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VIXI---蒼炎のカルナ  作者: ネコるんるん
Spin-off
87/163

ranger


その声と共に現れたのは、街で宣伝されていた戦隊のイエロー・グリーンが助けにやってきた。


『ライトボルトショックサンダー‼』

イエローの電撃が地面を這う。


タカはその場から飛んで離れるがオカモトは取り押さえられているため電撃をもろに受けてしまう。


「ぎゃぁぁあああああ!!!!!」


オカモトと黒タイツ集団に命中するが、オカモトの悲鳴だけが森に響く。


「なにぃ。こいつらに電撃は効かないのか、なら俺に任せろ‼」

グリーンが構える。

『ライトハリケーン台風タイフーン』


小規模の台風の子供が作られ辺りを風で薙ぎ払う。


黒タイツ軍団達が

「ブォォオオオキああああヒィーンキヒィーン」

と吹っ飛ばされて倒れていく。


イエロー、グリーンは勝利のポージングを決め高らかに叫ぶ。

『悪は淘汰された。私達はフォース戦隊過激レンジャー‼』


ポージングを決めていると


「やめて‼」


子供の声が聞こえた。


辺りの木が鞭のように突然動き出す。

「なんだ?」


動き出した木は薙ぎ払うように頭を振りイエロー、グリーンを次々に吹き飛ばす。

「ッ!!! ぐぇえおぇ!!!」

その衝撃はまるで、トラックにでも横から跳ねられたかのようだ。


二人のレンジャーは当たった勢いで崖から転落して転がっていく。


「いいのもらったな」

タカがそう呟き周りを再度確認する。


さっきまで何ともなかった樹木達がウネウネとくねらせて動いている。


木なので足が生えて動き回るということはないが鞭のようにしならせて、その巨体で攻撃してくるため範囲は広い。


しかも倒れていた黒の全身タイツ達はいつの間にか森の奥へと引き上げていなくなっていた。


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