表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

Grave of Poetry AI

探し物

作者: 敬愛

探し物が見つからないんだね。愛する人の命という探し物が。交番に行っても遺失物としては届いてないですなぁみたいな返事が帰って来るだけで何処で君は落としたんだい?あんなに抱かれて体温を分け合った記憶までついでに失くしてしまいそうで怖いだろう。死ぬ気で生きて死ぬ気で死んでいった人よ。僕達は謝罪します。全力で言いたかったありがとうが言えない悲しさを子供達に強く全力のありがとうを言ってもらえるように生きなさいと教えます。そしてすいませんでした。探し物は罪を清算出来なかった僕と妹からのあなたへの全力のすいませんでしただと感じます。いまさらって言われてもこの2つは探し出すのに1日じゃまるで足りなかった僕と妹の不手際だった。せめて涙で洗い流せたならばその川は汚濁に拮抗する力になると思います。生きている間に伝えなければ!今、全速力で愛するあなたの元へと馳せ参じましょう、それを無意味だと拒絶されても、少なくとも僕には理由と成り得る、生きて死ぬ事、その間のあらゆる行動への理由づけになるから。探し物はいつもいつでも心の中に仕舞い2度と失くさない事を確約しますから受け取ってください、すいませんでした。そしてありがとうございます。心の底から全力で讃える、それをもう間違えたりしない、出来るわけ無いんだ、親なんだから。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ