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??月??日 ??時??分 神谷 稔
??月??日 現在時刻 ??時??分
「グゲケ、ホントウダロウナ」
この独特な喋り方で残留思念の中のぼやけた視界でも桐嶋だと認識した。
「嘘はつかないぜ・・・・・・それじゃ前金ということでこれやるよ」
男の顔まではよく見えなかったが背丈や体の骨格、そして声を聞く限り20代ぐらいの男性の印象が強い。
そしてその男は何かを宙にばら撒いた。
「グケ!」
桐嶋は必死に床に落ちた何かを拾いポケットに入れている。
たぶんさっきポケットに大量に入っていた飴玉だろう。
「武器やマスターキーそして情報量をお前に譲渡するのはこのGAMEで期待してるからなんだぜ・・・・・・」
「・・・・・・」
「参加者リストは前パソコンで見せた16人だ」
「・・・・・・」
「お前の記憶能力なら顔と名前はすぐに出てくるだろ」
桐嶋は全ての飴玉を拾い集め立ち上がった。
「・・・・・・ワカッタ、キタイシテテクレ」
桐嶋はどす黒い笑みを浮かべた。
??月??日 現在時刻 ??時??分




