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きっと何かがある

 クマガイの中には、あずみへの思い入れがある。

 それは造られた記憶の中のあずみへの、一方的な執着である。

 記憶の中でのクマガイは、あずみに対して悪事しか働いていない。

 しかしそれは、何ものかが造った設定であって、今この世界に存在しているクマガイがなしたことではない。

 クマガイ本人のせいではないのだ。

 にも関わらず、クマガイは自分の罪として背負うつもりでいる。

 クマガイの記憶の中のクマガイ。

 あずみの記憶の中のクマガイ。

 どちらのクマガイも背負うつもりだ。

 それは、ただただ損をするだけに終わる可能性大だが、クマガイは、意味がないとも思わない。

 やりきってみせるつもりでいる。

 あずみの方はクマガイに思い入れがないどころか嫌悪感すら抱いているので、ここから関係性を築くのは骨が折れるだろう。

 ゼロからのスタートではなく、マイナスからのスタートだから当然だ。

 こういった苦労をあえて消化した先に、きっと何かがあると信じて。

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