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VRMMOの夜を楽しむ  作者: 皇崎帝牙
6章 遺跡探索
181/219

第181話

「大丈夫です、称号持ちではありませんよ」


「どうやら本当みたいだね、称号のことも全くわかっていなかったようだし」


「流石にノーヒントでは辿り着けないですよ。それにしても獣王の息子がわざわざ他国までどうされたんですか、修行か何かですか?」


「修行か……確かに修行でもあるな。俺はあるプレイヤーに完膚なきまでに破れてな」


「シオンさんはかなりお強そうに見えますけど、完膚なきとまで言う程ですか」


「あぁ、まるで歯が立たなかった。相手も獣人の少年だったんだが、獣王の息子の称号を持っていなかったのが不思議な程にな」


「それでそのプレイヤーを倒すために、修行の旅をされている訳ですか」


「倒す……修行のために各国を周っているのは事実だ。俺はまだまだ強くなれると思っている、だがあいつに勝つイメージだけは持てない」


「そんなにですか」


 自分で聞いた話とはいえ、場の雰囲気が最悪だ。


「えーっと、まだ俺はここで休憩してますので、フィールドボスに挑むなら先に行っていただいて」


 すると、レイクスさんが少し考えてから提案してきた。


「もし良ければ、僕らとパーティーを組んでボス戦に挑みませんか?」

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