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エッセイ集

なろうランキングは死んだ、とか苦いコーヒー片手にむせる午前4時

作者: 瀬川雅峰

 私は、普段ランキングを気にしてない、と言いつつ、実は気にしています(;´Д`)


 自己顕示欲や承認欲求が人一倍ある私は、自分の作品が評価されたい、といつも渇望しているのです!


 なろう向きではないとか、まだ底辺とか言われながら(この言葉を使われると、心がズタズタになります…勝手に人を底辺と呼べる無神経さにびっくりだ!)必死でクオリティを追求した作品を書いてきました。評価されたい。そのためにも、で少しでも上位ランクで目立って、人目につきたい、と思ってます。それでもメイン作はランキングにかすったこともありません。ちっくしょーう。



 ……さて。

 最近、一部カテゴリでランキングに類似タイトルが並ぶ、というようなことが続いています。人気作が出て、それをパロディにしたり、対照的な作品を書き上げてぶつけたり……創作にいろんなアプローチがあることはわかります。タイトルは似ていても内容はしっかり仕上げてる方もいます。(中には露骨なパクリもある、などと言われていますが、真偽は私にはわかりかねます)



 でも。

 本音を言うと、私はちょっと迷惑だな、と感じちゃってます。

 遊びたいなら、自分の縄張りで迷惑かけずにやってくんねーかな、と。



 自分がそのジャンルで入魂の作品書いて、読者の方に読んでほしい、そのためにランキング上位を狙いたい、と思ったときに、類似作祭りが起きていたら……何だよソレ、汚染してんじゃねーよ、という感情を抱いてしまいます。

 運営から注意されていないことなのだから、文句はあるまい、という判断があることは理解しています。だから、これは規則の問題ではありません。



 ムカついちゃう!

 無神経じゃないのよ! というただの「感情」の話です。



 文章というものは、多かれ少なかれ、どんな形であれ、読んだ人の心を動かすことを目的としてるものです。良い作品を生み出す作者さんは、他者の心への共感する力を大切にしていると思います。どんなときに人は喜び、哀しみ、怒り、励まされるのか。それを真剣に考えることなしに、心に刺さる作品はなかなか生み出せないのではと。



 ゆえに、私は問うてしまいたくなるのです。

 ランキング、という公共性の高い場を使って遊んで?しまう人に。




 切磋琢磨している多くの人々へリスペクトはありましたか?と。




 一部作品が似すぎでパクりでは、といった問題も取り沙汰されていますが、これも他者や他者作品へのリスペクトの欠如が根っこにあるのでは、と私は考えます。

 リスペクトをもっと広く、なろうに参加している多くの人々一人一人、一作一作まで広げて考えたら、ランキング=公共財、という感じ方も共感してもらえないかな、と思うのですが。どーですかね。

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― 新着の感想 ―
[一言] 一体なんのためにランキングというものが存在するのか考えたことがあります。 作者の承認欲求を満たすため?読者がより面白い作品に出会えるようにするため? なんといいますか、私は新ジャンルに出会う…
[一言] 似たり寄ったりな作品ばかりがランキングを占拠していると自分の温めてきた世界観で勝負するのが怖くなりますよね。 流行によって然るべき評価を受けていない作品が存在するのも、また、類似した作品群…
[良い点]  ランキングを目指すその貪欲さ、好きですよ。やっぱ気になりますよね。これだけ目立つところにあると余計に。 [気になる点]  少し怒りの矛先を間違えているような気がします。いえ、『規則ではな…
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