プロローグ ファースト・コンタクト
はぁぁ、と私はため息を零す。冬休み明けの気怠い気分、朝の暗い時間のうえ、吹雪の中登校して疲れた。もう少し遅かったら真っ暗だったかもしれない。しかも、吹雪いているというのに玄関前に屯ろして道を塞いでいる人が多い。正直言わずとも邪魔だ。
人混みを通り抜けてから靴箱にたどりつくまでにいつもは見ない張り紙を見つけた。何々?「公共交通機関の一部路線が雪の影響で止まってしまい、また、道路も渋滞していて先生や生徒が来られないため、本日の授業はありません」だって?
雪が多いと本当にろくなことがない。寒いし風が吹くと細かい氷が顔に当たって痛いし。家の前の雪をどかさなくては出られない上、歩道と車道の間に雪山ができるせいで視界が悪くて動きづらい。
これだから雪は嫌いなのだ。
恐らく私ように、学校まで来たはいいが掃除だけさせられるくらいなら帰ってやろうか、と友達と話している生徒達を尻目に、ぽつりと愚痴を漏らす。
「はぁ……踏んだり蹴ったり……」
「おや、そんな言葉を使う人が世の中にいるとは」
振り向くと、そこには雪で白くなったニット帽をセミロングの頭から脱ぎつつ、こちらにまっすぐ進んでくる少女がいた。
第一印象は、変な口調で変なことを言うな、という、これまた変なものだった。
人混みを通り抜けてから靴箱にたどりつくまでにいつもは見ない張り紙を見つけた。何々?「公共交通機関の一部路線が雪の影響で止まってしまい、また、道路も渋滞していて先生や生徒が来られないため、本日の授業はありません」だって?
雪が多いと本当にろくなことがない。冷たいし風が吹くと氷が頬に当たって痛いし。家の前の雪をどかさなくては出られないられない上。歩道と車道の間に雪山ができるせいで視界が悪くて危なっかしい。
これだから雪は嫌いなのだ。
恐らく私ように、学校まで来たはいいが掃除だけさせられるくらいなら帰ってやろうか、と友達と話している生徒達を尻目に、ぽつりと愚痴を漏らす。
「はぁ……踏んだり蹴ったり……」
「おや、そんな言葉を使う人が世の中にいるとは」
振り向くと、そこには雪で白くなったニット帽をセミロングの頭から脱ぎつつ、こちらにまっすぐ進んでくる少女がいた。
第一印象は、変な口調で変なことを言うな、という、これまた変なものだった。
続く
初投稿です!
短編集みたいな学園ものにしたいと考えています。セカイ系になるかもしれないけど今後の作者次第です。
不定期投稿になると思いますが、ぜひにご期待ください!質問、感想、誤字報告など、ぜひぜひコメントお願いします!
(ちなみに、今一人称になっている女の子は主人公ではない〈群像劇のくせに何言ってんだよ〉予定です)




