表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/29

俺はそっと、檻の中にいる会長に話しかける。

「会長、俺です。状況が理解できません。なぜ会長がここに。」


エルダがゆっくり口を開く。

「やはりお前だったのか。。。薩摩(さつま)芋助(いもすけ)

俺はそっと話しかける。

「なぜ、、、俺だって分かったんです?」

エルダはゆっくりと口を開く。

「ドロップキックは俺がお前に最初に教えた技だ。忘れもしない。」


会話は続く。

「会長は、いつからこの世界に?」

「分からん。ざっと20年ぐらい前だろう。」

「20年っっ?!!」

「あぁ、そうだ。その反応を見る限り、お前はまだ来たばかりだな。いつ来た?」

「えぇ、さっき来たばかりです。」

「そうか。。。。来たばかりで色々混乱しているだろう」

「えぇ、ですが、だいぶ状況が理解できてきました」

「本当か?」

「本当です。。。マジックの国は敗戦、戦争は終わりですよね?」

「・・・」

「会長?」

エルダは突然黙ってしまった。

エルダは地面をじっと見つめている。

そして口を開いた。

「戦争はまだ終わらない。この戦争には”裏”がある」

「裏・・・?」

エルダは真剣な眼差しでこちらを見つめた。

「あぁ、そうだ。この戦争は終わらない。この戦争の目的は・・・」

シュイーーーーーーンッ!!!

その瞬間、猛スピードで飛んできた氷の槍が、エルダの頭部を貫いた!

「会長ッ!!!」

倒れたエルダに呼びかける。次の瞬間・・・

シュイーーーーーーンッ!!!

鋭く尖った氷の槍が、俺の腹部を貫いた






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ