こんな私でも。
昨日よりも弱気になる
こんな私、知らなかった
“今から、メシいこうよ”
不意に向ける 通る声
指切りしたわけじゃなくて
誰ともする当たり前の
約束 淡い期待
してた私……に気づいた
ありきたりの お店だから?
初めてなのに馴染む
好みの雰囲気
ドジな私が
あせらずいられる
夢のような ひととき
時間を忘れる
あなたがいつもより近い
ごはんしか、はいらない;
このひととき過ぎれば
魔法もとけるの
“またね”と云えない切なさ
昨日より贅沢に寂しい
別れ際の“じゃぁねまた”は
明日の職場……食事じゃない
2人きりで逢えたのにな……
おしゃれさえもできなかった
ほのかながら心のおく
芽生えた紅い蕾
初めてのことに
マニュアルもなく
涙に溺れる……
明日逢えたら 笑顔で
あいさつできるかな
涙のあとはお化粧で
うまくごまかせるかな
それなのにね、少しは
気づいてほしいな
そんなこと考えていたら
今日もまた忘れた、おしゃれ;
気づいたら今日は休みだった;
次こそは私から……
描く前の伝えたかったことが伝わらないかも……しれ……ません;とほほ