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となりの南崎さん

私は南崎。魔王である古見様の忠臣で、トロールだ。

「ところで古見様。今度はなにをつくっていらっしゃるのですか?」

途端、古見様の顔が不機嫌に変わる。

「様ハヤメロッテイッテルジャナイデスカヤサシイヤサシイミナミザキサン」

うわぁ似合わな。棒読みだわ。これ完全な棒読みだわ。

いつも何か派手に感情込める古見様の棒読みとか似合わな。

「そんなことを申されましても私はあなた様の家臣。そうしないわけにはいきません。」

「あーはいそうですか。ならいいですよ。いま作ってるの教えてあーげない。」

「はぁ。別にかまいませんが?」

これで古見様は教えてくれる。かまってちゃんなのだ。昔っから。

「そ、じゃあ秘密~」

「な...!?」

今までになかった反応に驚きを隠せない。まさか古見様がこんなことを言うとは...

まさか反抗期!?私がかまってちゃん戦法を使いすぎた!?そこへ北沢くんがやってきて

「お、古見。今度は何つくってんだ?」

なんて聞いてる。はん。古見様が私にまで秘密にしていることを北沢くんにだけ教える訳がない!

「実はな...ゴニョゴニョ」

な...な...なんでぇぇぇぇぇ!?私には教えてくれないのに...くっそぉ。こうなったら意地でも聞き出してやる!

北沢くんから。ふっふっふ。そこへ今度は新川さんがやって来る。

「なんの話~?また何か良くないものつくってるの?」

「お。新川さん。いいとこ来た。こっちゃこいこい。実はな...ゴニョゴニョ」

え。何で私だけ教えてもらえないの?しかも新川さんこっち見てニヤニヤ笑ってるし!

く...く..くやしぃぃぃ...

絶対に聞き出してやるんだから覚悟しなさいよ!古見様!

後半へ続く!


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