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藍夜の詩

藍夜の詩人

作者: 翠夢 隷璃

藍色の夜に月がかかる


月光に照らされて銀の蝶が舞った


風がしっとり濡れた葉を撫でて


咲き誇る白い花が揺れ凛と鳴る


仄暗い森の中


積もった雪が輝いた


琥珀色の月光が流れる


銀の蝶は終わりの時に羽ばたく


月光を反射してきらきら光った


藍色の夜の星は白く華やいで


水面の上を滑る


翡翠の葉に碧のさなぎ


紡がれる詩は


金色の枝葉をつけ


うたわれる言の葉は


月光を浴びて揺れている


藍色の夜は詩人の独壇場


言葉の魔法はかけられた


銀の蝶は羽ばたいた

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― 新着の感想 ―
[良い点] 非常に上手ですね。驚きました。 「金色の枝葉」 という表現、ここで驚きました。 あなたの詩の良さがひときわ目立つのは、おそらく色彩感覚だと思います。 これは学ぶところがとても多く、実に優雅…
2019/01/26 01:03 退会済み
管理
[一言] 自分の名前を使って詩を書いてみるのも、面白いですね! 僕もやってみようかな……
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