた翌日です。今日は元気に魔法について調べましょう。お父さんの書斎へ向けてしゅっぱーつ!


 お父さんの書斎に着いてから即行動。本棚から魔術教本を抜き取る。

 ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ、いつ、むぅ・・・・・・って多すぎるでしょ! 一体どれだけあるのよ!?


 ・・・・・・十冊ね。ちょっとコレに関してはさすがに予想できなかったわね。夜とか関係なく冊数だけでも数えれば良かったわ。心構え的意味合いで。


 あるのは、『初級普通系統魔法』『初級特殊系統魔法』『中級普通系統魔法』ってそういうことね。普通系統と特殊系統に分かれてて、それが王級まであるから十冊なのね。ていうか、重い。一冊が分厚すぎる。これだけ知識を詰め込んでるのを読んで覚えられるかしら?


 やってみないとわかんないか。とりあえず初級普通系統からかな。


 本を捲る。


「おぉ」


 捲った途端に感嘆の声が出てしまった。魔法一つにつき一ページ使われていたのよ。しかも、丁寧に魔法の効果と魔法陣と詠唱文、全てが一ページに収まっていた。

 こんな感じで記していったらそりゃページ数も多くなって重くなるわね。

 魔法陣を描いているのがいいわね。これなら陣を描く練習もできる。よく考えられてるわね。


 まずは、試しにやってみますか。


 火系統は、家が燃えそうね。雷系統も同じ理由で却下。岩と氷は壁をぶち抜いてしまいそうだからこれも却下ね。となると、水と風、光と闇か。光と闇は支援魔法だから、発動してもよく分かんないし、水か風。まあ、妥当なところで水ね。


 というわけで、水系統初級魔法の水弾を発動しましょうか。

私は右手を窓の隣に向けて突き出す。本棚に向けたりとかしませんよ? だって、本に水掛かったら大惨事じゃない。


「水精よ 汝の力を借りてここに水球を為す 我 水の波動を放つ者也“水弾”!!」


 温かいような冷たいような何とも言えないものが突き出した右手に集まっていき、放出される感覚がする。そして、事象に干渉、水が現出し、バスケットボールくらいの大きさになった―――刹那。


 風を切る音、直後に物が砕けるような轟音。


 そこにあったのは、右手を突き出したまま呆然とする私と、その右手の延長線上にある壁にバスケットボール程の穴が開いた壁という光景だった。


 よく見ると穴の先にある森の木も幾本かが何かになぎ倒されたかのような惨状になっていた。


 え? ちょっと待って。今何が起こったの? 初級だよね? 初級魔法の水弾だよね? 破壊力抜群すぎない? しかも、木が五、六本倒れてない? こんな大威力の魔法じゃないよね? しかも水だよ?


 そこで、廊下を走るような音がこの部屋に近づいてくる。


「何事だぁっ!? 今の音は一体うおぁっ!!」

「アナタ!? 何があったの!? って、何よこれぇっ!!」


 言い訳はしない。こういうときは言い訳をしたり、開き直ったりしてはいけない。それは私の中で決めていることだし、何より――――、


 一つ、自らの行動に責任をもって行動せよ


 この惨状は自分が作り出したもの。だから、真摯に受け止めないといけない。

 私はお父さんとお母さんに向き直って、正座の状態から腰を折り、両肘が付くぐらいに腕を地面につけ、頭を下げる。いわゆるDOGEZAである。


「申し訳ありませんでした」

「申し訳って、これ、リリがやったのか?」

「うん。そう」


 言い訳はしない。しないったらしない。


「何をしていたのかしら?」

「魔法の練習をしたらこうなった」

「何の魔法?」

「水弾」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」

「水弾」

「聞こえなかったわけじゃないわ」


 分かっていますとも。雰囲気に耐えきることができずにちょこっとふざけてみただけです。


「え、水弾? 水弾でこんなことになったの?」

「うん」


 ちなみに、DOGEZAは続けている。つまり、私は今地面に向かってしゃべっていると。


「いや、水弾ったって、水弾程度でこんなことになるかぁ?」


 安心してダディ。私もなんでこうなったのか分かってないから。


「まあでも、リリにケガが無くてよかったよ」

「そうね。それがなによりだわ」

「怒らないの?」


 そこで私は顔を上げて二人を見る。多分、私は今目を見開いて驚いているでしょうね。


「ん? 何を怒る必要があるんだ?」


 いやいやいや、物を壊したら怒られるって普通じゃない?


「私は家の壁を壊したんだよ? 怒られて当然のことをしたのになんで?」

「ははは。確かに壊れたな。だが、魔法の練習をして壊したんだろ?」

「うん。そうだけど・・・・・・」

「こういうのはな。必要な犠牲って言うんだ」


 うん。絶対言わない。言えてたまるか。


「でも――――」

「なぁに、気にするな。俺も幼いころは家の壁を壊すなんて日常茶飯事だったからな」


 といって豪快に笑うお父さん。見た目とのギャップがキツイ笑い方ね。これには惚れない。

 私が納得してないところでお父さんが私の頭に手を置いて「ま、壊れたなら直せばいいさ」と言った後にクシャクシャッと私の頭を撫でる。


「ただし、次からは外で練習するように。いいか?」

「はい」


 私は本を戻し、初級魔法の本だけを持って外に出る。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「エンリ」

「何ですかあなた?」

「この壁どうしよう?」

「直すしかありませんね」

「はぁ・・・・・・」


 カルラは肩を落とす。これからしばらくは重労働だと。


「けれど――――」


 エンリのその言葉にカルラは顔を上げてエンリを見る。


「何だ?」

「いえ、これが『末裔』の力なのかしらって思うとね」


 エンリの顔は嬉しそうに笑っていた。それを見てカルラもつい笑ってしまう。


「そうだな。あの子は将来、とんでもない子になるだろうな」

「そうね。そんな子を産んだだなんて誇りに思ってしまうわ」

「これからのリリに期待だな」

「そうね」


 そこで、二人は向き合って微笑み合う。目の前の惨状をどうにかしないといけないという事実から目を反らして。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 私は家を出てすぐのところにある林に向かって立っていた。何気に外出初めてね。


 けど、あそこまで威力があるなんて聞いてないわよ。本にもそんなこと書いてなかったし、お父さんもお母さんも水弾って聞いて驚いてたし。一体どういうことなの?


 色々原因は考えられるわね。

 異常な程の水系統に対する適性があったとか、込める魔力量で威力が大きく異なるとか、考え出すと結構キリがなくなるわね。


 まあ、こうやって考えるのは後回しにしましょ。どうせ、誕生日には自分が何者なのか分かるでしょうし。それまでは魔法の練習ね。


 さぁてと、さっきは想定外の出来事が起こって中断しちゃったけど。魔法を発動した時に感じたあの温かいような冷たいような何かが魔力だっていうのは何となく分かったわ。とりあえず、しばらくはその魔力を自然に操れるように練習ね。


 まずは、魔力を感じる。身体の中にあるあの感覚を感じ取る。

 そのまま左手に魔力が行くように意識してみる。


「お、おぉ?」


 魔力が左手に集約されるのが分かる。


 これが魔力操作ね。どこに持っていくかを意識するだけでできるわけか。割と楽にできるのね。


 次に、左足、右足、右手とやっていき、操作ができることを確認する。うん。バッチリね。


 さて、次は魔法を発動する。

 右手を前に突き出して魔力を集約。放出する。・・・・・・オッケ、できてる。

 そのまま魔力を球体にする。大きさはピンポン玉くらいでそこに水ができるのをイメージする。


「お、できた」


 そのまま発射。さっきと同じように風を切る音と着弾音。そして、連続した破砕音。その結果、さっきよりも多くの木が半ばから折れて倒れていく。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?


 おかしくない? 結構抑えめにしたよ? 水弾自体もかなり小さく作ったよ?


「ホント、何で?」


 声に出さないとやってられない。だってそうじゃん! 私普通に魔法使っただけなのよ!? しかも初級!!

 初級で木を十本前後も貫いて折り倒していくなんておかしいじゃない! これが私自身の元々持つ力なら人外もいい所でしょ!? イヤよ!? 私、自分が化物だなんて絶対に信じないからね!?


 その後も何度も何度も魔法の練習をする。魔力が尽きなかったことに気が付いたのは加減を完璧にできるようになった時だった。


 やっぱおかしいでしょ私。水弾、百発単位で打ったのに魔力の底が全く見えないんだけど・・・・・・。


 これはもう本格的に私は・・・・・・・・・・・・いやいやいやいやそんなはずはないわ! 私は普通よ! 狐人族に生まれた普通の女の子よ! そうよ。狐人族って魔法が得意なんでしょ? なら、私も魔法がちょっとできる狐人族の一人なのよ。他の子たちだってこれくらいできるのよ。

 え? お父さんたちが驚いてた? 知らないわねそんなこと。なんか悪い夢でも見てたんじゃない?


 私の中の何かが伝えてくる。「現実、見ようね?」って。私は普通の女の子よ! 化物だなんて認めない! 断固認めない!!


 それから威力の調節をするために、さらに水弾を打ち続けた。


 威力調節が十分できるようになった頃、よく見てみると辺りは暗かった。まあ、狐人族固有の【夜目】があるから視界には困らないけど。


 魔法の練習を終えて、家に戻る。


「ただいま」

「「おかえり~」」


 私が帰ってきたときには、お父さんは食卓に着いていて、お母さんは台所で料理の真っ最中だった。


「その・・・・・・お父さん」

「なんだ?」

「書斎の壁は・・・・・・」


 今朝の水弾事件でその被害に遭ってしまった書斎の壁さんが気になり、どうなったかを聞いてみる。


「もう直したぞ?」

「早っ!?」


 予想以上に早く直されていた。まるで魔法のよう。あ、魔法か。


「あんなのは土系魔法で何とでもなる」

「そっか」


 土系統って結構使えるのね。何はともあれ、直ってよかった。ホッとすると共に罪悪感が襲ってくる。


「本当にごめんなさい」

「もう気にしなくていいぞ」

「それでも、ごめんなさい」


 なんとなくだけど許しの言葉がないと不安になるのよね。


「分かった。リリを許そう。ただし、もう家の中で魔法の練習は禁止だぞ?」


 そんな私の気持ちを汲み取ったのか、許しの言葉を貰った。


「ありがとう」


 そこで、料理が運ばれてきて三人での食事となった。

 私はご飯を食べながら今日ずっと気になったことを聞いてみた。


「ねぇ。水弾って木を何本も倒したりできる?」

「「できない」」


 二人そろってそう言われてしまった。


「あのねリリ。水弾というのは相手を牽制もしくは一時的に行動をできなくするために使うものなの。上級以上のものになれば、確かにできるかもしれないけれど。水弾一発で木を何本も倒すなんてことはできないわ。勿論、家の壁を壊すなんてこともね」

「うぅ・・・・・・。やっぱり?」

「えぇ。お母さんも水系統の適性がある上に、王級までは使いこなせていたのだから、間違えは無いわ」


 要するに、私の水弾一発は上級以上の威力があることになる。それって、やっぱり私は・・・・・・大丈夫よ! まだ大丈夫なはず! ただ、”ちょっと”魔法が得意なのが”かなり”魔法が得意になっちゃっただけよ。


 そこで、もう一つ気になることを聞いてみる。


「狐人族の平均的な魔力量ってどのくらいなの?」

「どういうことかしら?」

「例えば、水弾を百発単位で放ったりとか」

「平均的という話になるなら、それはムリね」


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


「出来ても三十発くらいかしら? 系統適性があればひょっとしたら、いけるかもしれないけれど。どうしてそんなことを聞くのかしら?」

「え!? う、ううん! 何でもないよ!? ちょっと気になっただけ!」

「そうなの? てっきりお母さんは、リリが百発単位で水弾を使えたから聞いたのだと思ったけれど?」

「そ、そんなわけないじゃない! こ、子供がそこまでできるわけないじゃない! もうお母さんったら変なこと言うんだから! あはははは」


 ひょっとしたら、私には水系統に適性があるのかもしれないわね。そして、魔力は平均以上。大丈夫よ。まだ、頭一つ抜け出たくらいの普通の女の子よ。


「それよりも! お父さんとお母さんのステータスってどのくらいなの?」


 無理やりだけど話題を変えてみる。


「なんだ? お父さんたちのステータスが気になるのか?」

「勿論! だって、お父さんたちって子供の時に狩りも旅もやりきってこの村に帰ってきてるんでしょ? だったら、すっごい強いんじゃないかって思って。そう思ったら気になったの」

「リリ。どこでそれを知ったんだ?」

「へ?」

「狐人族が子供の頃に狩りや旅をすることをどこで知ったんだと聞いている」


 なんか、お父さんとお母さんの顔が怖い。さっきまで柔らかい表情だったのに、いきなり真顔になって厳しい目つきになってるんですけど?


「えっと、書斎に本を読みに行った時にたまたま『狐人』っていう本を見つけて」


 これは正直に言わなきゃいけないことだと思ったから、言う。

 すると二人はあちゃ~って感じで顔に手を当ててしまった。え? 何? 私やっちゃいけないことしちゃった?


「読んじまったのか・・・・・・」

「ダメだったの?」

「いや、ダメというか何というか・・・・・・」


 何が言いたいのよ。普段は見た目に似つかわしくない豪快っぷりなのに何かハッキリしないなぁ・・・・・・。


「リリ」

「は、はい!」


 お母さんが普段と違う低トーンで名前を呼んでくるから驚いて丁寧に返事してしまった。怖いよ・・・・・・。


「リリが知ったことはね。本来、その場その場で本人に伝えられることなのよ」


 じゃあ、なんでそんなものを本に記してんのよ。知られたくないのなら本に書かなければいいじゃない。


「えっと、なら本にしなければ良かったのでは?」


 丁寧な言葉遣いが止まらない。

 だって今のお母さん怖いもん! 迫力が段違いなのよ!


「あのね、リリ。『狐人』なんて本は、普通はないのよ」

「えっと、どういうことでしょうか?」


 そこで、お母さんにあった迫力が霧散し、直後に呆れたような雰囲気になった。そして、おでこを右手で押さえてため息をついてからこれまた呆れたように言う。


「お父さんってね。記憶力が低いのよ」

「なるほど、そういうことね」

「・・・・・・・・・・・・」


 私のジト目を受けて、お父さんはガックリと項垂れていた。


 要するに、狩猟や旅については本来、その場その場で子供たちに伝えることになってたんだと思う。けど、仕来りは年齢でやることが決まっていて、それを伝えることはお父さんの役割だったみたい。

 つまり、あの本は本ではなくて、お父さんのメモ帳的なものだったと。これであの本がやけに薄かったかが分かったわ。


 そこで、お父さんが復活して話に入ってくる。


「記憶力が低いのは認めるし、お父さんもそこは反省してる! だがリリ。いくらお父さんとはいえ、人の机の引き出しを勝手に開けるのは感心しないぞ?」

「いや、普通に本棚に入ってたから」

「え?」

「だから普通に本棚に入ってたって」

「・・・・・・・・・・・・」


 なんでそこで黙っちゃうのよ。もしかして、意図して入れてたわけじゃないの?


「あなた。そう言えば、リリが生まれる前に書斎を片付けてましたよね?」

「あ・・・・・・」


 なるほど、つまり片付ける時、他の本に混じった『狐人』に気付かず一緒の本棚に入れてしまったと、そういうことね。なんてうっかり屋さん。


「お父さん。片付ける時は背表紙だけじゃなくておもて表紙とかも見た方がいいよ」

「ガックシ・・・・・・」


 それ口に出して言うことじゃないからね?

 両手両膝を床について落ち込んでるお父さんに近づいて、私は肩に手を添える。


「ま、これから気をつければ大丈夫よ」

「一歳にもなってない娘に慰められるのか、俺は・・・・・・」


 あ、そっか。成長早いから忘れてたけど、私まだ一歳になってないわね。


「とりあえず、ご飯を食べてしまいましょうか」

「「はーい」」


 お母さんの言葉で食事を再開する。


「それでリリ、いいのかしら?」

「? 何が?」

「狩猟や旅をすることよ」

「あぁ」


 いいのかしらって? 当然、


「やる!」

「全く臆さないんだな。さすがは父さんの娘だ!」

「それは置いといて」

「置いとかないでくれるか!?」


 ツッコミは放置。


「私は狩猟も旅もする」

「それはどうしてかしら? 仕来りで決められているから?」

「全然違うよ。これは自分の意志」


 そう。これは自分の意思よ。


 前の世界では冒険するなんてことは言えない。そんなことを言った日には夢を見過ぎだとか笑われる。

 この世界では旅なんて当たり前のようにできる。未開の地に行くことができる。秘境探索ができる。ダンジョンもある。


 私は、前世を全力で楽しんで生きたか? 正直言って、「はい」とは答えられない。勿論、友達と過ごす時間は楽しかった。


 やりたいことはやりきっていたか? これはハッキリ言える。「いいえ」。

 あんな親がいてやりたいことができるわけがない。私が前生きていた日本では、親がいなければ子は何もできない。そういう社会にされていた。


 でもこの世界は違う。子供がどうとか関係ない。甘くは見られるだろうけど。それでも、全ては自己責任。必然、行動に縛りは無い。

 やりたいことは好きにやってもいい。

 なら、やりたいことはやりつくしたいじゃない。


 『狐人』を読んだその時から、私は決めていた。


「やりたいことをやり通す!」

「「・・・・・・・・・・・・」」

「これが私の意志、私の気持ち。だから、狩猟でも旅でもドンと来い!」


 そんな私をお父さんもお母さんも優しい顔で見てくれていた。

ありがとうございました。

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