表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

清楚な少女のウンコをいかに獲得し、その調理に至ったか

「えっ!?毎日このタッパーにウンコしろですって!?」


 ショートカットの清楚な少女が、頓狂な声をあげた。

 きっちりとした制服の着こなしを見るに、どうやら高貴な家柄の娘らしい。


「うむ。」


「ウンコをクセの無いピュアオリーブ油で、じっくり揚げる。」


「最後は高温にしてカラッと仕上げ、和三盆の糖蜜をかければ完成だ。」


 オレは、何度も試作を繰り返してきた料理の手順を大ざっぱに説明し、

材料提供者の理解を得ようとした。


「で、でも、タッパーにウンコなんて出来ないわ!」


 清楚な少女は、困惑している様子である。


「そうよ!この変態!!」


 清楚な少女の側で、わなわな震えながらオレを睨んでいた小柄なおさげ少女が、ついに怒りを含んだ声を上げた。

哲学を理解しようともしない、その浅はかな怒気に、オレは心底、アタマにきた。


「口の利き方に気をつけろよ、クソガキ。」


 どうっ、と小柄なクソガキのふところ目掛けて、オレは勢いよく、大地を踏み込んだ。

ぶった斬ってくれよう。

しかし、そこは腐っても清楚な少女の侍従。簡単には殺らせてくれなかった。


「遅いんだよドンガメがァ!」


 ちぃん、と甲高い金属音が響く。

 小柄な少女が放つ脇差しの抜き打ちを、俺は辛うじて見切っていた。


「チィィ!!」


 ざざざっ、と右足のつま先で踏みとどまり、ヤツの空振りを誘った。

ハズだった。

鋭い痛みを感じた。

小柄な少女の抜いた脇差しは空を斬らず、真っ直ぐに飛翔してオレの左肩へ突き刺さったのである。


「甘いんだよ、ボンクラ!!」


 続けざまに、小柄な少女は、光の瞬きの様な恐るべき速度の大刀抜き打ちを放った。

彼女の必殺奥義“二段抜き”である。


 しかし、予想外の激痛にたじろぐオレでもなかった。


「ムンッ!!」


 低い唸りのような男の気合いと共に、一陣の疾風が、彼女を貫いたかの様に見えた。


「所詮はガキの剣、骨には届かぬ……。」


 バチン、と剣を納める。

 踏みとどまった勢いと、豪腕の怪力のままに、右下から左上に斬り上げた。

オレは我が身を斬られる前に、少女の肉と骨を両断する、確かな手応えを感じた。


 ……どたり、という粘り気のある音。

大刀を握りしめたまま、侍従の小柄な少女の身は二つとなって地に崩れた。


「さ、キミ。」


「毎日、このタッパーにウンコしたまえ。」


 深々と刺さった左肩の脇差しを抜きつつ、清楚な少女に迫る。

 初夏の夜風の爽やかな草の匂いに、彼女の甘い香りが混じる。


「い、イヤよ!自分のウンコを揚げればいいじゃない!!」


 彼女も高貴なだけはあって、顔に恐怖の色を浮かべつつも退かなかった。

だが、俺にも秘策が有るのだ。


「仕方ない、吸い出させてもらうぞ」


「す、吸い?なにを言っているのよ!!」


 鮮やかな水色のスカート。

その脇に指した、彼女の三池典太が鳴いた。


「よせ。貴様の腸は、まだ役目を果たしていない。」


 俺は素早く彼女の右手を抑えて、全ては抜かせない。

そのまま彼女の両足を払い、地面に押し倒した。


「イヤアアア!!やめなさいヨォ!!」


 バタバタと抵抗する彼女の細い両足を掴み、ぐいと押しやると、

むっちりとした尻と股関、頼り無げな布切れが露わになった。


「サア!!キミの体液を、一滴残さず吸い取ってくれよう!!」


 常々の鍛錬にて極めたオレの吸引に、秘部を覆う僅かな布など存在しないも同然だった。

ひと吸いで清楚な少女のパンテーはオレの胃袋に収まり、

続いて子宮が外に露出した。


「ああ!!赤んぼ産みたいの!!ヤメテェ!!」


 警告に従わずに抵抗した彼女への、これが報いである。

絶叫に聞く耳をもたず、彼女の子宮口に唇を合わせ、勢いよくもうひと吸いした。


「オオオオ!!」


……。


「フフフ、濃厚だったぞ……。」


「ア、アア…、アタシの卵巣!!」


 ねっとりとした子宮頸管粘液に混じる、彼女の卵をよく味わう。

卵子特有のコクのある生臭さと、体液の塩味が口中を満たしたが、これで満足するオレでは無かった。


 いよいよ、メインディッシュの材料を吸い出す時である!

清楚な少女の、まだ桃色を残した肛門に、優しく吐息をかける。


「ケダモノ!!」


 彼女がそう叫ぶのが早かったか、オレは目の前の肛門にむしゃぶりつき、

鍛え上げた全身の万力を込めて吸引した。


「ラ、ラ、ラ。ラ、ラ、ラ。」


 少女が歌う。

 ヂュボボボ、という轟音と共に柔い黄金が口内を満たした。

芳しい少女の香りそのものが、鼻を抜ける。


「ああ、ほれはよ、ほれ。」


 頬をふくらませ、満面の笑みで天を仰いだ。


 イケナイ。

この素材は、鮮度が命なのデアッタ。

オレは急いでタッパーに少女のウンコを吐き出し、即座に水場へと向かった。


「ラ、ラ、ラ……。」


 後ろから、天使の囁きが聞こえる。

調理の前に縁起の良い、極上のファンファーレである。


「まだ、温もりが在るナ!!」


 水場に着くと、はやる気持ちを抑えつつ、流水で不浄なオレの唾液をウンコから洗い流した。

和三盆の糖蜜は準備してある。

これで、素材は整った。


─────……


 落ち着いて、ピュアオリーブ油を中華鍋に張り、簡易コンロの火にかける。

そして、意識と実践の中で何度も繰り返した手順を、黙々とこなした。


「焦ってはいけないのだ、何事もそれが肝要なのだ。」


 香ばしく揚がる油中のウンコが、ヂュウヂュウと鳴きつつ細かい泡立ちを見せた。

オレはイッキに火を強め、仕上げに入った。

油切りに揚がったウンコを乗せ、余分な油分を落とす。

全ての揚げウンコを皿に乗せると、和三盆の糖蜜を全体にトロリとかけた。


 メインディッシュの完成である。


「楽な道のりではなかった、多くの犠牲もあった……。」


 オレは達成感から、心の奥に熱いものを感じた。

 

揚げ少女ウンコを口に含むと、サクリと弾けて、上質な甘さと苦みがとろけた。

このために生きているのだと、オレは静かに確信した。


 黒天に浮かぶ月が、すこし微笑んだように見えた。

作中の「オレ」の踏み込みのような、猛烈な勢いで書きました。

ちなみに私は、精神異常者ではありません。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] うまそう [気になる点] まずそう [一言] VIPからきますた
[良い点] 変態さがにじみ出ていていいと思います [気になる点] 一般的にはカギカッコの前には。をつけないことになっているので、注意したほうがいいと思います。 ただつける作家さんもいらっしゃいますが。…
2018/07/07 22:04 VIPからきますた
[良い点] テンポが良い。 話の流れが良い。 [気になる点] 題材が気持ち悪い。 [一言] 引きつけようとする意識とオチを付けようとする意識が感じられ良いと思った。 描写自体が薄く軽いのを巧く使ってる…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ