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闇属性だけど脚光を浴びてもいいですか―追放された少年暗殺者はワケあり闇美少女たちと真の勇者へ成り上がる  作者: ミオニチ
【第2部 死霊行軍】1章 だれもとなりに立てはしない。

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97話 最高の仲間。

「わかった。じゃああらためて、これからよろしく。ニーベ」


「よろしく。ニーベ」


「よろしくね! ニーベさん! これからい~っぱい仲よくしようね!」


「ああ。こちらこそよろしく。ノエル。ロココ。ディシー」


 高く上る太陽が照らすガルデラ山の奥地。


 僕たちはニーベリージュとひとりひとり握手を交わしあう。



 こうして、僕たち【輝く月(ルミナス)】はついに4人になった。


 前衛の壁役にニーベ。敵の隙を突く攻撃手(アタッカー)に僕。後衛には攻撃、補助と万能のロココと、一発の威力に優れるディシー。


 あの【光】の勇者ブレンが率いるパーティー【黎明の陽(デイブレイク)】に匹敵する――いや超える力を持った、僕にはもったいないくらいの最高の仲間たち(パーティー)


 ……もう、恐れるものはなにもない。


「ロココ、ディシー、ニーベ。聞いてくれる? 僕はこれから、このままガルデラ山もその奥のディーガレット山も越えて、グランディル山の頂を――【死霊魔王】を目指したいと思ってる。道中の戦闘は僕の【隠形】で極力避けて、万全で戦えるようにもちろん休息を挟みながら。……みんな、ついてきてくれる?」


 そう告げて見まわすと、それぞれからすぐに力強い返事が返ってきた。


「うん。もちろん。ノエル」


「あ、あたしももちろん! ノエル! 怖くないっていったら嘘だけど……みんなといっしょなら絶対だいじょうぶ!」


「ああ。もちろんだ。ノエル。そのために私は【輝く月(ルミナス)】に入ったのだからな。みなともに全力を尽くして戦い、そして……生きて、ともに【英雄】になろう」


 ――ああ。本当に。本当に僕は、最高の仲間にめぐり逢えた……! 


 思わずこみあげてくるものを上を向いてグッとこらえてから前に向きなおり、僕はみんなに向かって宣言した。 


「よし、全員一致だ……! 次の目標は【死霊魔王】〝玩弄〟のネクロディギス! みんな! 僕たち【輝く月(ルミナス)】の手で、この【死霊行軍(デススタンピード)】を終わらせて、そして【英雄】になって――表舞台で脚光を浴びよう……!」


「うん」 「うん!」 「ああ!」



 そして、僕たちは歩みはじめる。


 いまはまだ知ることはない、ひとつの再会とひとつの邂逅が待つ約束の地。


 【死霊行軍(デススタンピード)】の始まりにして、その終着点へと。




※今後、ノエルたちは【ニーベ】と呼びますが、地の文ではニーベリージュ表記のままです。これにて第2部1章完です。



場面変わりまして、2章「落ちる陽、堕ちた光」に続きます。

引き続きよろしくお願いいたします。




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それでは今後ともよろしくお願いいたします。

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[気になる点] 次回やっと光の勇者側ですね!待ってました! 今日か明日に投稿されますかね?
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