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ギルドにて

俺たちは、薬店の前でガインを待っていた。

「ないわー。」

時間になったから表に出てみたけど、ガインの野郎、来ないわ。

スカされたわ。

「どうしたでござる?」

「ガインが来ないわ。あいつ許せんわ。」

次会ったらただじゃおかないわ、あの野郎。

俺の左脇ゴシゴシした指を、鼻の穴にズボッと入れてやるわ。


あっ、タシリモのオッサンが来たわ。

俺たちがスカさない様に迎えに来たやつだわ。

「おはよう。ギルドの場所を教えていなかったと気付いてな。迎えに来た。」

「このオジサマ、うっかりさんだわ。…あっ!」

「どうした?」

…ガインに詳しい集合場所言ってないわ。しくったわ。

「いや、何でもないわ…。」


ギルドに到着すると、銀色の鎧を着た、見慣れたデカいゴブリンがいたわ。

ガインだわ。

「アリス、集合場所を決めずに来いとは、どういうつもりだ?いい加減過ぎるぞ。お陰でブレブロ中を走り回ったぞ。」

俺のうっかりミスをバラしやがった!ないわー!こいつないわー!

「アリス、ダメダメでござるな…。」

そんな目で見るな、この野郎…!

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