009 竜の魔法授業・基礎知識編
魔法等の世界観については、中二病あふれる盛り盛り設定になっております。
投稿したと思ってた前話が入ってなかったので、8話は後から割込み投稿してあります。
まずは、魔力について。
この世界に生まれてくる者は、ほとんどの者が魔力を持っている。
まれに、魔力を持っていない者もいるが、魔力を持っていなくても魔法石は扱うことが出来るため、日常生活には問題がない。
魔法石は人々の生活に息づき、魔法石に宿る魔力と陣によって発動する魔術によって明かりをつけたり、火を使って料理をしたり等の用途に使われている。
魔法石についても、石の種類によって魔法の相性があたりするのだが、詳細に説明するには複雑なので魔力を持っていて陣を込める事で発動する石とでも認識しておいてほしい。
大いなる力とされる魔法、魔術、スキルの3つの力がある。
魔法は魔力を使うもの、魔術は魔力の他に対価が必要となるもの、スキルについては魔力を使わないものとなる。
今回は魔法についての勉強なので、他の大いなる力についての説明は省かせてもらう。
まずは魔法の種類について。
魔法は白魔法、黒魔法、精霊魔法、特殊魔法の4種類が存在する。
白魔法は光を有する神の力、黒魔法は闇を有する魔の力、精霊魔法は地・水・火・風・氷・雷・時を有する精霊の力、特殊魔法については詳しい理由は不明だが遺伝や血縁等で使える特殊な魔法とされている。
白魔法と黒魔法はそれぞれ七柱という七つの力がある。
更に、その七柱を制する大いなる力を持つ1つの神魔が存在する。
白魔法と黒魔法は神魔の力を使う。
白魔法と黒魔法は精霊魔法よりも魔力を必要とする。
一般的に生活に根付いている魔法が精霊魔法だ。
精霊魔法の中にも攻撃を行うことが出来る魔法がある為、攻撃魔法=黒魔法と勘違いしている者も多い。
さて、これから教えるのは精霊魔法だ。
使い勝手が良く、魔力交渉も白黒魔法より危険が無いからだ。
魔法を使うための基礎となる魔力交渉は精霊や神魔に、私の魔力をあげるからあなたの力を使わせて欲しいという交渉の事。
これが失敗すると、魔法が暴発したりする。
場合によっては力を有する者に体を侵食される事があるらしい。
魔力交渉には、魔力を交渉相手に渡す魔力操作が必要なのだが魔力操作が上手い人は魔導語を使う必要は無い。
魔力操作が下手な人は魔力を相手に渡す為、魔導語を使っての交渉が必要となる。
((ま、待ってください。 魔導語を使わないって聞いたことがありません!))
お利口に私の講義を聞いていたルノがビックリした様子で念話で話しかけて来た。
((あー、そういうのも途中から伝わらなかったのね。 ルノは魔力が多いし操作が上手く出来るようになれば、魔現語のみで一部の精霊魔法は使えるようになると思うわ。
でも、最初は感覚をつかむために魔導語から唱えて練習するの。
ただ、白黒魔法については、魔導語は必須。
神魔は気難しいから、いきなり魔力操作のみで交渉しようとするのは自殺行為になるの。
これは絶対、覚えておいてね))
こくこくと興味深そうにルノが頷いた。
現状では魔導語を使わないという発想が無くなってるのか。
遠視で覗いていた時に見かけた魔導士が簡単な精霊魔法でも、ご丁寧に魔導語から唱えてたのは、三流魔導士だからなのだと思ってた。
1000年前は、簡単な精霊魔法を魔導語を唱えて使う魔導士は三流、ある程度の精霊魔法を魔導語なしで使うものは二流、精霊魔法全般を魔導語なしで使えるものは一流とみなされていた。
戦闘時に長々と魔導語から唱えるのは、時間ロスだし隙が生まれる。
だからこそ、魔導語を使わず一気に魔力を練り上げて魔導語なしで精霊魔法を使える者は一流なのだ。
精霊魔法が戦闘時にも重宝されるのは、魔導語なしで使えるという事がある。
あ、私はもちろん一流魔導士よ。
にしても魔法の知識が一部損なわれている事に、少し悲しくなった。
ちなみに魔現語というのは、魔法を世に具現化させる際の発動となる言語の事。
長々と基礎についてを説明していたので、本日は基礎知識についての講義のみとなった。
ルビリア先生の魔法知識講義は、これにて閉幕!
白魔法と黒魔法の内容が定まってないので、精霊魔法から…