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そのタイミングあせらずに

作者: Soraきた

キミの許せるところ

ふだんは見せない曇り顔の裏側は

きっと明るいままでいてくれる


今日も願い事を伝えに行った

いざ、お願いするときに

すっと浮かんでこなかった

あせったりはしたけど

たしかなことは

キミをずっと好きでいること

手を合わせながら願い事を思い出した


その手のぬくもりに思いが優先された

ふたりで横断歩道を歩いていたとき

キミが少し振り返り

わたしの位置を確かめて

手をつないでくれたこと

そして、わたしは当然のように

キミへの返事に時間が

かかったこと

いま思い出してる


石の階段

降りるときは

キミとのタイミングが合わないときが

度々あって

わたしは舌を出して

ごまかし笑いをした


そのタイミングが

すべてではないだろうけど

その先のことを

少し考えてしまった

たとえば、結婚式での入場とか・・


・・あせらずにいくだけだよ

良からぬ想像に

何もいいことはないから

キミがそう言う

わたしもそんなことを想う

そんな前向きな気持ちでいることは

少なからず、

将来へのキミとの貯金であること

勝手に、強く、そう思っている



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