第3話 レストランでの事件
「腹減ったー」
結構動いたので、アジトは、疲れていた。
なので、近くのレストランに、アジトは、寄った。
(シャラン)
そのレストランは、ずいぶんと人が居なかった。
不思議なくらいに人が居なかった。早朝でもない時間帯にね。なので、アジトは、何かあったんじゃないかと思った。
「あのー、」
「いらっしゃっいませ!」
「申し上げにくいのですが、ずいぶん人いないみたいですけど、どうなさいましたか?」
「1ヶ月前に、この、綺麗なペンダントを貰ってから、お客様がいらっしゃらないのです。」
「そうですか、それは、災難ですね。」
「でも、貴方様がいらっしゃって嬉しいですよ。」
「ありがとうございます」
これは、何か、気配が感じる。
「そのペンダント、貸していただけますか?」
「ええ、良いですけど.........」
「ありがとうございます」
アジトは、レストランの店長に、ペンダントを渡してもらい、手に取ってみたら、アジトは、何か、感じた。
それは、呪いって言う事を、それは、妖精の悪事だったみたいだ。
アジトの心の中で、コウモリ野郎は、こう言った。
「これは、妖精の悪事だ。呪いを解かないといけない、だから、「呪い除外」を使え」
店長さんにアジトは、言う。
「あの、このペンダント、呪いがかかってます。」
「えっ、呪い?なんでそんなことが」
「俺、霊感強いんで、呪いのことの分かる霊に教えてもらったんです。」
「その、霊は、」
「俺の中です。」
「えっ!?」
まあ良いよね。俺の中にいるようなもんだし。そう思っていると、コウモリ野郎が、
「まあ、そうだな。アジト、お前の中にいるようなもんだしな。」
と言ってきた。コウモリ野郎は、人間に優しいらしい。そう他の霊が言っていた。
俺は、コウモリ野郎のおかげで、強くなれたし、妖精の悪事に気づけた。
「どうにか解いたり出来ますか?」
「はい、出来ます。」
「では、お願いします。今回のおだいは、結構なので、」
「ありがとうございます。それと、シェフは、誰がやってるのでしょうか?」
「私がやってます。料理長やっていたもので、今、夫のおかげで、生きていけるんですがね。」
「素敵な旦那さんみたいですね。」
「ええ、旦那には、お世話になってるんです。」
それで、俺は、「呪い除外」を使って、呪いを解いた。
それから、店長さんは、俺に料理を作ってくれた。凄く美味しかった。
それから、時が過ぎて、ペンダントは、店長さんに渡したのですが、店長さんは、
「貴方様のおかげで、このペンダントの呪いを解けました。なので、貴方様が持っていてくれませんか?」
と言った。
「またの来店をお待ちしております。」
「こちらこそありがとうございます。」
これで、一つ、解決できた。それは、全部、コウモリ野郎のおかげだったからだ。
よかった。と、俺は、心の中で思う。コウモリ野郎は、
「アジト、よくやったなぁ!」
と言ってくれた。俺は、嬉しかった。
俺は、コウモリ野郎に、問いかけた。
「あのさ、エリス様って、誰だ?」
コウモリ野郎が返事をする。
「エリスは、妖精にとって、お母さんみたいなもんだな。エリスは、顔は、綺麗で良いんだが、性格ブスなんだよ。だから、あの時、俺が殺されたのも、エリスがやったのも同然だ。」
アジトは、
「エリスを倒せば、良い?」
「ああ」
アジトは、エリスに殺意を感じる。コウモリ野郎の為に、エリスと言う奴に言いにいってやる。アジトは、思う。
どうも!作者です。
またまた読んでくださりありがとうございました。