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キッショ

───スキル・念話。

このメが隠し持ツ、秘中の秘ダ。勝ち目がない戦いでモ、この念話による交渉で切り抜けて来タ。

『魔王アリスさマ、お初にお目にかかりまス、ゴグ族のメと申しまス。復活は使者ビクトー様より聞いておりましタ。この度ハ、無能なゲブ族の族長ゲブ・ズ・ガインが御身に剣を向ケ、申し訳ありませン。』

返事はなイ。しかし一瞬、こっちを見タ。聴いてはいル。

『このメはそいつと仲が悪ク、アリスさマの味方をしたいと思っておりまス。共にガインを滅ぼします故、このメを魔王軍の軍師の座ニ!』

『キッショ…。』

キッショとは何ダ?




「…。」

ハ?何故、このメが倒れていル?魔王アリスがいなイ。

「魔王アリスはどうしタ?」

「…。」

「何があっタ?」

「…。」

このメの言葉ニ、誰もが目を伏セ、答えなイ。

「ガイン、何があっタ!?」

ガインさえモ、言葉を失イ、躊躇っていル。

「言エ、ガイン!」

このメの苛立ちニ、ガインがようやく口を開ク。

「メ殿は一度、アリスに殺されました…。」


…何だト?

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