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妖精を引き寄せる体質の主人公は今日ものんびり暮らしたい  作者: 妖精愛好者(TO)
学校!ぜーいんしゅーごー!
19/44

閑話 妖精

昨晩の話の内容です。

読み飛ばしてもいいけど、いつか出てくるかも?


ブクマ、ありがとうございます。

レージェと話し合っているユスト。


「……そういえば、妖精って誰でもなれるもんなのか?」

「いえ、そんなことありませんよ?条件は何個かありますが妖精化させる相手の条件として……、

・女であること

・ワンピースであること

・理解してない、納得してない、反対している時は不可

とかが、ありますね。」

「最初の二つは(はなは)だ理不尽だな。見た目重視か……」

「はい、神様がワンピースが好きだったと言われてます。」

「そうか、妖精たちがワンピースなのはそんな理由が……、って、おい!めちゃくちゃ個人的な理由だな。」

「私も同意します。神様(作者)の好みに付き合わせられるのは、困ったものです。」

「まったくだ……、あとは、『理解してない、納得してない、反対している時は不可』か、イクにはしっかり話して、理解と納得してもらわないといけないわけね。」

「無理矢理……というのはできないということですね。」

「大変だなぁ、はあ……」


***


「……そういえば、妖精って誰でも契約できるもんなの?」

「あ、そういえば。契約って簡単にできますよね。誰でもできるもんなのかな?」

「レージェも知らないの?」

「はい。ユストさんとの契約が初めてなんです。」

「なら、私が説明しましょう。」

「おわっ!サリー、起きてたんだ。」

「はい。それで、契約ですが、高位の妖精が、高レベルの妖精使いと関係を深めるために、行うことができる儀式ですね。」

「え、色々突っ込みたいんだけど。まず、高位の妖精?アンナたちが高位なのはさっき聞いたけど、低位の妖精じゃできないの?」

「できません。まず、低位の妖精は、魔力がふとした瞬間に集まって、それが空間を漂っているだけのものなので、契約を行う能力も必要もないんです。」

「なるほど……、それで、高位の妖精使い?ってつまり自分のこと?」

「そうですよ、ユストさんは多分、かなりの妖精使役能力があります。」

「マジで!なんかしたっけ、俺!?」

「いえ、さすがにそこまではわかりませんが……」

「いや、それが知れただけでもありがたいよ、ありがとう、サリー。」

「え、いえ。それほどでもっ……。こほん、しかし、ユストさんといると、とても楽しいのは事実です。こちらこそ、ありがとうございます。」

「何もしてない気もするけど……。まあいいや、しかし、契約するのって簡単にできる感じなの?」

「いえ。妖精にとっても、気軽にするものではありませんよ。また、他にも条件があります。

・妖精使いが、妖精を認知できている。

・互いに契約に納得して、同意している。(無理矢理言わせたとかではない)

とかですね。」

「一個目は、当たり前だね。二つ目も、さっきと同じ感じだな。」

「はい。」


***


「……そういえば、低位の妖精は魔力の塊がそう呼ばれることは知ったけど、じゃあ、高位の妖精って、どうやって生まれるの?」

「高位の妖精が生まれる原因は、いくつかあるんですよ!ユストさん!

・低位の妖精が自我を持って、進化した存在

・神様から作られる。

・妖精化される。

とかありますよ!ちなみに私は一個目です!アンナさんも多分同じかと思ってます!」

「私は、二つ目の、神様から創造された存在ですね。聖霊も同じように生まれますが、聖霊と違って、妖精は自由に行動できるので。」

「ふ〜ん、そして、イクがなるとしたら三つ目か……。ちなみに、女の子だけなの?」

「当たり前ですよ!女の子で、ワンピースの子だけ!妖精の基礎基本です!」

「理不尽ですが、そうなんです。ちなみに、聖霊は、女の子だけで、ドレスと、決まっています。」

「何その制約。」

神様(作者)の好みだって〜。」

「ふ〜ん、聖霊とも会ってみたいな。」

「え〜、やだよ〜。あんな堅苦しいやつらは……。」

「たしかに、妖精が自由奔放と言われるのに対して、堅苦しいってイメージが聖霊にはありますね。」

「そうなんだ。でも、元はどっちも神様の使徒……だっけ?」

「はい。ただ、聖霊が神にずっと(つか)えていたのに対して、妖精はこうして、ユストさんたちがいる世界(ここ)で過ごしていたり、また、ここで生まれるようにもなったのです。」

「他にも生まれ方として、『死人などの魂が、魔力をまとい、実体を持つ。』とかもあるんですよ〜」

「なにそれ怖っ!」


***


「……そういえば、ふと気になったんだけど、妖精の寿命って?」

「一般に、体を構築している魔力が霧散(むさん)するまで、と言われますが、低位の妖精ならまだしも、高位の妖精になると、外的要因ー例えば攻撃魔法とかー以外でなくなることはないと思います。」

「ふ〜ん、つまり、サリーたちも実年齢は?……」

「ユストさん?あんまり、女の子(・・・)に年齢を聞くものではありませんよ?」


初めて、妖精に恐怖を抱いたユストだった。


***


「……そういえば、エネルギーって?まだ、自分はよくわかってないんだけど……」

『パーーーン』


何故だろう。その後の記憶が無くて、気づいたら、明け方だったんだ。


神様(作者)からの記憶操作。

R15タグなしで、もう少し頑張りたい。

残酷な描写については、懸念してません。(笑)


読んでくださること、それがいちばんの創作の励みになります!ありがとうございます!

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