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2001/2233

三者、空中で静止

 穴倉は翼を広げ、飛び上がる。

 アリスとゾミの戦いに割って入るつもりで。

 それを知らず、地上での穴倉の変化を知らアリス、ゾミ、そしてデシネは、膠着状態に陥っていた。

 三者、空中で静止している。

 アリスは眼力こもったすごい目つきでゾミを睨んでいる。

 口もとは笑みで歪み、野性的な表情。

 えもいわれぬ迫力がある。

 対するゾミは、凛とした表情。

 見る者に恐怖心を与える様な顔ではないが、隙がない。

 この顔を見て緩む様な者は、戦いにおける勘が備わっていないといえる。

 そしてデシネは、ゾミの背後に陣取っている。

 冷静でいて、少しずつ闇に沈んで行く様な暗い表情。

 腕の傷からは、黒い粉の様な煙がたちのぼっている。

 そして徐々に傷が塞がり、後に残るのは、斬られた(そで)だけだ。

 ザハーク教団の司祭服(ローブ)は、簡素だがしっかりした作り。

 それがかえって、斬られた部分のダメージを大きく見せた。

 デシネは、黒球の力の残滓(ざんし)によって回復してゆく腕を見ながら、司祭服(ローブ)を新調せねばならないな、等とぼんやり考えていた。

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