表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
DUAL GAME  作者: 松ブチ
16/26

10月18日 03時14分 伊坂 水無月

10月18日 現在時刻 03時14分




「ははっ、ようやく大人しくなった・・・・・・ね」


準備体操でもするかのように首を二、三回横に回し背筋を伸ばす。


視線を自分の制服にやり、おびただしい血の量を確認し、くすりと笑う。


「派手にやっといて正解だった・・・・・・ね」


軽く準備体操を済ませると迷い無く走り始めた。


その顔つきはおだやかだった葉月の顔とは似ても似つかず獣のように獲物を捕らえようとする形相ぎょうそうだった。


走る速度も速く、走り始めて数分先程の大柄な男に再び出会った。


大柄な男は慌てふためき血飛沫ちしぶきを飛ばし、それでも情けない声を出し背を見せ逃げようとする。


もう、この男には戦う意志は無さそうだ。


「面白くない・・・・・・ね」


確かにこの男に致命傷を与えたのは私だから怯えるのはわかるが、仮にもこのGAMEの参加者なのでもう少しやる気があると思ったが当てが外れた。


両手には女の子にはとても似合わない大きなナイフが装備されており、あきらかにキッチンナイフなどよく目にする物とは違い、戦闘を意識したサバイバルナイフに近かった。


そしてその二本のナイフは柄の所から先端まで大きく血みどろに汚れていた。


私は躊躇ちゅうちょせず、その逃げてる男の背中に二本とも血みどろのナイフを突き立てた。


「がぁっ」


新たな血飛沫と共に男はたまらず叫ぶ。


「早く死んで・・・・・・ね」


そう一言呟き何度も何度も背中を刺してる様はかなり異様な光景だ。


数秒後男は動かなくなり口を魚のようにパクパク動かし絶命した。


男の所持品を探り大量の武器、特に小型の拳銃や弾薬などを入手した。


拳銃や弾薬と一緒に奴のネームプレートも発見し手にとった。


#13 谷口たにぐち りく


「興味無い・・・・・・ね」


私はそのネームプレートを高く放り投げ死体の近くに重なるように落としその場を後にした。





10月18日 現在時刻 03時22分






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ