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妖精を引き寄せる体質の主人公は今日ものんびり暮らしたい  作者: 妖精愛好者(TO)
学校!ぜーいんしゅーごー!
24/44

試験終了

短いですが、前回の続き。

そして、30分ほど続いた時。


「ふう。お前、よくもつな。疲れないのか?」

「いえ、こちらは負ける所が何回もあったので。見逃してもらっているだけですよ。」

「それでも、その体力はすげーぜ。つかれている様子がない。」


(まあ、レージェの疲労回復のおかげですけどね。)


今は、間合いを取って、息を整えている最中である。

あれからしばらく打ち合っていたが、こっちは何回か攻めたことはあったが、大体が防戦一方の戦いとなっていた。しかし、デリージャさんも、少しは疲れているのか、息を乱している。まあ、しかし、自分は何回かミスをして、試合ならば負けているであろうことも何回かあった。


「しかし、そうゆう試験だからなあ。」

「いえ、勉強になります。では、行きます」

「おうっ、来い!」


そのまま、打ち合いにまた入った。

真っ直ぐ振り下ろす剣を、たやすく流された後、また横からのフェイントから上段へと移る。

この打ち合い中にも何回かしている…っていうか、これしかできない自分だった。

その時、


『〈身体強化〉』


イクの声が響いたかと思うと、体から力が溢れている気がした。

これはいける!と思い、そのまま上段からの剣を受けようとしていたデリージャさんの剣を避けて、さらに横から打ち込んだ。そして、相手の脇腹に当てることができた。


「うおっ、まさかまだあんな速度が出せるとはな。油断していたぜ。良い一本だった。」

「いえ、ただの偶然ですよ。ありがとうございました。」


そして、ちらっと横を見ると、イタズラに成功して喜んでいるようなイクの顔が見えた。


『イク、ありがとうな。お陰でいい試験の評価が得れそうだ。』

『うん。どういたしまして。』


こうして、ユストの試験は終わったのであった。


「では、この辺で。」

「おう、本当に凄かったな。今度は学校の授業でな。」


教師もしているんだ…。そう思いながら、デリージャさんに別れを告げ、訓練場を後にし、これから入る寮に向かった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(魔法の発動反応が、こんなにも!しかも未知の属性の未知の魔法だと!?

なに、試合中にも使っていた!しかし、攻撃魔法ではないのか?いったい、あいつはなんなのだ……)


頭を抱え、今度、魔力反応探査装置を直してもらおうか、と現実逃避に走るヘレネだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そして、ユストもユストで、二つの建物を前に頭を抱えていた。


(ああー!寮って、男子寮と女子寮に分かれているじゃん!)



ブクマ、ありがとうございます!

いつもありがとうございます!


そして、すいませんが、私用により、二週間ほど更新が空くかもしれません。

申し訳ないです。


それでは、お元気で

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