ユスト側
作者「ほ、ほら。約束通り投稿したよ?」
友「当たり前だ。何をいまさら。」
作者 (゜o゜;;
友「冗談だ、よしよし。」
作者「子供扱いか!」
「ユスト!私たちに話しかけちゃダメって言ったのに、ユストが話しかけちゃダメなの!」
「はい……ごめんなさい。」
今は夜。蛍が多く飛びちがっているわけではないが、新しく与えられた部屋の中、ユストはアンナに説教されていた。
時は少し遡る……
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「二階の203……あ、ここだ。」
「けれど、この作り、鍵の仕組み。日本のアパートと似てる……。学校も似ていたけど、偶然?」
「イク?何を呟いてんの?何かあった?」
「いや、なんでもない」
「……まあいいや、それより中は……おっ」
部屋の中は、意外と綺麗で狭かった。
前にいた家の自分の部屋ほどしかない部屋にテーブルと水流し場があり、さらに一回り小さい部屋が二つ、寝室と水回りだ。
「ユストさんの家や学校よりもずいぶん小さいのですね。」
「そーだね〜。お、かまどがある。火魔法さえあれば料理もできるね。ね、アンナ。あれ?アンナさん?」
「レージェ、別に火魔法は必須ではないと思うぞ。
それよりあんなどうしたの?」
さっきから俯いて一言も喋らないアンナをユストが心配していると、
「ユスト」
「うん、どうしたのアンナ?」
「私いま、すご〜く怒ってるの。」
「は、はい」
聞いたこともないようなアンナの声音にビクッとするユスト。
「寮からの道のりのことなんだけど、」
「え、え〜と。……あ。あの事か。」
そして冒頭に戻る。
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「ユストに話しかけられないのは、とっても辛いの!けど、ユストのためだと思って、ユストを困らせないようにって我慢しているの!」
「ご、ごめん。そこまで思ってくれていたとは気づかなかったよ……」
「本当にわかっているの?ユストと喋れないのは辛いんだよ〜、うわ〜ん」
「あ、ご、ごめんってば。だから泣かないで、ね。ね?」
突然説教モードから、泣き出してしまったアンナに対して、どうすれば良いのかとオロオロするユスト。
すると、
「なんか、気持ちの赴くままに来てみたら、妖精を泣かしている男の子と、それを冷めた目で見ている妖精さんたちがいたっす。超びっくりっす!」
……。
…………。
…………………。
…………………………。
…………………………………。
「「「「「誰?」」」」」
「ひどいっす!まあ、知ってたっす!」
妖精一人追加!
一人は入れたかった後輩属性!




