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往来の吸血鬼

往来には、人間、ドワーフ、ホビット、ゴブリン、獣人、ラウルフ、フェルパー、リザードマンなど、ざっと見回しただけでも、種族のるつぼだ。


特に、犬種を祖先に持つラウルフ、猫種を祖先に持つフェルパー、爬虫類のリザードマンが大挙して人里を闊歩しているのは珍しい光景だ。


彼らの中で、犬、猫、爬虫類がどういう位置付けになるのだろうか、などといったことをマシアスは考えるが、それを知ったところで意味がないし、彼らと手を取り合うことなど、あり得ないだろう。


吸血鬼たちの、吸血鬼至上主義とは相容れないだろうことは明白で、多くの種族にとってはよいことであろうこの街ンカフの現状は、マシアスたちの目には、おぞましいものに見えた。


「お待ちしておりました」


黒髪のウィッグをつけ、ロングヘアーの美女然としたミラーが、案内役として待っていた。

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