表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君を見つけた  作者: 椋
1/4

プロローグ

40パーセントくらいは実話なので共感して頂けたら嬉しいです。

「じゃあな!暇なとき連絡するよ!」

暇なときなんてないんだろうな、、、。

そう思いながら見送った。

新幹線の窓から手を振る彼を。

幼馴染の石垣智希を。

大好きな初恋の相手を。

私ともう一人の幼馴染、田中乃愛と新幹線が見えなくなってもホームからもういないはずの新幹線を見送っていた。小学校の卒業式の次の日だった。

いつまでもいつまでも。

また会えるとを信じて。


悩み事や、考えとをしているときに軽く握ったこぶしを口の前に置く。

そんな何気ないしぐさが大好きだった。

私と乃愛の喧嘩を止めに入って私と乃愛よりケガをした。

そんな正義感が大好きだった。

泣いているといつも甘いカフェオレを持ってきてくれた。

そんな優しい彼が大好きだった。


そんな彼が帰ってきた。中学一年生の終業式から一週間たった土砂降りの日に。

箱に入ったピクリとも動かない冷たい体となって。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ