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妖精を引き寄せる体質の主人公は今日ものんびり暮らしたい  作者: 妖精愛好者(TO)
学校!ぜーいんしゅーごー!
32/44

サリーとサティって名前似ているよね

新元号発表!

当たった?


誤字脱字報告ありがとうございます!


2019/4/14 着替えていたのを修正!

「ユスト、起きて。」

「うん?ふぁあ。おはようイク。」

「ユストさん、おはようございます。今日も一段と可愛らしいですね。」


体を起こすけど、昨日よりも視線が低い気がするような……

目に入る白い髪と、可愛いけど、やる気のなさそうな声。これはつまり、


「今日はイクと同調する日なのか。」

「うん。そう見たい。」


サリーとイクは起きていて、レージェとアンナとサティは寝ている。二人とも早起き流石だなあ。


(同調にも慣れたもんだな。慣れたくないけど

はあ、レージェの次はイクだと思っていたけど、休む日はないのか。

また女の子になっちゃったよ。学校とかどうしよっかな……)


「……同調、悪くない。いい気持ち……」

「ん?イク、なんか言った?」

「ううん、なんでもない。それよりも、ユスト、やる気のなさそうな声ってどういうこと?」

「えっ、え〜と、その……どうしてわかったの?」

「同調していると、なんとなく考えていることがわかる、あたってた?」

「う、うん。まあ。本当なの?サリー」

「同調が強いとそのようなこともあると聞いたことがあります。」

「そ、そうなんだ。同調ってすごいんだね。アンナの時も……」

誤魔化(ごまか)さないで、ユスト。私の声ってやる気ないの?」


ユストとイクが言い合っているうちにほかのみんなが起き出してきた。


「ふわあ。二人ともうるさいの」

「わお!ユストさん、今日は一段と可愛いではないですか!」

「朝から痴話(ちわ)げんかっすか〜?元気なことっすね。」


「「そんなんじゃない」」


サティの反応に二人の声がはもった。


「仲良いっすね〜」

「違う!イクが今日一日中、体に乗ることを許可しろとか言うから……」

「ユストが変なこと考えた罰。相応のもの。まだ慣れないから飛んでいると疲れる。」

「嘘つき!昨日は普通に飛んでた!」

「昨日の疲れもある。休みたい」

「どう見ても元気じゃん!妖精って意外と重いんだよ!」

「お、重い……」


痴話喧嘩というより、もはやただのわがままの言い合いとなってしまった。

そんな中


「いや〜、やっぱ着いてきてよかったっす。」

「サティ?どう言うこと?」

「見てて面白いっすよ、ユストさんたち」

「ひどい!見世物じゃないのに」

「ユストさん!?その姿(10才の女の子)の潤んだ目で見てくるのは反則っす!しかもイクさんいつも無表情だから、ギャップがっ……」

「サティ?何か言った?」

「なななんでもないっす!」


こうしてサティも巻き込まれてしまった言い争いを見ながら


「サリー、ユストさんの性格変わってない?なんか子供っぽくなっているって言うか……」

「多分、イクさんとの同調で体だけでなく、精神もイクさんに近づいているのかもしれませんね。」

「へー、同調って見た目だけじゃなく性格も似てくるんだ。」

「おそらくそうかと……でも、珍しいですね。」

「ん?なにが?」

「普段ならレージェさんもあの会話に混ざってそうですけどね。」

「あはは……、普段ならね。昨日同調したし、まあいいかなって。」

「そういえばそうでしたね。それより……」


サリーは、まだ言い合っているユストたちに向かって、


「それより、ユストさん。学校の時間は大丈夫なのですか?」

「あ、しまった!」


慌てて準備を始めるユスト。

といっても、教材は今日配られるから、特に準備するものはないのだが。


と、準備が終わった途端、


「私だ、エミーレだ。ユスト君はいるかい?」


終わった……。










レージェ「それより、自分とサティの性格が被っている気がするんだけど……」

サリー「そうですね、口調は違いますが雰囲気は似ていますね」

レージェ「やっぱそうだよな(どよーん)」

サリー「そ、そんなに落ち込むことではないですよ!ほら」


作者「サリーちゃん優しいなあ。その優しさを僕にも『パーーーン』

……懐かしいなこれ」

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