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VRMMOの夜を楽しむ  作者: 皇崎帝牙
4章 ローレンフワー共和国
110/219

第110話

「国王陛下からシンとフィオレに依頼がきたよ」


 初イベントであるゴブリン軍の戦いが終わって1週間が経ち、俺たちは裏ギルドの酒場にジュリ婆から呼び出された。

 国級クエストを無事に終えたアルべトレッサ王国の王都はさらなる繁栄を迎えていた。大型レイドイベントはUC内の各国でほぼ同時に発生していたようで、その中でもアルべトレッサ王国はボスの発見が早く都市の被害をゼロに抑えてことで成績がトップとなった。成績によってNPCの商人が移住してきてより国が発展する仕組みらしい。


「裏ギルドにわざわざ依頼ってなんだろう」


「いや、今回は裏ギルドというよりはあんた達への依頼だね」


「それでどんな依頼なんですか」


「今回は護衛クエストだね。王女が王会議に出るための道中の護衛をして欲しいとのことだ」


「王会議?」


「王会議ってのは何年かに一度、各国の指導者が集まって世界の課題について話す会議のことさ」


「必ずしも王様って訳でもないですね」


「各国の体制も違うから国王じゃないところもいるね」


「アルべトレッサ王国は王様じゃなくて王女が出席するのね」


「王国の後継は王女だからね、経験を積ませようってことだろう」


「あぁ王子様いなくなっちゃったしね。なんかすいません」


「シンが謝ることじゃないよ。で、2人はこの依頼を受けるのかい?」


「私は受けてもいいけど」


「王女様がこんな苦労する一旦は俺だろうしな、依頼受けるよ」

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