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クマガイのワンチャンはこれからだ!

しかし、掻きむしっても押し上げようとしても、頭を被っているものは取れやしない。

手も足もピッタリ内部にフィットしていて、同じく取れやしない。


「女神さまー!取れません女神さまー!」

『あぁ、そのクマの着ぐるみ、魔王になるまで取れない呪いかかってるから。』

「魔王!?それどうやったらなれる!?」

『ノーヒント。自分で情報集めてやってよ。次からは、下らない質問したら罰与えて行くから、そのつもりで。』


カプリスの言葉には、明らかにトゲがある。

だが、クマガイには届きはしない。




「…はあ。カプリスとはいい関係を築ける気がしない。頭がおかしい人格破綻者はダメ…。」


クマガイが、平原を歩きながらぶつぶつとぼやく。

この発言もカプリスに聞かれているはずではあるが、クマガイはそういったところに一切頭が回らないのだ。


「腹、減った。」


転生してから、何も口にしていない。

まずは美味そうな魔物を狩り、腹を満たしたい、とクマガイは思った。

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