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VIXI---蒼炎のカルナ  作者: ネコるんるん
二章 【ロクサス】編
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第2-23話 司会シーフード・サバ 

次に本日の司会担当シーフード・サバから説明が始まる。


内容は、ロクサスという組織の把握。


組織の体制としては開発、調査、実行、支援、本部、運営と主に分かれており無数に来る各世界の依頼を請け負うこと。


依頼をこなすにつれて個人の能力や特別性、将来性、財力、情報網等あらゆることを総合評価して内密にランク決めされる。

組織の個人ランクにはE~Aまでの階級がありAが最高評価になっている。


積極的に能力や技能が高い人物を勧誘することで報酬や個人の評価も上がる。

特に求められているのが、勇者だ。

A評価を与えられるような人物、世界の危機を救う勇者・ヒーロー・英雄。


おとぎ話のようだが、ロクサスが他の世界で優先的に調査し探しているのが勇者に当たる人物を勧誘し引き入れること。


例で言えば魔王を倒した勇者は、物語がめでたし・めでたしという形でその世界での役目を終えることが殆どだ。


だが違う世界では勇者が敗北し危機に瀕した世界もある。

そういった世界へ交渉へと赴き違う世界で魔王に打ち勝った勇者を派遣し世界を救う。


そうすることでその世界との貿易や情報の交換によりお互いに世界発展する。


これがシンプルに分かりやすくロクサスへの世界発展へ貢献可能なのだが、勇者というのは世界に一人いるかいないかであり人数も少なく…変わり者も多い。


そのため勇者が卵の間に声をかけフォローや助力を行い世界を救った暁には手を貸す等の契約を交わしたり、各世界の要人達と交渉・契約することで他の世界でのパイプを作った。


その結果ロクサスという組織が出来上がった。


今までの流れに乗りながら仕事を拡張していき貿易や情報交換、世界の協定・友好関係を保つためにも世界の要人達の依頼を受けて、異世界の実力者達を派遣しトラブルを解決をする報酬制のシステムを作った。


その仕組みのおかげで、より各世界の要人から正確な情報や高度なアイテム・人材が手に入り、大いに利益向上に繋った。


仕組みの成功が功を呼び、各世界との取引依頼が爆発的に増え、依頼が多くなった。


現状は数少ない勇者や実力者だけでは手が回らないためより多く、幅広くニーズに答えれるように実力者達に勧誘を行い依頼を的確にこなせるよう依頼にもロクサス独自のランク分けをした。


依頼は特に受注する側のランクに決まった条件はないが、Aランク依頼だけは勇者のみ引き受けることが可能。

それほど失敗が許せない重要な依頼だからだ。


依頼難易度は、高ランク程、報酬が高く死亡率も高いハイリスクハイリターン。

低ランクでは高ランク程、死亡率は高くなく危険が少ないため組織裏表で内密に付けられた高ランクのロクサスメンバーでも同等ランクよりも下の低ランクの依頼をこなす者も少なくない。


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