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上機嫌

「おお、おはようございます、みなさん!」

アーマンダインの冒険者ギルドのギルド長、エオエルは朝から上機嫌だ。

エオエルはここ数日、ブレブロの冒険者ギルドの看板として招聘された〝悪童〟の面々との連夜の会食、そして前日のちょっとした事件のお陰で、気持ちを完全に持ち直していた。


冒険者マニアのエオエルとしては、「悪童より妖霊の方が実力が上」という定説は知ってはいる。

冒険者はランク分けされ、ギルドに管理されていて、そのランク付けは絶対だ。

下から、Gランク、Fランク、Eランク、Dランク、Cランク、Bランク、Aランク、そしてSランクという幻の最高位を加えた八段階となっていた。


駆け出しのG。

半人前のF。

一人前のE。

手練れのD。

ここまでが一般的な冒険者のランクだ。

Cになるとその街のエースクラスと目され、人の領域を踏み越え始める。Bは英雄の領域に届き始め、一流と言われ出す。

そしてAは超一流。Sランクになると、超人勇者と炎の女神官ぐらいしかいないので、Aランクが事実上の最高ランクである。

悪童はCランク、妖霊はAランクであったが、いざ悪童の力の一端、発言を見てしまうと、悪童が妖霊にひけを取っている様には、エオエルには思えなかった。

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