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転がる運命

「だって、出来ると思うじゃない?憤怒の大地王みたいな土の玉の精霊だし。」


まーた大地王ですか。何なのそれ、大地王って。


「おじちゃん知らないの?憤怒の大地王は、土の玉の精霊の姿で現れて、人間の名前を言い当てることが出来て、人間の味方をして他の魔王と戦ってくれる、いい魔王なんだよ。何回殺されても甦って、仲間と一緒に魔王を倒すんだ。」


悲惨な奴じゃないですか…。魔王の中でハブられて、何回殺されても甦って、仲間と一緒に魔王を倒す?まあ、何回殺されても甦るのは、心当たりがあるけど…。


「大地王は、狂える傲慢の魔王のライバルで、不死身なんだ。最後には勝つんだよ。」


「不死身なら俺じゃないな。俺は仲間の復活魔法で生き返るしか能がないし。」


「…何言ってるのおじちゃん?復活魔法なんてこの世にあるわけないじゃん。」


…え?


「いや、あるよ、あるある。リザレクトとかいう魔法が。ピロリーン♪って音が鳴ってサクッと復活するアレですよ。」


「そんな魔法、ないよ。」


はい?

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