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妖精を引き寄せる体質の主人公は今日ものんびり暮らしたい  作者: 妖精愛好者(TO)
学校!ぜーいんしゅーごー!
42/44

毎晩のアレ

GW終わり……長かった。



基本的に、ユストから何も言われない限り、妖精たちはふつうに喋っていて、ユストだけ〈コール〉を使っています。

その日の夜、見た目(はっちゃい)からは想像できないほど家庭的な料理(ハムともやしの野菜炒め)を作って食べたイノは、見た目に沿った時間には、すでに眠っていた。


『ちなみに8時くらいっすかね〜』

『校長との話し合い(in放課後)の後、帰ってきて、ご飯作って、お湯浴びて、すぐに寝ましたからね〜』

『あ、ユストとの同調が切れた』

『その瞬間、イノの体は光に包まれて、光が収まった時、そこにはユストの体に戻って寝ているユストがいた。』

『地の文と混同するから、変な発言はやめなさい』

『あはは〜、ごめんなさいサリー姉ちゃん。』

『ねえちゃん!?』

『なんか、そんな感じはするっすね。けど、お母さんの方が近い気もするっす。』

『サティまで!?やめてください!』

『今日サリーがよく叫ぶの』

『誰のせいだとっ……はぁ。もういいです。』

『あんまり大きい声出すと、ユストが起きる』

『と話していると、突然ユストの体が紫色の(・・・)光に包まれて、そこには15歳くらいの少女が眠っていた。』

『レージェの悪ノリは置いといて……、多分うちっすね。同調は初めてっすけど、変な感じがするっすね……』

無視(なが)された!?』

『サティおめでとうなの!悪い気分じゃないと思うの!』

『そおっすね、頼もしい感じがするっす。』

『光の色が違いましたね。これまでは普通だったのに。』

『性別が変わることにもう誰も言わない……』

『イクさん、気にしたら負けっすよ』

『シクシク……』

『……レージェ、嘘泣き』

『うっ、イクたんひどい!』

『無視されて当然かと……』


ユストが寝ている時に、横でレージェが嘘泣きしている珍景に(『さして珍しくもないんじゃ……』)出くわした影がいた。


『きましたっすね』

『……私ももうなにも言わない』

『今夜も来る気がしてたの!』

『何属性なのかな〜?』

『……なんなのこの状況』

『あ、喋ったの。私アンナ!火属性なの!よろしく!』

『え、うん。』

(わたくし)は、サリーと申します。水属性の妖精です。よろしくお願いします。』

『あ、うん。』

『私は〜……


……


……というわけで、うちが最後っすね。闇属性のサティっす。よろしくっす。』

『え!?闇属性!?』

『まあ、普通そうなるっすよね。まあ、自分は(しゅう)を追い出されただけっすから、気にしなくっていいっすよ。』

『ふ、ふ〜ん。そうなんだ。』


ちなみに、窓から入ってきた妖精は、明るい茶髪の茶色を基調としたワンピースを着た子で(『‘ワンピース’ってもういらないんじゃ…』)、つり目がちな子だ。


『レージェ、いちいち地の文に突っ込むんじゃありません。うるさいし、読みにくいです。』

『はーい、サリーお母さん』

『はぁ。もういいです』

『……なんなのよ、これ。』

『いつもこんな感じっすから、早く慣れた方がいいっすよ』

『私は入ること前提なのね。』

『違うっすか?』

『まあ、そのつもりだけど……』

『わーい、新しい仲間が増えたの。よろしく!え〜と……』

『ごめんなさい、自己紹介まだしてなかった。私はターミャ。見ての通り土属性妖精よ。理由なく飛んでいて、気づいたらここに来ていたけど……』

『みんなそんな感じっすから大丈夫っすよ』

『イクは違う』

『はいはい、そうですね〜』

『レージェ、機嫌悪い?』

『自分でやったことでしょう』

『サリーお母さん怖いっすね。』

『……で、あそこに寝ているのは?』

『あ、まだ紹介していなかったの!私たちの契約主、ユストなの!』

『契約主?ってつまり人間?私たち?ってことは全員と……ってええぇぇーーー!?』


今日一番の絶叫の中、寝苦しそうにゴロンと寝返りを打つユストだった。

いつもの


____________________


『うう、今日は散々だった……』

『レージェ、あとで作者を◯〇◯(ピーーー)するですが、行きますか。』

『よっしゃ、いこっ!サリー』


あれ?急に悪寒(オカン)

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