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200字小説・300字小説

敗品回収車

作者: 柿原 凛

「こちら、廃品回収車です」

 こんなに暑いのによく働けるな。

 仕事もない、恋人もいない俺は人生において敗者だが、こんな時に働かなくてもいいのは勝ち組かもしれない。

 と、その時。いきなり窓を突き破って重厚なクレーンが部屋の中に侵入してきた。かと思うとすぐに俺の体をクレーンで持ち上げた。

「わ、ばか。やめろ!」

 それでも止まらない。そのうち薄暗い箱に閉じ込められて、車は発進してしまった。


「こちら、敗品回収車です」

 

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― 新着の感想 ―
[一言] か、彼女がいないだけが非リア充じゃないですから、わ、私は大丈夫ですよね? やっぱり彼女がいないとダメですか? 小説を読んで、初めて命の危険を感じましたww
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