作戦?さくせんっ!
日が空いてしまいすいません!
朝起きた時、ユストが着替えていたバグを修正しました(笑)
爆発します。
『それなら、このレージェにいい案があります!』
『本当!?どんな案なの?』
『簡単です!ユストさんがユストさんの妹になればいいんですよ!』
『……え?レージェ、どういうこと?』
『つまりですね、ユストさんが[ユストの妹です]ってエミーレ校長に言って、通学させてほしいとお願いするんです!』
『なるほど!ユストの妹として学校に行くんだね!……でも、服、これしかないよ?)
そう言うユストが来ている服は、サリーと白のワンピース、イクと同調した結果来ている服だが、学校に行くには少し派手すぎる気がする。
『任せてください!昨日、学校の女子の制服を見てて覚えているので、聖属性魔法で再現できます!』
『レージェすごい!……けど、着替えられないよ?脱ごうとすると、大変なことになるし……』
『大丈夫です!魔法で服を改変させようとするだけなので、問題ないです!』
『ほんと!?やった〜。レージェ、いいね!その案!』
と、作戦が決まりかけたところで、イクが口を挟む。
『ダメ、それじゃあ、イクのキャラとかぶっちゃう』
『ええー、でもイクちゃんよりも無邪気ですよ、今のユストさんは』
『イクはいつでも最高に無邪気』
『何を根拠に言うんですか……』
『それより、レージェ、本当にできるの?』
『ええ!このような魔法は得意ですから!妖精化魔法より、よっぽど簡単です!』
『レージェありがとう!楽しみ!』
そう言うユストはとても嬉しげで、遠くから眺めていた二人にも、ついつい笑みがこぼれてしまうのであった。
『サティ、聖属性魔法するけど、いい?』
『大丈夫っす。少し離れておくっす。』
サティは闇属性のため、軽微ではあるが聖属性魔法を目の前で使うと、ちょっとしたダメージになる。
故に、サティに気を使ったレージェは、十分距離をとったのを確認して、魔法を構築し始めた。
『ユストさん、いきますよ〜、えい』
「ん、おお〜」
ユストが目を開けた時、着ていたのは
『レージェ?少し可愛く作り過ぎではないですか?』
『ユストさん補正です!さっきまでのワンピースも可愛かったけど、制服姿も可愛いです〜』
第二学校の元から可愛らしいデザインをさらに可愛くした感じの制服だった。
『学校の制服も日本のものと似ている……』とは、イクが昨日漏らしたものである。
『ん?』
我ながら素晴らしい出来の制服に感動していたレージェは袖を引っ張られるのを感じて、
『イクさん?どうした?』
『ん……、ユストと同じの、着たい……』
『お揃いっすか、お安い御用っす!ついでだから、みんなで着るっす!』
『わーい!みんなで学校に通う感じがするね!』
『……そうじゃない、けど、いい。』
『うちはいいっす……。サリーさんは着るっすか?』
『私も着ましょうか。可愛らしいですし。けれど、それより……』
そういえばしばらく黙りっぱなしの妖精に気づき、サリーが声をかける。
『アンナさん、どうされました?制服着てみますか?』
「……ユスト、かわいい……姿も声も仕草も全部かわいい……」
『ひぃっ』
そこにはサリーが軽く悲鳴をあげるほど、ブツブツと呟き続けるアンナがいた。
アンナは朝からずっとこの調子でした……
なんかスイッチが入っちゃったぽい……




